ランス9 16日目 「野望」

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ステッセルがシーラの持つ「箱」を求める理由は、それがヘルマン帝都地下にある何かを動かすカギである為らしい。
まぁ聖魔教団の話が今回のメインっぽいので十中八九闘神なんだろうけど…

で、それを使ってステッセルは人類圏を統一しようとしている。

この世界は魔王を頂点に配下の24人の魔人、そして魔物が居り、最下層に人間が位置する格差社会になっている。
かつて人類はただ魔物に虐げられるためだけの存在だったが、現在は先代魔王の取り決めにより、
人類と魔物とで住む世界が分けられたことで、その脅威は薄れている。

しかし依然として不安定な世界なのは変わらない。
魔王を倒さねば人類はまたいずれ魔王の気まぐれで殺され続けるだろう。
ところがいつ何時魔物が攻め込んできてもおかしくない状況なのに、人間達は人間達で利権争いをしているばかり。
そこでMMルーンは聖魔教団を立ち上げ、人類統一後その優れた魔法力と魔法工学力で闘神を作り、
打倒魔王を目指し一致団結した。600年以上の前の話である。

ステッセルもそれと同じことを考えている…わけはなく。
闘神の力を持って人類を統一し、その功績を持って魔王に取り入り自らを魔人としてもらい、永遠の時を生きる、
それが彼の野望らしい。
魔王美樹にそんな甲斐性無さそうだが…というかまだ覚醒してないし…

一方裏切ったマイトレイアだが、彼が言っていた姉はなんとミネバのことらしい。
全然似て無いじゃん!
変身魔法を解いても髪の色が赤くなったくらいである。

で、そのミネバも実はシーラが持ち出した箱をねらっている。
ミネバはシーラが箱を持ち去った情報を知り、マハ(マイトレイアの本名)をスパイとしてシーラを追跡していたのだ。
シーラがその箱を素直にステッセルに渡すわけないので、彼女も彼女なりの野望があるのだろう。
そしてマハに対し、手ぶらで戻って来ないで早く箱を取り返して来いと再度追い出される。
こんな恐ろしい姉を持って難儀なことである。

しかしマイトレイアの才能限界が120の理由がやっとわかった。
人類最強の女ミネバの血を引くから血統は世界トップクラスなのだろう。
きっと真面目に修行すれば世界一の大魔法使いになれるを資質を持っているのだろう。
しかしミネバの弟という身分のせいで死亡フラグしか立って無い。
かわいそう…でもないけど。
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