デビルマン 3日目 「悪魔シレーヌ」

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牧村夫妻が囚われている悪魔特捜隊本部に急ぐ明だが、そこに悪魔シレーヌが立ちふさがる。

彼女は悪魔アモン…つまり今の明の肉体の持主、それのライバルだった。
ところがそんなアモンが人間なんぞの精神支配に負けその体を乗っ取られてしまった。
それが我慢ならぬと彼女は攻撃をしかけてくる。

ところが流石勇者アモンの力を自在に使う明だけはあり、シレーヌは非常に弱い。
しかしただでは終わらない。
彼女を慕っていたカイムという悪魔がその体をシレーヌに捧げ、両悪魔が合体して襲い掛かってきたのだ。
デビルマン明、大ピンチ!
…と盛り上げてみたいところだが、彼女らもそれほどでもない。
素殴りで数発ぺちぺちしていたらおだぶつとなってしまった。

最初のボスということで仕方ないのだが、原作ではかなりの強敵として描かれていたのにあまりにあっけなさ過ぎる。
まぁアモンがそれだけヤバイ奴だったということにしておこう…

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その後は悪魔特捜隊にひとっ飛びかと思われたが、山に塞がれ先に進めない。
何でもアリのデビルマンと思いきや、あまり高いところまでは飛べないようである。

仕方ないので一ランク下に変身し、森の洞窟経由に悪魔特捜隊を目指すこととする。
途中上の画面のような怪しげな空間に出てきたらスタートボタンを押してTALKしよう。
ここではデビルマン状態では何も起きないが、人間状態でTALKするとここで殺された人間たちの怨念が語り掛けてくる。
すると怒りパワーが見る見るうちに上昇していく。

この怒りパワーというのが画面上にあるデビルマンのマークで、これがあるとデビルマンに変身した時火の玉を吐ける。
ある程度吐くと消えてしまう。
つまりボスまでに変身を繰り返したりして、如何に怒りパワーをストックしておくかというリソース管理が必要なる。
今のところそれほどシビアでもないが。

ちなみに画面右上にある人間の顔だが、これは明の人としての心を表している。

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進行しているとたまに突然HELPコールされ、曲も緊迫したものにかわる。
こうなった時は、自分の居る所に近くで人間が悪魔を捕まえているという合図だ。
至急捜索し助けに向かおう。
助けない、あるいは助けるのが遅すぎると、上の人間アイコンは変化しやがて消える。
すべて消えてしまった時、明の人の心は完全に失ってしまいゲームオーバー…というギミックだ。

そのギミック自体は面白いのだが、人間を捕まえているこの悪魔がこれまたエライ強い。
こんな情けない見た目なのにシレーヌより遥かに強力な斬撃をしてきて、HPがごっそり減る。一撃死も多い。
死ぬとHPゲージを減らした状態でコンティニューとなる。
HPは敵を一定数殴り殺すと上がるのだが、それがやり直しになるのですこしめんどい。
というわけでだんだん助けを求める人間を放っておきたくなってしまう。
こんな奴放っておいてYOU先に進んじゃいなよ4人までは大丈夫さと悪魔が耳元でささやく。

まさに人間と悪魔の間で揺れ動く明の心を忠実にシミュレートしていると言える…のか?
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