ランス4 7日目 「シィル暗殺」

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真面目に闘神都市を捜索していたヘルマンとリーザスのことなど知る由もなく、ランスはシィルをいじめていた。
これはイオの魅了魔法によるものであるが、半分は素かもしれない。
いじめも佳境な所で来客が。
来たのはリックとジュリアだった。

ヘルマン兵装のイオを見たリックは彼女を問いただすと、シィルはリックに助けを求める。
彼女によってランスがおかしくなってしまったと。プレイヤー的にはあまり変わって無かった気もするのだが。
リックはランスに痛撃を食らわせ気絶させ正気に戻す。
一応作中設定では個人戦においてはランス>リックだった気がするので、魅了魔法によって多少は剣技が鈍っていたのだろう。
分が悪いと見たイオは、これまで獲得した闘神都市を起動させる4つのキーのうちの一つを持ってヘルマン隊の元に去る。
サドっ気がある上に嘘つきで人気投票やってもあまり票が集まらなそうな彼女であるが、一応職務には忠実であるようだ。

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そのヘルマン隊は闘将…闘神都市を守っていた魔法動力のロボットのようなもののうち一体を目覚めさせる。
ディオ・カルミスという最強の闘将らしい。
ただ闘将はその創造主であるMMルーンによって、人類抹殺指令を受けている。
これではモヤシのようなビッチなど一撃で撲殺されるであろうが、ビッチの臆病で疑心暗鬼な性格が今回は功を奏す。
ぷちハニーと呼ばれる小型の爆弾をディオのそこかしこに埋め、いつでも爆発させられるようにした上で目覚めさせたのだ。
闘将と言えど命は惜しいのか、ディオはとりあえずビッチの元に付くこととなった。
この保身の塊のような男が最強クラスの暴力まで手にしてしまった。
こうなるとろくなことにならないのがランスシリーズ。
この世界の数少ない常識人であるヒューバートは隙を見て志津香を逃がす。
ヒューバートとしてはビッチは無論尊敬していないし、腐敗しきっている今のヘルマンもそう好きではない。
それならなぜあなたは逃げないのと志津香は聞くが、彼はヘルマンを逃げ出さない。
ヘルマンは変わるかもしれないからだ。未だ生死不明のグータラ皇子が戻ってきさえすれば。

その後ランスはリックと共に行動する。
彼の女たち(と断言してる)かなみやマリアがまだ迷宮内に残されているので、彼女を助けるためだ。
取り敢えずかなみを助けたが、それ以上は先に進めないようなので一旦宿屋に戻って休むこととした。

その夜、かなみはシィルと話す。
なんであんなランスみたいなどうしようもない酷い男と一緒に居るのか。
アイツは最低な男でありロクなもんじゃない、あなたならもっといい男と幸せになれるはず。

それを聞いたシィル、怒ってしまった。
彼女が奴隷に落とされた時にかかっていた絶対服従魔法はとっくの昔に切れている。
それでもランスについていく理由は、ランス様はどんな困難にも恐れず、あらゆる手段を駆使し立ち向かい勝利するから。
度外れて自分に正直で、鋼の意志でブレない強い生き方をしているから。
そういうのをつまり鬼畜と言うのだが、シィルはそれほどまでにランスのことが本当に好きなのだ。
それを聞いたかなみは…

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シィルを暗殺しようとする。
もしもシィルがランスの事を好きだと言ったのなら、殺せ。
それが、彼女の主人であるリーザスを統べる王女リアの特命だからだ。

流石にランスにぞっこんなリアなだけであり、彼女もランスに負けず劣らず鬼畜だ。
忍者は死を賭してでも主人の命令を守らなければならない。
首にかなみの短刀が添えられ、シィルは…
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コメント

昔のゲームは

怖いタイトルが多かったけど、所詮ゲーム内の世界ですもんね。
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