シュタインズゲート 33日目 「檻(鈴羽END)」

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鈴羽は4日前、父を探しにタイムマシンオフ会に出て、そこで父に出会えず、傷心のまま過去へ旅立って行った。
仲間思いのオカリンはそれを良しとせず、Dメールで鈴羽を尾行した過去に改変し、去ろうとした彼女を引きとめた。
俺たちが父親を探してやると言って。

結果、ダルが父親とわかり、全ての未練を吹っ切った鈴羽は意気揚々と過去へ飛び…そして、失敗した。
その理由は彼女を引きとめた夜に激しい雷雨が起き、タイムマシンが故障。
それの修理がうまく行かず、彼女は過去にたどり着いた時に記憶喪失になってしまったからだ。

もしも4日前に彼女を引きとめなければ、タイムマシンは正常なまま過去に飛び、使命を果たせたはずである。
なので、4日前のオカリンに鈴羽を尾行するなというDメールを送れば歴史は改変されるはずである。
即ち、まゆりが助かる可能性が飛躍的に高まる、はずである。

そのかわり、鈴羽にとってかけがえの無い思い出になるであろう、その後の4日間は消滅する事になる。
父親に会えないまま、傷心のまま、誰もいない過去で黙々と使命を果たして行く事になる。
まゆりを助ければ、鈴羽はかけがえの無い思い出を失う。

どうするか?
オカリンは・・・どちらも選択しなかった。
オカリンが選択したのは、逃避だった。

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オカリンは2日前にタイムリープ。
鈴羽の父親探し・タイムマシンの修理・タイムリープマシンの開発を一旦止めて、東京ビッグサイトまでのサイクリングを提案したのだ。
夏休みの昼下がり、かけがえの無い仲間と共にお出かけ。楽しいひと時だ。

無論オカリンは全てを知っている。2日後にまゆりと鈴羽に起こる全てを。
しかし、それが来る前にまた2日前にタイムリープ。
この2日だけは、鈴羽もまゆりも、そして紅莉栖もダルもオカリンも悲惨な末路を迎えない、楽しいひと時。
オカリンはタイムリープを繰り返し、この楽しいひと時を永遠に生きる事とする。
何日も、何十日も、何百日も、何千…

全員が全員、同じ事しか言わない2日、同じ事しか起こらない2日。
次第に心がギスギスしてくるオカリン。
多少ひどい事を言っても、ひどい事をしても、タイムリープすれば全てなかった事になる。
ただ、オカリンの脳に、吐き気を催す自己嫌悪の念が刻まれるだけだ。
もう何千回、タイムリープしただろう。
そもそも何でこんな事をしているのだろう。
ああ、そうだ、鈴羽とまゆりを救う為だ。
何故そんなことをする必要があるのだろう。
何故そんなことをしなければならないのだろう。
マイナスの念を何千回と脳に刻み続けたオカリンは、ついに。

壊れてしまった。


しかしそれを救ったのは鈴羽。
今のオカリンの死んだ魚のような目には、既視感があった。
2036年の未来に生きる人間の目、そのものであったと。
彼女は気付く。オカリンはもう何千回とタイムリープをしていると。
彼がしているのは閉鎖された空間で行われている、緩慢な自殺であると。

鈴羽はこれから何が起こるかを聞き出す。
まゆりの死と、鈴羽の自殺。
それを知った鈴羽は逡巡の末――

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一緒に過去へ飛ぼう、と提案する。
タイムマシンの修理が不完全な為の記憶喪失。
その使命は24年後に思い出し、あまりの後悔に押しつぶされ自殺した鈴羽。
しかし、傍らにオカリンが居れば、思い出すかもしれない。
そして鈴羽としても本心は、一人ぼっちで1975年の昔に飛ぶのはイヤだ。
誰かにそばに居て欲しい。

かくして、タイムマシンは修理され、タイムリープが完成したその日、二人は旅立つ。
まゆり、紅莉栖、ダルに置き手紙をして。
両親、家族、全てをこの世界に残して。

世界は大幅に変わるかもしれないし、変わらないかもしれない。
しかし何千回と同じ二日を繰り返すよりかは、遥かに建設的で希望のある世界だ。
これは逃げではないし、そう信じたい。
オカリンと鈴羽は、この世界を去る。

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これから過去に飛び、35年かけて、未来を変えるために。

(鈴羽END)






…というわけでシュタインズゲートのエンディングを迎えた。
最初は他の日記と同様、ゲームを茶化しつつ書いてきたが、あまりに物語に引き込まれた為途中からあらすじの羅列の日記になってしまった。
日記としてみるとかなりよろしくないが、とにかくストーリーに引き込まれてしまったのはしょうがない。
このまま押し通す。

鈴羽endの感想は、実にこう、悲しい。
根っこはとてもいい奴のオカリンが壊れていく過程は、見て居られなかった。
そしてそれに気付きオカリンを救う鈴羽は、実に良い女である。
乳もでかい。おのれダルめ…
とにもかくにも、二人にとって良い未来になることを願うばかりである。
1975年から始まるシュタゲも見てみたいなぁ。

で、ここまで来たら当然他のエンディングも見てみたいのだが、このゲームには選択肢が無い。
分岐のタイミングは、メールの返信内容と、オカリンが重大な行動をするときにしつこいくらい逡巡のセリフが流れる時に、Dメールを使う、というもののようだ。
1週目プレイの時はそのタイミングを知る事はほぼ不可能だが、2週目プレイの時、分岐のタイミングになるとテキストの文末にケータイアイコンが出る。

試しに鈴羽の尾行を中止するか否かの所までロードしなおしてみると…

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おお、文末にアイコンが出るようになっている。
鈴羽エンドは第6章のエンディングだが、この時にケータイを起動させると、尾行するなのDメールを送ることが出来る。
すると鈴羽エンディングを迎えることなく、第7章が始まる。

というわけで引き続きシュタゲ日記は続くのであった。
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