シュタインズゲート 30日目 「未来ガジェット研究所の未来」

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どうあってもまゆりが殺されるという未来に収束してしまう現在の世界線を変えるには、まゆりが殺されない世界線に分岐する地点まで時間を戻すしかない。
具体的にはどうするか?

そもそもオカリンたちは何時からSERNに目を付けられていたのか?
鈴羽によれば、一番最初にオカリンがダルに送った「牧瀬紅莉栖が殺された」というメール、それによって紅莉栖が死んでしまうという未来が回避された事。
これを、エシュロンと呼ばれる情報傍受システムが採取したからと言う。

エシュロンとは現実にあるシステムで、その実態は謎に包まれすぎており、それ故陰謀論好きの連中にとっての格好の興味の的だった。
現実はともかく、作中の世界ではSERNはエシュロンを使い、タイムマシン開発に関するありとあらゆる情報を収集していた。
それに引っかかったからだという。

そしてエシュロンが収集した全ての情報が保存されているのが、ダルがSERNをハッキングした際に見つけた、IBN5100で構築されたデータベース内。

つまり、鈴羽のタイムマシンが治るまで何度もタイムリープし、直ったタイムマシンで鈴羽は1975年に飛ぶ。
この年代はIBN5100が世に出た時代であり、SERNもまだこれをラウンダーを用いて世界的規模で収集していなかった時代。
この時代において鈴羽はIBN5100を確保し、タイムマシンで現在に戻ってきて、ダルの手によって解析、データベース浸入、当該情報の削除を行う。
そうすれば、SERNはオカリンたちの存在に気付かず、タイムリープマシンの完成もせず、結果的にタイムマシンも完成しない。
よってSERNの手による暗黒の未来も変わるはずである。

これらのプランの全てを知った鈴羽が過去に飛べば、過去は劇的に改変される、はずである。
タイムマシンが直り、鈴羽が過去に飛んだ瞬間、まゆりが助かる世界線に移っていると、オカリンは感知できるはずである。
なぜならオカリンだけが、世界において唯一、世界線の遷移を認識できるからだ。

そうと決まれば善は急げである。早速オカリンはタイムリープマシンの性能限界である48時間前にタイムリープ。
48時間前の鈴羽やダル達に事情を話し、タイムマシンの修理に取り掛かる。
最も鈴羽は修理は出来ないが、マニュアルは頭に入っている。それを元に、ダルが修理をする。
修理時間は2日。それ以上を超えるとまゆりが殺されてしまうからだ。

本来なら2036年のテクノロジーで出来たタイムマシンを修理する事は不可能のはずだが、何故かタイムマシンの仕組みは電話レンジ(仮)と似ていると言う。
どうも都合の良すぎる話だが、そのまま修理を進める。

そして鈴羽から、あるものをもらう。

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世界線変動率(ダイバージェンス)メーターなるものであり、今から11年後にオカリンが開発するという。

鈴羽の居た2036年の世界を0%として、鈴羽がタイムマシンで2010年に来た事で世界線は元から0.33%ずれた。
このずれが1%になれば、まゆりが助かる世界線に変動したと言える、らしい。

世界線の変動を感知できる能力をもったオカリンならでは発明品である。
最も同時間内での世界線の移動を認識できるのはオカリンだけであり、その間の数字の変動を認識できるのもオカリンだけ。
なのでこれはオカリン以外が持っていてもほとんど役に立たないところが、実にオカリンらしいが。

さて、この間紅莉栖は全力でタイムリープマシンを開発しており、それも遅らせるわけには行かないので、結局オカリンはこの世界に来ても何も出来ない。
何も出来ない自分が悔しい。そんなわけで、鈴羽の父親探しを平行して進める事にする。
手がかりは…

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ピンバッジ
鈴羽の父親の形見だという。

なればこの世界でこのピンバッジを持っている者が、鈴羽の父親である可能性が高い。
アキバのアクセショップにピンバッジのデザインを渡し、これを見かけたら連絡するようにお願いする。
そうしてオカリンと鈴羽は足を使ってピンバッジを求めて東京近辺を探し回る。
その間、オカリンは鈴羽から、2036年までにこれから起きる未来に付いて聞く。

2034年に、SERNはタイムマシンを実用化。
その後の2年間でタイムマシンを駆使し時間改変をしまくり、SERNと、そのバックにいる300人委員会により世界は支配される。
自由は剥奪され、争いもないが怒りも悲しみもない、ロボットのような人間しか居ないディストピアに、世界は変わってしまった。
そしてSERNに対抗するものは容赦なく殺されていった。

鈴羽の父とオカリンは、そんなSERNに対抗するレジスタンスを組織したリーダーだった。

鈴羽の父は過去を変えるためにSERNの技術をパクッってタイムマシンを作る。これが鈴羽が乗ってきたタイムマシンである。
しかし完成半ばで鈴羽の父は殺される。

オカリンはSERNに対抗するテロリストとして活躍する。
世界を支配するSERN、その体制を覆し自由をもたらす、SERNにとっては混沌をもたらす存在。
オカリンがネタで言っていた狂気のマッドサイエンティスト鳳凰院凶真を地で行く活動である。
最も、これはネタではない。
2010年にまゆりを殺されたオカリンが復讐の炎に身を焦がした結果なのだから。
それで作ったのがオカリンにしか役に立たないダイバージェンスメーターとか、あとレジスタンスの作戦名がやたらゲルマン系というのがなんともオカリンだが。
しかしオカリンは真剣であった。そしてそれゆえSERNに目を付けられ、2025年に殺されたという。

牧瀬紅莉栖はその後SERNに拉致され、強制的にタイムマシンの研究をさせられる。
その後完成するのだが、鈴羽が飛んできた2036年の未来では既に死亡していた。

ダルは…謎である。
生死は不明。
ウィザード級ハッカーとして地下に潜っている説があるという。

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つまり未来ガジェット研究所の主要ラボメンの未来は、殆どが悲惨な末路を遂げている。
このような未来、断じて認めるわけには行かない。
まゆりが死なない世界線に移動さえできれば、このような未来にはならないはずである。

ダルはタイムマシンの修理を、紅莉栖はタイムリープマシンの完成を進める。未来を変えるために。
そして現時点では何も出来ないオカリンは、無力な自分を呪いつつ、鈴羽の父探しを、進めて行く。
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