2014/12/09
エリア88 36日目 「終焉、そして」

ラスボスであるはずの神崎を先ほど不意打ちで倒したシン(しかもドヤ顔)は、するすると王宮を進んで行く。
すると開けたところに出た。
どうやらここは王宮すぐ近くのアスラン軍の航空基地のようである。
ここでサキを見つける。
サキは怪我をしているようだ。
果たして実の父とは対面できたのか…と聞いてみると。
「既に殺してきた」
と仰る。

そして自決を決意するサキ…!
そもそもアスラン内戦の発端は、先王の跡継ぎに指名されたサキの叔父であるザクと、
それに反対するサキの父であるアブダエルとの確執にあるとされてきた。
…が、それだけではなく、アブダエルは国内産業の振興のために外資に頼ろうとし、
ザクは自国のみでそれを行おうとした政治上の対立もある。
…かに見えて、真実は、不死の病に冒されたアブダエルの妻ソリアを先進国の医療技術で
救うためにアブダエルが先進国にすり寄った事による。
ところが冷凍睡眠していたとされる妻ソリアをザク国王派に燃やされた(ように神崎に思わせられた)ことで、
アブダエルは理性を失い、アスランをプロジェクト4に支配される原因となった。
結局この事実は最後の最後まで明らかにされなかったため、サキ達王族同士の騒動は真実が秘匿されたまま、
ずるずると伸び伸びになり、その隙をプロジェクト4に付けこまれ、沢山の人間の命は奪われ国は焦土と化した。
サキは新生アスランに無くてはならない人材ではあるが、こうした茶番劇を最前線で演じてなお生きながらえる程
彼の精神は図太くなく、そして彼が彼我で追い落としてきた命の数もあまりにも大きすぎた。
故に彼が自決を考えるのもわからなくもない。が…
やはりゲームではこの経緯を一切省かれているのでポカーンである。
さて、指揮官を失ったプロジェクト4だが、相変わらずアスラン上空を横切っての逃亡劇がまだ続いている。
だけでなく、腹いせなのかアスランを絨毯爆撃している模様。
幸いこの地はアスラン軍の航空基地であるので、ミッキー・セラ・ウォーレン・ケン、そしてマッコイ爺さんまでやってきた。
マッコイは周りがプロジェクト4だらけの中、タイガーシャーク始め数々の名機を調達してきた模様。
「この爺さん一人いれば戦争が出来る」と言われるマッコイ爺さんの本領発揮である…ただものではない。
何故かビゲンまである所にマッコイ爺さんの妙な拘りを感じるが…
最終機はもちろんF-20タイガーシャークを選択。

いよいよ最後の戦いである。
とは言えラスボスはもう既にこの世にいないので、なんとも締まらないが…
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