2023/06/10
聖剣伝説2 9日目 「女の戦い」

取り戻した火の種を火の神殿の祭壇に戻す。
これでこのあたり一帯のマナも落ち着き、枯れたオアシスも元に戻るだろう…と思いきや、戻らない。
どうやらオアシスを元に戻すにはアメフラシのしっぽというアイテムが必要らしいのだが、現時点では未だ行方が分からない。
仕方ないので先を急ぐこととする。
喉が渇いてウロウロしている少年が非常に気になるが…
大砲屋によると帝国へのルートが開けたらしく、他に行くところも無いので行ってみる。
辿り着いた場所は帝国領サウスタウン。
色々情報収集してみる。
今の帝国は各地を侵略しまくりマナの種の力を解放しまりのとても物騒な存在だが、15年前はそれほどでもなかった。
しかし15年前にタスマニカ共和国との戦争があり、それがきっかけなのか皇帝は心変わりしてしまったらしい。
この町にはそんな帝国と対抗するレジスタンスがおり、彼らはタスマニカ共和国とつながっている。
タスマニカ共和国と言えば何かと縁のある騎士ジェマであり、彼経由でランディの名はレジスタンスにしっかり知れ渡っていた。
何かと重要なポジな割にはさっぱり役に立たずしかし口は軽いという、割とどうしようもないキャラ付けがされてる気がする。
レジスタンス曰く、この町の東にある古代神殿で魂を抜かれている人々が多発しているらしい。
またタナトスの仕業かと思いきや、なんとプリムの思い人ディラックの仕業だそうだ。
早速行ってみると…

神殿の前にはパメラが居た。
パンドール王国出身でプリムと仲良し。大人しくつつましくおばあちゃん想いという今どき珍しい評判な少女…だった。
彼女はタナトスによって操られ、その結果密かに隠していた黒い自我がむき出しになっていた。
彼女もプリム同様ディラックの事が好きだったが、親友であるプリムの手前黙っていた。
そんなパメラの気持ちなどつゆ知らず、プリムはいつもディラックとのいちゃいちゃぶりを嬉々として親友に話していた。
募る嫉妬。ざわつく心。しかし奥ゆかしさの裏返しである気弱さで、彼女は親友の自慢話をただただ笑って聞いていた。
自分でも気づかないうちに、シミのように段々と広がっていく黒い感情。
タナトスによりそれらの気持ちが全解放されたパメラは、今ディラックが傍らにいることを大いに誇りプリムを嘲笑する。
それを聞いて激高したプリム、パメラを思いっきりぶん殴りし一撃で卒倒させる。
アワレプリムはレジスタンスが引き取り病院に運ばれる。
ドロドロの昼メロ的展開というか、大映ドラマ的展開というか、とにかくすさまじい。
リアルタイムでやってた頃はこの辺のイベントはほとんど覚えていないが、おっさんになった今の視点でやると度肝を抜く。
というか少しは手加減しろと。

思わず親友をビンタしたことに激しく憔悴するプリム。
だが、主人公男子の癖に完全に蚊帳の外のランディは割と構わず先を急ぐ。
コイツが女にもてない理由が分かるような気がする。
その古代神殿奥深くにはディラックが居たが、彼も彼でおかしい。
明らかに操られているのだが、操られているとはいえ思い人のプリムの魂を呵々と笑いながら抜きさってしまう。
これにはさすがの万年パシリ引っ込み思案蚊帳の外主人公のランディも怒る。
許せねえええと陰キャ主人公にあるまじき気合でディラックに切りかかる。
その瞬間…!
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