エグザイル 24日目(最終回) 「最後の標的」

現代の二人のサタンのうちの一人、ソ連の書記長を暗殺したサドラー。
すると意識が遠くなり、次なる標的の元へ体が運ばれる。
そこに居たのは…

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ロボコップだった。
この当時のアメリカは既に量産化に成功していたのだ。
恐るべしアメリカ。
攻撃を受けても2ドットくらいしか減らないけど。
というか突っ込むべきはそこじゃない。

そしてここも道なりに進んで突き当りの部屋に入るを繰り返せば、最後の部屋まで来る。
ちなみに途中に居並ぶ部屋に入るとバブルス君みたいな変なサルと出くわす場合があるが、こいつが異常に強く魔法を使ったほうが早い。
ロボコップよりバブルス君の方が強いというのがこのゲームらしい。
他にもホワイトハウス?内なのに堂々と麻薬の売人が居たりするし、フリーダムすぎるアメリカである。

そうして辿り着いた先には、最後のサタン…

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アメリカ合衆国大統領、R・レーガ…
アメリカは一切テロ活動を支援しない!というのがなんとも皮肉である。
コイツもゴル書記長と同様ひ弱なのかなと思いきや…

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やたらでかい悪魔を召喚してくる。
どうせコイツもゴルビーねり飴レーザーみたいな見かけ倒しで数ドットしか減らないだろうと思いきや…
一撃で殴り殺される。
ぐぬぬ、さすがアメリカ、世界最強である。
慌ててロードしなおし再挑戦。おもむろに魔法を一発ぶちかますと…一発で死亡。
イスラム魔術最強なのは20世紀の世界でも同様だった。

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そして貫通した魔法で大統領もついでに死亡。
あ、あっけない…

この大統領は、ある石を持っていた。
手にした者は世界を支配するといわれた秘宝、イルファーンの涙だ。
サドラーを未来に導いたアラーの秘宝のアレである。
あの石は巡り巡って、20世紀の支配者である大統領の元に流れ、そして再びまたサドラーの手に戻った。

この石を持つものは、世界を支配する。
つまり、世界を自分の信じるままに作り変えることが出来る。
この石の力を持って、20世紀の世界を自分の信じるがままに作り変えた大統領は、最後の最後に石に否定された。

この世界は間違えていたのか。
今度こそ正しい世界を作り上げる為に、今再びサドラーの手に戻ったのか。
その答えは誰にもわからない。
アラー以外には。

石の力で再び元の世界に戻ったサドラー。
そこには懐かしのアサシンの仲間、ルーミー・キンディ・ファキール・スフラワルディが居た。
さっぱり役に立たなかった連中が、今は言うまい。

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これからサドラーは、正しい方向に世界を導かなければならないからだ。
今度こそ…

エグザイル 破戒の偶像 -完-



評価。

壮大なお使いゲーである。
終盤のストーリーはかなり盛り上がる。
十字軍とモンゴル軍に挟撃されるイスラム。そして身内争いから脱却し、未来へ飛んで歴史を修正しようとするサドラー。
この壮大さはそれだけでご飯三杯行ける。
何故この路線で徹頭徹尾行かなかったのか。

ゲームの大部分がしょうもないお使いに費やされ、それだけならまだいいが、世界観無視の石油コンビナートとかナチスの参謀本部とか、色々ヤバイ。
まぁ悪ノリの類なのだが、根っこのストーリーが良いだけにこれが実にもったいない。
あまり歴史とか政治とかを書くと飽きるかもって配慮だったのかもしれないが…

アクションも正直出来が悪い。
敵がサドラーの頭の上にのっかって上に進めなくなるとか、敵が延々と投身自殺しまくるとか、アルゴリズムが適当すぎる。
ボスも魔法ぶっぱで一撃で死亡というのも大味。

ものすごく重厚なバックストーリーに水素より軽い軽薄なメインストーリー、そしてストレスマッハなアクションシーン。
これは88版たけしの挑戦状と言っても過言ではあるまい。

これほどのバカゲーを何故世間は放っておいたのだ。
かといってまかり間違って注目されたら世界的な大問題になる気もするが。
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