2023/06/15
聖剣伝説2 10日目 「会食」

消極的主人公ランディ君が珍しくブチ切れ、プリムの思い人であるディラックに斬ってかかる。
いくらディラックが精神操作されているとはいえ、恋人であるプリムの魂を奪うのはあまりにひどすぎるからだ。
主人公なのに蚊帳の外が過ぎたせいもあろうが。
ディラックはランディの怒りの一撃で正気を取り戻す。
だが時すでに遅く、プリムはすぐ近くに居たタナトスに元へ運ばれなにがしかの儀式の生贄にされそうになっていた。
しかし正気を取り戻したディラックの謎の力によりプリムはタナトスの魔の手から守られ、彼女も正気を取り戻した。
まさしく愛のパワーである。偉大である。
ディラックの秘められたパワーにますます魅せられたタナトスは、彼を再び奪い去っていく。
またしても蚊帳の外のランディ君であった。
タナトスは最後っ屁にペットのヴァンパイアを放り出していく。
それが上の写真のボスキャラだ。
ぴょこぴょこジャンプして血を吸って来るおっかない奴だが、攻撃力はそう高くない。
ポポイが現時点で使える最も強い魔法をぶっぱしていればそのうち果てるであろう。
ディラックは取り戻せなかったがプリムは何とか無事であり、一行は古代神殿を後にする。
すると帝国に抵抗するレジスタンスのリーダー・クリスが喜んでいる。
帝国の皇帝が和解の会食しようと申し出てきたというのだ。
帝国の皇帝が和解の会食とかFF6の皇帝ガストラの所業を見ればだまし討ちに決まってるやんと思うのだが…

やはりそうであった。
もはやスクウェアゲームの様式美と言えよう。
一応ティーカップくらい出しておくところが律儀ではある。
かくして捕らえられたレジスタンスとランディ達一行は処刑がてらメタルマンティスという敵をあてがわれる。
軽く返り討ちにしついでに脱出したところ、帝国兵は逃げ出してしまった。
どうも内部統制に問題がある気がする。
再び皇帝の元に辿り着くランディ達だが、そこを帝国四将が1人、ゲシュタールが邪魔をする。
一度ランディ達に敗走しているのでここで汚名を雪ごうというのだ。
が、こいつも軽くひねりつぶし汚名の上塗りをしてやった。
怒ったゲシュタールは敗走の間際帝国城に火を放つ。
絶体絶命のランディ達だが、と、その時…!

成長したフラミーが空から飛んできて、すんでのところを救ってくれた。
マタンゴ王国に預けた時はちいさな小竜だったが、短期間でここまで成長したのだ。
そして親も同然のランディ達を助けに来たのだった。
ここからはフラミーに乗って世界を巡れるようになる。
基本的に一本道のゲームだが、フラミーによって自由度が増したので所々サブイベントを楽しめる。
今となっては珍しくもない展開だが、当時としてはそのわずかな自由度でさえも驚いたものであった。
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