2016/06/05
シュタインズゲート 5日目 「牧瀬紅莉栖再び」

大学の単位取得のために講義を聞きに行くオカリンとダル。
そこで、なんと死んだはずの牧瀬紅莉栖とばったり会う。
確かに3時間前にラジ館で刺されて死んだはずである。
その血だまりを見た男の悲鳴もオカリンの耳に焼き付いている。
そのことを3時間前にダルにメールしたはずである。
びくびくしながらダルに聞いてみる。
確かにダルはそのメールを受け取ったという。

1週間前に。
ダルがメールを受信したのは1週間前。
しかしオカリンがメールを送信したのは、今から3時間前。
つまりダルからすれば、未来からのメールを受け取った事になる。
オカリンは知らないうちに時間跳躍の技術を身に付けていたのか!?
と思うのは早急で、メールサーバーの不調かもしれないし、オカリン自身夢幻を見ていたのかもしれないし。
オカリン自身、素のキャラクターが結構おかしいし…
何故か生きていた牧瀬紅莉栖もその点に興味津々のようである。
何しろ今回の単位取得の為の講義はタイムトラベル理論であり、紅莉栖はその講義をする本人だったからだ。
タイムトラベルと言うと誠に胡散臭いが、そういうのは牧瀬紅莉栖本人も当然信じていない。
いわば抽象的概念の理論思考訓練みたいなものであり、今回の講義のコンセプトもそれである。
しかしどうもオカリンと紅莉栖は性格が合わないようで、講義はお互い反目したまま、そしてただの厨ニ病のオカリンが紅莉栖に知識で勝てるはず無く、講義終了後別れる。
とにもかくにも、牧瀬紅莉栖は生きていた。
何故だ。わからん。
どうもオカリンは疲れているようだ。
というか、何かに憑かれているのかもしれない。
オカリンは秋葉にある小さな神社に行く。顔見知りのルカ子にお祓いしてもらうために。

彼がルカ子だ。
どう見ても女の子だが、男らしい。男の娘という奴だ。
何だかんだオカリンの厨ニ病にしっかりついて行く、ある意味出来た男だ。
ちなみにそこにはまゆしぃも居た。
オカリンはもう一度確認する。
ラジ館で血まみれの牧瀬紅莉栖を見た男が上げた素っ頓狂な悲鳴、まゆりも聞いたよな?と。
答えは、聞いてない。
おかしいのはオカリンなのか、この世界なのか、未だわからない。
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