デビルマン 5日目 「悪魔ジンメン」

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悪魔特捜隊本部で牧村夫妻を探し出し、更に奥深くに進むデビルマンこと不動明。

その最深部からは…母の声が聞こえてきた。
悪魔に殺されたという、死んだはずの母が。

しかし母は死んでいなかった。
ジンメンという名の悪魔に食べられたが、殺されはせず生きていたのだ。
ジンメンの甲羅の一部として。

原作ではこれは明の母ではなくサッちゃんという近所の少女なのだが、それを実の母にさせる所が恐ろしい。

人間は動物を殺して食べるが、悪魔は殺さずに食べる。
果たして残酷なのはどちらなのかなと問いかける。
なかなか哲学的な問いであるが、こんな趣味の悪い奴はとりあえず死んでもらうしかない。

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ジンメンはいわゆるガメラのようにジェット噴射で左右を行き来している。
甲羅側からはダメージを与えることができないので腹側から攻撃するしかないのだが、これがなかなかに厄介だ。
ジンメンの移動が高速すぎて攻撃が非常に当てずらいからだ。

攻略としてはしゃがんで待ち、ジンメンがデビルマンの頭の上を通り過ぎた瞬間に起き上がってパンチをぶち込もう。
もしも怒りを貯めていれば火炎弾を撃てるので、それをつかえば多少は楽に倒せる。
おさらいになるが、怒りはデビルマンでなく不動明状態で敵を一定数殴ると溜まる。

こうして母諸共ジンメンを倒した明。
明の怒りも悲しみも全く表現されず何事も無かったかのように次に進む。
この静寂が逆に恐ろしかったりする。容量不足で表現のしようが無かったと言えばそれまでだが…

特捜隊本部で牧村パパを助けた際、彼は山野辺博士に会えと言っていた。
山野辺博士というのは学者であった明の父の助手。
彼はデビルマン、すなわち明と同様の悪魔と人間のハーフについて研究しているらしい。

その彼が森の隠れ家に住んでいるというので会いに行く。

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彼曰く、この近くに生物研究所があり、そこは捕らえた悪魔を解剖するところだが、そこにデビルマンも何人か囚われている…
と、泉水まさみというデビルマンがテレパシーで話しかけてきたという。

現在明は悪魔と、そして悪魔特捜隊という狂信的な人間からも追われている。
このままではじり貧であるため、自分と同じ境遇のデビルマンたちと力を合わせ立ち向かわなければならない。

かくして明は研究所へ向かう…と思いきや、このひょろひょろの山野辺助手が行くと言い出す。
研究所には研究員ということであろうが、中々に肝が据わっておる。
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コメント

サタン

俺的に、悪魔と言えばサタンですね😈。

めちゃくちゃ強かったです。
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