イースⅠ&Ⅱクロニクルズ 23日目 「少年は向かい風を行く」

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ラミアの村の住人に聞き込みをしていくアドル。

サルモンの神殿の門前町とした栄えたらしいこの地だが、そこら中に死のにおいがある。
アドルが入ったのは誰もいない空き家だった。
だがずっと長い間空き家だったわけでもなさそうで、かすかに生活の残り香が感じられる。
空き家になってしまった理由を近所の村人から聞いたアドルは戦慄する。

半年前突如として湧き出した魔物達はサルモンの神殿を占拠するだけでなく、ここラミアの村にたまに来ては人間を拉致して殺害しているという。
たまに聞こえてくる鐘の音、それが殺害の合図だった。
死体は帰ってこない。
墓場には死体のない墓石があり、今もまたマリアという女性が殺される為に浚われ、サダトという婚約者が彼女を取り戻しにサルモンの神殿に向かったばかりだという。
ここの空き家は、そうして数々の理不尽な不幸の、最初の場所だった。
半年前、ここに住む仲の良い兄妹たちが最初に魔物に浚われ、それからすべては始まった。

これまでただ流されるようにぼやきながら冒険してきたアドルだが、さすがにこうした惨状は見過ごせない。
こうした不幸をこれ以上生み出さないために、それを今なお生み出している魔の元凶をぶちころがすために、アドルは駆け巡っているのだ。
やっと行動に具体性が出てきた。令和世代は具体性がないと動かないのだ。
中の人は昭和だけど。

だがその前に…

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武器屋のお姉さんにちょっかいを掛ける。
プレゼント攻めして好感度を上げれば、リリアと同様彼女のベッドにももぐれるようになる。無論もぐった
先ほどの決意はどこに行ったのだ。冒険者とは支離滅裂なのである。

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とはいえやはり物騒な魔物は放置できない。
門番のゴートにサルモンの神殿に続く扉を開けてもらい、アドルはルーに変身。
アドルを倒したとか言って装備を見せ、サルモンの神殿への門を開けてもらうよう頼んだ。
すると彼らはザバと呼ばれる魔物に報告に行けという。東に行けば分かるぞ!と頼みもしないのに教えてくれた。
適当すぎる名前のくせになかなかに親切だ。
ちなみにイースⅡの世界では最強の魔物なのでくれぐれも人間の姿のままちょっかい掛けないように。

さて、ついにきたサルモンの神殿だが、これがまたエライ広い。
どこをどう歩いているのかさっぱり分からない。
とにかく東にザバ様がいるらしいのでてくてく歩いてみる。

が、彼女(ザバは女らしい)は侵入者への対策会議に出かけているという。
そこで会議室に向かおうとするアドルだが…

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会議室に続く通路は閉鎖されていた。
サルモンの神殿に入ってからまだ一度も変身を解いていないのに、この対応の早さは役人の鑑である。
日本の公務員も見習ってもらいたい。
まずは通行証を探さねば、である。

というかどこでバレたんだ…?サダトが派手に暴れすぎたのだろうか。
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