エグザイル 1日目 「アサシン」

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エグザイルを始める。
といっても芸能人のアレではない。
泣く子も黙る日本テレネットの変なゲームだ。

このゲームは1988年に発売されたアクションアドベンチャーゲームで、PC88、MSX2版が出ている。
開発は日本テレネットであり色々不安なのだが、それも含めて楽しんでみる。

ストーリーは今でも珍しい12世紀の中世イスラムが舞台。
ゲームに入る前に、このあたりの歴史を軽くまとめる。

イスラム国家は、ムハンマドが開いたイスラム帝国「サラセン」で最盛期を迎え、ムハンマド没後、その代理人「カリフ」が代々為政してきた。
しかし4代目カリフ「アリー」の跡継ぎを誰にするかで、イスラム教が二つの派閥に分かれる。
ムハンマドの血縁であるアリーの子孫のみを代々のカリフとすべきというシーア派と、血縁に拘らず代々有能な者をカリフにすべきというスンナ(スンニ)派だ。

シーア派は少数派なのだが、歴史を経ると更に派閥が分裂し、そのうちのひとつイスマイール派から、アサシンと呼ばれる暗殺集団が派生する。
主人公はこのアサシンの戦士だ。

シーア派とスンニ派は互いに互いを認めずテロをしあっており、そのいがみ合いは現代でも続いている。
このゲームでもそれは同様であり、アサシンはスンニ派が支配するセルジューク朝のカリフを倒すため、4人の精鋭を送る。
が、その4人は音信不通となったため、アサシンは遂に最強戦士サドラーを派遣することとなった。

…という中々重厚なストーリーかと思いきや…

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街中でサラッと麻薬が買える、なんだかとても怪しいゲームだ。
なんなんだこれ…

まぁアサシンという名前は元々麻薬のハシシから来ているらしく、戦士たちは麻薬の力で凄まじい力を出し任務を遂行していた、らしいので、世界観的には繋がりが無くもない。
確かにアサシンの存在自体はイスラム学者も認めているのだが、それが十字軍経由で欧州で尾ひれはひれついて広まり、今ではとてつもなく胡散臭い集団として描かれている。
その挙句がこのゲームである。

なんか色々不安になって来たのだが、とりあえず続けてみる…
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