シュタインズゲート 29日目 「マイフォーク」

WS004490.jpg

何度もタイムリープするオカリンだが、これはもう一人でクリア出来る問題では無いと気付く。
うなだれている所に現れる紅莉栖。
今の時間は丁度タイムリープマシン完成の打ち上げパーティの為の買出しの時間だったからだ。
まゆりを助けるには、一人では無理だ。協力者が必要だ。紅莉栖にすがろう。助けてくれ。

必死に懇願するオカリンの熱気に当てられたようで、彼女は協力を約束する。
タイムリープマシンを使って過去の自分に説明しろと。
過去の紅莉栖にとってはいきなりオカリンに未来から来たと言われても面食らうかもしれないが、大丈夫。
紅莉栖は自分こと自分が一番良く知っていると自信満々に胸を張り、念のためわたしの一番欲しいものはマイフォークという合言葉を教えてもらう。
マイフォーク…実に乙女である。言ってて恥ずかしくないのだろうか…

と言うわけでまたもやタイムリープ。
時間は5時間近く。タイムリープマシンが完成する直前の時間である。
そして完成した瞬間、実験はしないと宣言し、まゆりとダルは帰らせる。
一人残った紅莉栖に対し、自分は未来から来たと話す。全く信じない
マイフォークの合言葉を言う。顔真っ赤である。これでやっと信じたが…ダメだこの助手は。

で、色々まゆりを助ける算段を話すが、紅莉栖曰くタイムリープマシンは48時間以上飛び越えれないとのこと。
つまりまゆりが殺される原因がそれ以前、例えばSERNへのハッキング等がトリガであったら絶対助けられないことになる。
じゃぁどうしろと!?と大騒ぎするオカリンの声を聞いて階下で物音。
鈴羽がこの話を聞き、そして駆けだしていた。
追いかけるオカリン。

彼女はラジオ館に突き刺さった人工衛星の中になぜか居た。
鈴羽曰く、これはタイムマシンであるという。しかし壊れてしまっていて動かない。
鈴羽は告白する。彼女の正体は…

WS004539.jpg

ジョン・タイター
ネットに書き込みしていたのも彼女であり、SERNに支配された暗黒の未来を変えるために、2036年の未来からやってきたのだ。
しかし彼女がこの世界にやってきた為、SERNが気付き、結果まゆりが死ぬと言う世界線が出来てしまったのかもしれないという。
その為には一刻も早く過去へ帰らないといけないらしいが、タイムマシンは壊れている。
とにかく壊れたタイムマシンの前で呆けていてもしょうがない。
鈴羽とラボに戻り、話しを詳しく聞く事とする。

ラボに戻ると、帰らせたはずのまゆりとダルもそこに戻ってしまっていた。
しょうがないので全員を交えて、鈴羽の告白を受ける。

まず、2010年(作中世界における現在)に紅莉栖がタイムリープマシンが世界で初めて完成させたことで、SERNのタイムマシン開発が加速。
そして時間に干渉できるようになったSERNとそのバックの支配組織は、わずか2年で世界の支配体制を根底から覆し、ディストピア(超管理社会)を確立した。
この未来では、紅莉栖派タイムマシンの母と呼ばれていた。
何故なら紅莉栖はその後SERNに入り、その自身の頭脳と研究成果を提供するからだ。
そしてそれが鈴羽が紅莉栖を敵視していた理由だ。
彼女さえ居なければSERNの時間干渉は無かったからだ。

しかし現実の紅莉栖は人体実験を許さず研究成果は独り占めにしないという正統派の科学者だ。
彼女はおそらく未来で両親を人質にされ、SERNに拉致され、強制的に研究させられることになったのだと思いを改める事にする。
未来では、紅莉栖は43歳くらいで死んでしまうという。
SERNに逆らったものは殺される。紅莉栖もまた、利用されつくしたのち、未来のSERNに反抗したのだろう。
まゆりは世界に殺され、紅莉栖もやがて確実に死んでしまう。
そんな世界を変える方法はあるのか?鈴羽に聞く。

ある、という。

WS004573.jpg

2036年の世界では、世界の構造は解明されている。
世界は基本的に一つである。
過去を改変したとしても、改変した分だけ新たな世界が出来るわけでもなく、結果はやがて収束する。つまり結果は変わらない。
どんなにタイムリープしてもまゆりが何度も死んでしまったのは、このせいである。
この世界線がいくら分岐しても一つに収束する流れをアトラクタフィールドと呼ぶ。

しかしアトラクタフィールドは一本だけでなく、その大元には大きな分岐点がある。
歴史上の大きな分岐点において、アトラクタフィールドは大きく分岐して来た。
それは1991年のソ連崩壊、2000年の2000年問題であり、そして2010年現在のタイムリープ完成もまた、大きな分岐点であると鈴羽は言う。
なるほど…わからん

が、オカリンはこれをエロゲーに例えて実にわかりやすく説明する。
エロゲーで例えれば、アトラクタフィールドとはヒロインルートである。
エロゲーの主人公は学校に入学した。そこで選択肢が出る。部活メインにするか勉強メインにするかバイトメインにするか。
そこで例えば部活メインを選択すると、部活先のヒロインといちゃいちゃするルートが開かれる。
部活ヒロインルートではデートをどこに行くかなどの選択肢があり、海デートを選択すれば山デートのイベントは見れない。
しかしどこにデートをしようと、最終的には部活ヒロインと結ばれるエンドに収束する。

「大きな分岐点」とは上の例で言えば部活・勉強・バイトどちらメインにするかという選択肢。
一旦部活ルートに固定してしまえば、海に行こうが山に行こうがどんなデートを選択しても必ず最後には部活ヒロインと結ばれる。
電車に乗ろうが車に乗ろうが必ずまゆりが死んでしまうように。
なので、部活ヒロインと結ばれるエンドではなくバイトヒロインと結ばれるエンドを見たければ、バイトを選択できる地点まで時間を戻せばいいのだ。

つまり、まゆりがどうしても死んでしまう今の世界線がアトラクタフィールドαとすれば、まゆりが死なないアトラクタフィールドβに分岐できる地点まで時間を戻せばいいのだ。

タイムリープマシンでは48時間にしか戻れないが、タイムリープをする事で鈴羽のタイムマシンの故障を直すヒントを得られるかもしれない。
タイムマシンが直れば、まゆりが死なないアトラクタフィールドβに選択肢を変更できるチャンスが生まれるかもしれない。

もはやそれに賭けるしかない。
関連記事

コメント

非公開コメント