コードヴェイン 21日目 「凱歌」

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ミドウにより暴走させられようとする喉骸の継承者エヴァ
そうなる前に自ら自分を守る世界――を展開する彼女を正気に戻すため、主人公たちは彼女に戦いを挑む。

この喉骸の継承者であるが、動きはどれも緩慢であり攻撃後の隙も大きい。
複数の砂を噴き上げる攻撃は避けきれない場合きっちりガードすれば、あとはさほど怖い攻撃はない。
初見でも倒せるレベルだと思う。

倒した後には、エヴァの血英が残り、彼女の記憶が展開される。

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歌が好きだったという彼女は人間時代、他の吸血鬼にさらわれる。
吸血鬼のために血を供給する機械として。
そのような機械に歌声など耳障りなだけであり、彼女は喉をつぶされる。

その後この吸血鬼たちはジャックに粛清され、彼女は保護される。
ところがエヴァは一生人の身でいようとは思わず、意外な神骸――クイーンの遺骸への適性の高さから、喉骸の継承者となることを選ぶ。

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恩人であるジャックへ捧げる歌を歌うために。
そしてジャックへの思いだけではなく、ジャックへの出会った記憶まで主人公から返還されたエヴァは、他の継承者と同様、現状に満足しての石化ではなく、確かな未来への期待による生を選ぶ。
ジャックと共に創る未来のために。

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ただし、エヴァの場合神骸の浸食が比較的早期だったこともあり、彼女を覆っていた偉業は消え去り、彼女は彼女の姿のまま、この世界に戻ってきた。
ジャック先輩も大喜び…なのだが、うまく説明できず、代わりにエヴァがジャックの思いを翻訳する。
ジャック先輩は説明が下手すぎて色々誤解されやすいのだろう。
何しろ顔色一つ変えず主人公を射殺するくらいだし。

その口下手なジャック先輩が推理するミドウの目的。
ミドウはなぜ神骸を求めるのか。
それは集めた神骸で…

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クイーンを復活させるためだという。
あの地獄のような世界を、引き起こそうというのだ。
それはシルヴァからも神骸を奪ってでも。
シルヴァとは、この世界を支配し血税政策を取っている者だ。

ジャックはこの世界の理について話す。
血の霧の牢獄ともいえるこの世界。その霧を作っているのが、シルヴァであるという。
彼もまた継承者であり、継承した神骸の力で、吸血鬼たちをこの世界に閉じ込めたのだ。

吸血鬼はバケモノと戦うために研究され、その過程でクイーンというさらに別の化け物を生み出し、彼女を封じるためにさらに多くの吸血鬼が作られては死亡し、それらは堕鬼となった。
吸血鬼自身もルイヤクモたちのように出来た連中ばかりではなく、ほとんどが北斗の拳の悪役のように刹那的で短絡的だ。
そのような吸血鬼や堕鬼が外の世界に漏れないために作り出されたのが、この血の霧の牢獄――ヴェインであるという。

クイーンの復活とは、地獄のような世界の復活を意味するだけではない。
その地獄を、クイーンに加えて暴虐な吸血鬼と堕鬼までも、外の世界にまで広めることを意味する。
このミドウの野望だけは、何として求めなければならない。

ミドウはシルヴァから神骸を奪うため、彼が鎮座する臨時総督府へと向かっていると思われる。
その途上にある棺の塔、それが次なる探索の地だという。

ミドウを追いかける主人公たち、そこに待ち受けるものとは…!?
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