ランス02 6日目 「三人目の魔女」

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二人目の魔女エレノア・ランの幻影は掻き消え、シィルとバードは肉壁に囲まれた異様な洞窟のさらなる奥へ誘われる。

しかし、こんな異様な洞窟なのに妙な幼女が住んでいた。
名をアーシー・ジュリエッタと言い、この迷宮に住むモンスターが持っているお菓子目当てに寄ってきたという。
相変わらず頭のおかしいキャラしかいない世界であった。

自称5歳の幼女占い師なのだが、話し方もたまに真面目になったりギブアンドテイクも徹底するなどどこか大人びている。
ちなみに彼女はその後の作品にもちらほら出てくる、というかランスシリーズ以前のリトルヴァンパイアにも出ている。
きっとこう見えて物凄い重要な子なのだろうがこの時点ではただの変な子だ。
この肉壁だらけの幼体迷宮は、ところどころにある謎要素を彼女にお菓子を与えてヒントを貰い解決していくことになる。

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幼体迷宮は体内だけあり様々な臓器で構成されており、上のバックベアード様のような奴は肝臓だ。
どう見ても話してもわからない系だが意外と寂しがりやであり、シィルが唄を教えて慰めてあげたりしてやがて心を開く。

シィル等の人物だけでなく、こんなよくわからない変な奴にも性格付けし深掘りするところがランスシリーズの良さであろう。
伊達に30年も続いたシリーズではないのだ。

謎…と言ってもお使いで、あそこに行くにはあれが必要でそのためにはあれをしなけれならない系だ。
お使いというとどうもネガティブな要素があるが、例えば稀代の名作とされる鬼畜王ランスや戦国ランスも基本は同じだ。
あそこの国を取るにはあそこを制圧しあのキャラを味方にし…であり、あれもある意味お使いである。
それを世界観やシステムを変えることであそこまで面白く出来たのだから流石である。
こうしたお使いシステムが時代に合わせ昇華され、その後の数々の名作を生んだわけでぶつぶつ言わずこなしていこう。

幼体迷宮には魔女の配下である悪い奴が女の子をいじめているのだが、彼女らを助け泉で落ち合うこととする。
が、泉に行ってみると彼女はおらず、そこにまたもエレノア・ランが現れまたしてもテレポートトラップで飛ばされてしまう。
ここで場面はランス達パーティーに移る。

ランス達はミリを仲間に加えピラミッドを進む。
ミリが持っていた新たな石板で新たなワープゾーンが開き、それによってこれまで開かなかった扉が開いた。
そこに居たのは…

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ミル・ヨークス。
ミリの妹だった。
ミリはこの妹を正気に戻す為にこの迷宮に来たのだ。
おしりぺんぺんして正気に戻そうと近付くが、彼女は幻獣使いの魔女。
幻獣には物理攻撃が全く聞かず、物理全振りのランスでは全く歯が立たない。
魔法なら効くのかもしれないが、同行のマリアは既にフィールの指輪によって魔力を無くしミリは生粋の戦士で魔法は使えない。

さてどうするか…なのだが、これもまた幻獣を切り倒せる剣をひたすらお使いで探し出すこととなる。
もうわらしべ長者ゲームと言った方が良いかもしれない…と、お使いをこなしつつぶつぶつ言ってみる。
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