2023/05/17
聖剣伝説2 1日目 「迫害」

聖剣伝説2を始めます。
昔学校の近くのお爺さんがやってる中古屋でドラクエ6を買ったらそれはパッケージだけで中身が聖剣伝説2だった。
たぶん近所の悪ガキが悪戯で売って、お爺さんはお爺さんなのでいちいち中身をチェックしなかったのだ。
仕方ないな―と思いつつやってみたのだが、これが結構面白かった。
というわけで何十年かぶりにやってみる。
ランディという気弱な少年は近所の悪ガキと共に立ち入り禁止の森に宝探しに出る。
途中ドジなランディは滝つぼに落ちるが、割と平気な顔してその辺を動き回るとランディを呼ぶ声が。
行ってみると錆びた剣が刺さっているのを見つける。
抜いてみると…抜けた。と同時に何か妙な人型の幻影が現れ、剣を頼むと言って掻き消える。
不思議なこともあるものだと思い村に帰ると、村は突然近所にわき出した怪物におびえていた。
村人は気さくな人揃いでランディに気軽に話しかけてくるのだが、彼が手に持っていた錆びた剣を村長が見て顔色が変わる。
この剣は聖剣であり、それが村を守護していたからこれまで怪物が現れなかった。
なのに抜きやがってと、気さくな村人がいきなり攻撃的になり…

ランディを思いっきり糾弾しまくる。
ランディは生え抜きの村人ではなく、赤ん坊の時に母がふらっと村に連れてきて捨てていった捨て子だった。
それを村長が今まで育ててきたのだが、やはりよそ者はアカンなと突然村長までも手のひら返す。
正直この展開はびっくりした。
いくら何でもこのいきなりの村八分っぷりはあんまりである。
リアルタイムでやってたときは何とも思わなかったのだが…
逆に言えば当時の日本はこうしたクセノフォビア(外国人排斥)が当たり前だったのであろうか。考え過ぎか。

聖剣(錆)を抜いたせいでとんでもない目に遭ってしまったランディ。
取り敢えず旅の剣士が水の神殿に来いと言っていたので大砲屋でドカンと行ってみる。
とにかく村人が物凄い勢いで村八分するので、通りすがりの剣士の言葉にすがるしか無かったのだ。
で、その水の神殿近くではバンドーラ王国とやらの軍人ディラックが魔女討伐に向かおうとしていた。
大砲に打たれて空から降ってきたランディなどさっぱり気にかけていない。
村を叩き出されても何だか肩身の狭いランディであった。

水の神殿では幼女のようなおばあさん巫女ルカが居た。
聖剣のせいで不幸続きなので何とかしてくれと訴えてみると、聖剣は抜いたものしか成長させられないとか微妙にずれた答え。
僕は関係ないじゃないかと更に訴えてみると、この世にはマナという不思議な力があり、神話の時代大戦があった。
神々はマナの力で要塞を作り、その要塞と謎の御使い・神獣との戦いで世界は滅びそうになった。
しかし同じくマナの力によって生まれた聖剣により世界の破滅は防がれ、とはいえ文明は滅びた。
長い時を経て再び人類は文明を持つに至ったが、悪い帝国がマナの要塞を復活させ再び神話の悪夢を繰り返そうとしている。
…と長話をしてはぐらかす。
つまり抜いたお前が全部悪いんだから自分で何とかしろということだ。
こんなに人情紙風船極まるゲームだっただろうかこれ…
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