ランス03 15日目 「人類最強の戦士」

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志津香が戦線に復帰し、またランスの募兵も成功したので、満を持してリーザス近縁の町まで撤退したヘルマン軍を追撃する。
ヘルマン第三軍の将であり人類最強の戦士トーマ・リプトンは、部隊を二つに分ける。
南のサウスの町に大部分の兵を配置。そこではトーマの部下であり人類(女)最強の戦士ミネバが隊長を務めている。
そして北のノースの町で少数精鋭と共にトーマ自ら前線に立ち、ランス達を迎え撃つ。

大部隊を展開し迎撃すればあるいは勝ち筋はあったかもしれない。
が、トーマには大仕事があった。
この戦争に勝つ以上の大仕事が。

本国からは無能で愚鈍と思われ切り捨てられ、数少ない味方であるハンティにすら半ば愛想をつかされている教え子パットン。
第三軍の名目の司令官だが、従軍している者は誰一人彼を信頼していなかった。
トーマを除いて。

トーマはパットンにまだ見ぬ将器を感じ取っていた。
それを目覚めさせようと言うのだ。自身の死をもって。
今回の無様な戦いを引き起こし、膨大な彼我の命を失わせ、人類最強と言われたトーマをもむざむざ死なせた。
身が焼かれるかの如きその宿業を、パットン一身に背負わせようとしたのだ。
何故ならその宿業の重みを耐え切った者だけが、現在急速に腐り果てようとしているヘルマンを救えると信じていたから。
自身の背中をパットンに刻み付けるため、トーマはランス率いる精鋭部隊と激突。

さて、トーマ戦である。
人類最強という名は伊達でなく、物理攻撃力を上げたうえで全体攻撃を仕掛けてくる難敵だ。
ここはマリアの陣地構築が欲しい。
このスキルはパーティ全員の防御力を著しく上げるので、これがあれば継戦能力もぐっと伸びる。
回復はセルさんの全体回復。
トーマは魔法攻撃がやや効きやすいので、シィルと志津香は魔法に専念しよう。
ともかくこの戦いの鍵はマリアだ。恐るべきメガネっ子である。

此度の戦い、おそらくランスのこれまでの人生で最も熾烈な戦いであった。
僅差でトーマを討ち取ったランス。
人類最強の男はここに斃れた。屍となった。
パットンが超えるべき屍になることこそが、トーマがこの愚かな戦いに乗ったただ一つの理由だったのだ。

一方…

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トーマ麾下の大部分はサウスの町の防衛に回り、ここでバレス・リック率いるリーザス正規軍と大激突を繰り広げる。
防衛隊の隊長はミネバ・マーガレット。

女最強と言われる武人であり、その強さはJAPANの上杉謙信をも超えるであろう。
あのリックですら互角の戦いを強いられている。

だが彼女の最も恐るべき強さは、搦め手の名手という所だ。
リック戦で突然逃げ出し、追わせ、追わせた先に幻影魔法で作った影武者を切らせる。
そのスキにミネバはリックに致命的な一撃。
更に誇り高きトーマ麾下の兵諸共、リーザス兵を爆発に巻き込み無理やりな勝利。
最強な上に容赦ないほどの卑怯っぷりがミネバの真骨頂だった。

ただおおよそまともな道徳と言うものが存在しないこのルドラサウム大陸において、ミネバの所業は割と普通ではある。
だからランスのようなどうしようもない男でも英雄になれるのであった。




■現在の状況

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リーザス王都を目の前にして思わぬ足止めを喰らってしまったランス率いる解放軍。
これはミネバが卑怯だから…ではなく、バレスもリックもこの大陸を生きるには甘すぎるのだ。
ぷんすか怒りながらランス自ら陣頭に立ちサウスの町へ進撃する。

相手はミネバ。色気ナッシングでしかも三十路。ランスのこれからこますノートには決して記されないタイプの女だ。
ランス9に出てくる弟マイトレイア(マハ・マーガレット)を見る限り、まともにしていれば実はかなり美人なのかもしれないが。
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