コードヴェイン 25日目 「伴侶」

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クルスの血英を覗いた主人公とイオ
そこで知ったのは、この世界を救いたいというクルスの強い思いと、それが出来なかっただけでなく、世界の危機まで引き起こしてしまったクルスの悔恨。
その結果クルスは人々を救うことを諦め、ただ苦しむ人に寄り添うことだけを選んだ。
そうした血英から生まれたのが、神骸の伴侶と呼ばれる、いわば魂の抜けた、空っぽの、出来損ないのクルスと言える存在。
イオは、その最後のシリーズだった。

しかしイオが他のシリーズと決定的に違うのは、彼女が仕えた主人公は、いろいろな吸血鬼たちの血英から記憶を引き出すことができる血骸の継承者であったこと。
主人公がもたらす記憶をイオも一緒に見ることで、どんな吸血鬼も、諦めることなく、最後まで戦い続けていたことを、イオは知った。

主人公たちに倒された継承者は、現在の苦しみを開放する思い出を返してもらうことで、通常は満足して灰になる。
だが過去の思い出を補完することで、足掻いていた過去を知り、その後も足掻き続けようと前に進もうとし、生きる決意にあふれていく。
血英の修復を通じて、イオもそうした吸血鬼や継承者の思いに火照らされ、熱さが芽生えていった。
寄り添うではなく、救いたい。そんな感情を、イオは持つようになっていった。
それこそがまさに、クルスが持っていた本来の思いだ。

イオは言う。ぜひシルヴァに会わせてほしいと。
臨時総督府の奥深くで暴走と戦っているであろうシルヴァ。そんな彼に彼女がなぜ会おうとするのかよくわからないが、イオが自分で何かをしたいといったのはこれが初めてであろう。

イオの並々ならぬ決意にほだされ、一行はいよいよ臨時総督府内部に突入する。

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その入り口なのだが、とんでもないことになっている。
臨時総督府の奥から、木の根と血管を合わせたような謎の物体が湧き出し、当たりかまわず血を求めて吸っているのだ。
何とも形容しがたい、不気味なこの穴を通り抜けることで、臨時総督府内部に至る。

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敵の配置もかなり嫌らしくなっている。
堕鬼になってもなお生前の慣習が残っているのか、3人一組で見回りしていたりする。
更に彼らと戦っているうちに後ろから挟み撃ちにされたりもするので、気を張って行かないとあっという間に死んでしまう。
ダガーで釣り出して戦うのも難しいので、せめて広い足場と退路をしっかり確保してから一つ一つ片づけていきたい。

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しばらく奥に進むと、木の根のようなものが赤くなって行き、血を集めている様子が垣間見えるようになり…さらにその奥にいたのは…人間。
ドミニクという名のその研究者は、すでにミドウから聞いたことも含まれるが、この世界の真実、すなわち血の霧の結界を作ったのはシルヴァ…といったことを話していく。
クイーンことクルスがシルヴァのであるということも。
娘を殺し、娘の脳髄を自分の体に埋め込む父親。
淡々として語られるその狭間に、壮絶な父親の感情と決意が読み取れる。

ちなみに総督府内部には、イオと同じ神骸の継承者はちらほらいる。
彼女たちは普段はだんまりだがイオを連れていれば、神骸の継承者の本分…ただ寄り添うことを切々と説いていく。
イベントを回収したい人は、このマップはイオで挑むといいだろう。
ヤクモさんの方が楽だけど。

そうこうしているうちに、最奥部あたりに近づく。
そこには居たのは…

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イオ…ではなく、神骸の伴侶
これは、何を意味しているのか…?
躊躇している主人公に、神骸の伴侶は問答無用で襲い掛かる。
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