2023/02/08
エメラルドドラゴン 3日目 「バギン失踪」

魔王を倒す手がかりを得るため各地を捜索するアトルシャン。
そのうち北東のオヴィングストンの洞窟に変なのが居ると聞く。
何しろ魔王にまつわる情報らしい情報が何もないので行ってみる。
ただ仲間のバギン爺さんが疲れてしまったようで、洞窟の入り口で待っているという。
老人にノーヒント魔王討伐というこの旅は確かに過酷であろう。
しばらく洞窟を進むと大空洞に出る。
そこに居たのは…巨大な銀龍だった。
つまり竜族であるアトルシャンと同族だ。
竜族はこの地イシュ・バーンに住めない呪いがあるはずなのだが、どうも彼だけはそれに対する耐性があるようだ。
その耐性は彼のうろこにもあり、その一つを手にしたのがアトルシャン。
この銀龍はうろこが1つも無い。
イシュ・バーン全土に呪いをかけられた数千年前、全て鱗を剥いで死にゆく他の竜族たちに与えたのだろう。
彼ならエメラルドドラゴンについて何か知ってるのではないか、とアトルシャンは聞く。
魔王を倒すにはエメラルドドラゴンの謎を解けと、アトルシャンは旅立つ前に長老の竜から言われてきたからだ。
が、この時点では彼は重要な情報は語らない。
その謎を解くには、アトルシャンが持つ、すなわち銀の竜の一部である銀の鱗。これ以外にあと4つの秘宝を集めよということだ。
それら5つの秘宝をエメラルドグレイスと言うらしい。それを集めると何やら良いことがある、ということだろうか。
老人の話はもったいぶっていてよくわからない。
老人と言えばバギン爺さんの調子はどうだろうか。
入口で待っているはずだが…戻ってみると、居ない。
町の人に聞いて見ると南東のスローシュの洞窟に行くのを見たという。これではまるで徘徊老人である。
仕方なくスローシュの洞窟に行ってみると…

とてもややこしいことになっている。
バギンは20年前にオヴィングストンの洞窟で魔物に襲われ、友人フィトマを追いて逃げ出してしまった。
フィトマの住む村ナナイが魔獣ゴーメズに襲われ、それに打ち勝つ力を探しにここに来たというのに。
その力はドラゴンオーブと言われるもので、どうやらエメラルドグレイスの一つのようであった。
遺棄されたフィトマの亡骸に付いた指輪経由でアトルシャン達と銀龍の会話を聞き、それはオヴィングストンには無いと知る。
オヴィングストンに無ければスローシュの洞窟にあるはず、ということで先回りして持って行ってしまったのだ。
友人との誓い、そして友人への贖罪として、たった一人で魔獣ゴーメズに立ち向かうために。
どうもバルソムにしろ、再会時いきなりブチ切れたタムリンにせよ、この世界の住人は一人で抱え込むタイプのようである。
ナナイの村はここより南にあるアーパスの砦、そこよりさらに南に広がるダードワの森にあるそうだ。
水臭い老人を確保するためそこに行ってみることとする。

アーパスの砦は敵に占拠されているため、レジスタンスの連絡員から魔物兵の装備を貰いすり抜ける。
この地では魔軍が前線司令部を建て、レジスタンスを大々的に掃討していた。
さらに魔将軍オストラコンという敵のエライ奴がダードワの酋長を監禁して何やら企てているという。
オストラコンと言う奴は今はやりの美形ライバルと言う奴で、エルバード軍に数々の煮え湯を飲ませてきた悪い奴だ。
バギンの足取りを追うのもあるが、それ以上にエルバード軍の仇敵であるオストラコンに一太刀浴びせる絶好のチャンス。
レジスタンスのリーダーホスロウと手を組み、オストラコンに天誅を下すのだ。
ここにきて一気に登場人物が増えてくる。
これが並みのシナリオだとわけわからないよになるのだが、テキストや展開の上手さでスッと頭に入って来るのは流石である。
それをブログで一気に書いてしまうとやはりわけがわからないよになるのだが。
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