提督の決断 6日目 「油田確保」

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燃料が枯渇しつつあった日本軍であったが、決死の覚悟で南方ボルネオ島に取り付き、バンゼルマシンとサンダカンを奪う。
ここは油田であり、しかも並みの油田ではない。

少し放置しておくだけで最大貯蔵量まで石油が溜まるのだ。
水道から石油が出てるんじゃないかというくらい尋常無いことこの上なし。

史実の日本軍も当時オランダの植民地だったこのあたりから油田を奪っていたのだが、連合国に通商破壊されまくり。
折角の油田も本国に届かずひもじい目に遭っていた。
だがこのゲームでは基地コマンドで石油の輸送が一瞬で終わる。
一応通商破壊もあるのだが、それは毎月の獲得量が減る程度のもので、コマンドの前ではほとんど意味がない。

このゲームはこうしたゲーム的な快適さを優先しリアルを敢えて損なっている。
それがマニアに受け入れられなかったようだが、ゲームとしてはこれが正解だろう。
出港するだけで何時間も頭を使う「太平洋の嵐」に比べれば…

更に石油生産量が多いジャカルタも抑えることで、石油の問題はほぼなくなった。
しかも誠にありがたいことに…

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ドイツが欧州で大ハッスルしているようで、太平洋の連合国の戦力が削減された。
実際本当に削減されているのかどうかわからないが、これによりぴたりとアメリカ軍の進行が止まったのだ。

これを機に第一艦隊の中から一度中破している空母群を呉に戻し、20日ほど応急修理を行う。
そして急いで元の位置に戻ってくるが…それでも連合軍は動かない。

どうも連合軍はマリアナあたりに戦力を集結させているようなので、第一艦隊をパラオに置き周辺ににらみを利かせる。
一方でフリーになった第二艦隊以下はどんどん東南アジアからバンコクあたりまで切り取っていく。

そうこうして2か月後、ついに敵影を見つける。
相手は…

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空母4戦艦4を始めとする大機動部隊。
第一艦隊はあわてず騒がず、夜間から空撃…つまり艦載機によるアウトレンジ戦法を準備。
この時代の空母打撃戦は、先に発見された方が負ける。
相手の攻撃機の大群を見て、すぐに迎撃に出られるほど戦闘機の性能は高くないからだ。
ミッドウェー海戦は10分の時間差が勝負を分けたという。

南海の日差しが中天を突くころ、相手が気付くより先に、出撃。
このゲーム始まって以来の一大決戦は、果たしてどのような結末を迎えるのか。
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