イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 25日目 「希望の代償」

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魔族の幹部?ダレスによって魔物になってしまったアドル。
この格好ではろくに喋ることもできずせっかく見つけた生贄の人々ともコミュニケーションできない。
窮したところを救ったのは、ラミアの村に住むレグ爺さんだった。

彼は半年前まではサルモンの神殿の探索を誰よりも喜んでいたが、魔物出現とともにそれもできなくなりふさぎこんでいた。
しかし魔物のアドルを見て嬉々としてその対応策を教えてくれる。
まずは神官ダビーの管轄区から聖杯を探せ、そして聖なる力を持つレグの家の井戸水をそれに満たし飲み干せと。
どうやら自分の知識が役に立つ時が来たようだと、これまでの神殿探索で蓄積した知識をフル稼働して早口でまくし立てている。
オタクとはこうでなくてはならない。

果たしてアドルは無事人間の姿に戻る。
これでやっと脱走者とまともに会話できそうだと、地下水路に舞い戻るアドルであったが、そこには…

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リリア!
すっかり仕上がったリリアに対し、更に窮地を救うというとどめを刺すアドル。
稀代の女殺しは健在であった。
彼女は神殿のカギをくれた。これでこれまで封鎖されてしまった扉もあけることができるはずだ。
あとはリリア達をどう逃がすか…と考える間もなく。

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リリアは石になってしまった。
ダレスが敢えてアドルを泳がし、脱走者の居所を掴もうとしていたのだ。
そして脱走者に罰を、アドルに無力感を与えるため、ダレスはリリア達脱走者に石化の魔法をかけたのだ。
悪役の鑑である。

これまでいろいろな災難がアドルに降りかかったものだが、アドルと親しい人に対して直に災難が及んだことは殆どなかった。
地上でサラは殺されたが、親しいと呼べるまでにはまだ心を通わせていない。
ラミアの村には魔物達によって殺された人々の墓はあったが、それにしても冷たい言い方をすれば他人である。

アドルは今初めてここで、親しい人に危害を加えられたのだ。
リリアはこれまで死病を抱え、死を覚悟していた。元気な笑顔にもどことなく陰りがあった。
だがアドルによって命を救われた彼女は、ごく普通の少女が当たり前のように持つ淡い憧憬を、初めて持つことができた。
初めて未来に対し素直になれた…はずだった。
その未来を無残に打ち砕かれたのである。

魔物許すまじ。
ぼやきながら流されるように冒険をしてきたアドルは、いまここで初めて明確な目的を持つに至ったのである。
アドルの目に映るは、憤怒と復讐に燃え盛る炎。

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リリアから貰った神殿のカギで片っ端から宝物を強奪するのも、復讐の一環だ。
決して物欲ではない。たぶん…
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