2020/06/19
三国志Ⅱ 3日目 「逆賊董卓、暁に死す」

曹操と袁紹に乗せられ、董卓と一進一退の大激突をする劉備。
そしてその最中に婚姻を結ぼうとしてくる董卓。
全くもって謎の思考である。
これぞ大陸的情緒。せせこましい島国日本には及びもつかない遠大な思考である。
あるいは李儒当たりの入れ知恵かもしれないが、多分何も考えていないのだろう。
しばらく董卓と戦っていると、董卓が劉備の国境に兵力を集中しているうちに劉表が董卓の国を東西に分断。
これを奇貨とし、一挙に董卓に最終決戦を挑む。

董卓配下最強の武将呂布が張郃に一騎打ちを挑んでくるが、何とか引き分けに持ち込み開戦。
大河を挟み火計を駆使し肉薄していく。
見た目はノブヤボ群雄伝とあまり変わらない戦争なのだが、ところどころのギミックが雄大な中国大陸を感じさせてなかなか良い。

そして激闘の末、ついに董卓は捕縛される。
君主である、というテキストがお茶目だ。
生かしてもろくな事がなさそうなので首をスパーンと切ることとする。
かくして董卓包囲網の結果、みんなで力を合わせて悪の大魔王董卓を討ち果たす…わけはなく。
曹操と袁紹は劉備に董卓を全部押し付け、その隙にちゃっかり勢力を伸ばしている。
しかも董卓は悪の帝王とはいえ劉備の同盟国なわけで、戦争しまくったことで信用度が下がりまくる。
結局劉備軍は体のいい当て馬にされた挙句、世間からも嫌われてしまう切ない結果となってしまった。
誠にもって政治とは残酷なのである。
しかも曹操は同盟を結んでおきながらこちらにちょくちょく攻め込んでくるし…どうするんだこいつ。
■現在の状況

かなり苦労した割には一国しか増えていない劉備。
曹操と袁紹に面倒なことを全て押し付けられあくせくしていたせいだ。
国力は消耗するし信用度は下がるし散々である。
しかもどうも曹操に埋伏の毒の計略をされているのか、配下武将の忠誠度が少しずつ下がっていくのがたちが悪い。
このゲームは計略が効きまくる気がするし、裏切りも多い。人間不信になりそうでストレスマッハである。
どうしてくれようかこの乱世の姦雄…
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