ヴァルキリープロファイル 12日目 「レナスブーストキャンプ」

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レナスが次なる英霊として目を付けた騎士団員のロウファ。

彼は、アリューゼが狂戦士となり多数の騎士団員を殺した挙句自害したという事実がどうしても受け入れられなかった。
粗暴なようで冷静なアリューゼが自暴自棄になるとは思えない。
きっと恩義のある騎士団長――自分の父を手にかけるのを拒んだのだ。
そう信頼する。信頼しきる。
アリューゼに悪意はないのだから、騎士団がその弟ロイに咎を向けるのは間違っている。

なので自分はロイを牢から出し、その逃走を友人のカシェルセリアに頼む。
これはつまり騎士団にとって反逆である。反逆罪は死罪。
ならばとカシェルは提案する。騎士なんてやめて俺たちと同じく自由気ままな冒険者として生きろと。

しかしロウファはそれを受け入れない。例え騎士団の考えに納得できなくても、自分は誇り高い騎士だ。
逃げやしない、罪は甘んじて受ける。

かくてロウファは英霊となった…のだが、この辺のエピソードは少々脳内補完が入っている。
実際は彼がロイを逃がして画面が暗転したと思ったら、いつのまにかレナスの四次元ポケットに英霊として収まっている。
これにはレナスもびっくりであろう。

このゲームはこうしたわかりにくい所が結構ある。
プレイヤーに考える余地を与えたのかただの舌足らずなのかはよくわからない。
しかしこのゲームの開発会社のトライエースの前身はウルフ・チームであり、つまり日本テレネットだ。
いろいろと邪推したくなるのは仕方なかろう。

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英霊は1チャプターにつき二人送れるようで、貴族ベリナスは既に送って居る。
もう一人は誰にしようかと考えつつダンジョンでひよっこ英霊どもをビシバシ鍛えていく。
そこで戦闘しまくるわけだが、このゲームではやや強めの装備は結構壊れやすい。
快適に倒していた敵がいきなり固くなったと思ったら大抵装備が壊れているのだ。
一応武器が壊れるときにエフェクトはあるのだが分かりにくく、メニューを開いて初めてわかるといった状況が多々。

これはめんどくさいので魔導士キャラのジェラードが覚えたシャドウサーバントの魔法を開幕からガシガシかけていく。
この魔法は一撃で雑魚を全ておだぶつに出来るので、武器が壊れる心配がなくなるからだ。
レナスブーストキャンプに差別は無い、元王女だろうとビシバシ働かせるのだ。
おかげでただでさえ全く戦力になってないラウリィ君などは出番が全く無くますますモヤシになるわけだが。

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そろそろ次の英霊を探すかと集中してみると、倭国という名の島国を示唆される。
ここは日本と中国と琉球を足して3で割ったような独自の文化を成している。
この地で代々続く神社の跡継ぎである那々美が次なる英霊のようだ。

彼女は神社を継ぐための儀式を何度も行っているが、何故か体調を崩したり災厄にあったりしてしてうまく行かない。
那々美は実は神社の養女であり、この神社の実娘である美那代は既に死んでおりこの世にいない。
本来美那代が継ぐはずだったこの神社、彼女の分まで自分がしっかりしなきゃいけないのに。

しかしレナスは感じ取る。
体調崩したり災厄が起こったりと言うのは偶然でなく、それを引き起こしている存在――不死者の影を。

ヴァルキリープロファイル 11日目 「フレイさんに怒られる」

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チャプターが終了すると、神界の様子が描かれる。
神界ではレナスが見出し天界に送った英霊が大活躍し戦況を優位に運ぶ。
…予定だったのだが、レナスはこれまで一人の英霊も送っていない。

かくしてレナスの所属するアース神族は戦争を優位に運ぶどころかじり貧であり、上司であるフレイ姉さんにとても怒られる。
ノルマ未達というやつだ。
保険の勧誘か何かのゲームなんじゃないかこれは。

イエスマム!と直立して地上へとんぼ返りするレナス。

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そして光の速さで不倫貴族のベリナスをビシバシ人格改造し、泣いたり笑ったりでき無くしてやる。
具体的には、各キャラのレベルを上げると貰えるCP(キャパシティポイント)を人物特性に割り振っていく。
特性はキャラによって違っており、それがキャラ性を出している。
例えばベリナスはロマンチストだが、その要素は神の戦士として相応しくないのでCPを割り振る。するとその特性は下がる。
逆に自己犠牲は美徳であるのでこれにCPを割り振るとその特性は上がっていく。
それらの結果で勇者適正値が伸び、この値が高い程神界で活躍する…はず。
こうしてハートマン軍曹の如く各キャラの人格をヤスリで研ぐように削ったり磨いたりして、兵卒を作り上げるわけだ。

作り上げた英霊はコマンドひとつでそのまま神界へ送れる。
実際はすごいことをやっていると思うので大した演出があると思いきや、転送は一瞬で終わり別れの感慨も何もない。
この辺現実の軍隊以上に全くもってドライである。

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とにかくフレイ姉さんを怒らせると怖そうなので、速攻ベリナスを徴兵したのちすぐさま集中し次の生贄…じゃない、英霊を探す。
今回レナスがロックオンしたのは、ロウファ

アルトリア…ジェラードの母国でありアリューゼがやさぐれていた国の騎士で、騎士団長の息子でもある。
親の七光な宮仕えという温室育ちの彼にとって、自由奔放で一匹狼なアリューゼに憧れるのは半ば当然であった。
しかしそのアリューゼは王女ジェラードを殺し何十人もの騎士を殺した上自害。
ベルセルク(狂戦士)と化したアリューゼへのオトシマエは、彼の弟ロイに向けられる。

捕縛されたロイに対し、ロウファは…

ヴァルキリープロファイル 10日目 「嫉妬」

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貴族ベリナスと侍女の阿沙加は互いに恋心を抱いていた。
しかし奴隷売買が横行しているこの世界、元奴隷の少女と貴族は釣り合うはずもなく。
ベリナスはそれ相応の家柄の妻が居て、阿沙加は不相応の夢を見ることすら畏れ多い。

恋慕と諦念の思いが交錯する爛れた生活。
しかし、そんな生活はやがて終わりを告げる。
ベリナスの妻が死んでしまったからだ。

否応なく縮まる二人の距離。阿沙加が夢の一片を手にしたその夜…彼女は死んでしまった。
呪いによって遣わされた不死者によって。

その呪いをかけたのは…ベリナスの妻だった。
夫の愛が自分に向けられていない事に絶望した彼女は、自分の命を魔神に捧げ、その対価として阿沙加の命を奪った。
その魔神…ヴェリザが司るのは、嫉妬。

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不相応の恋がもたらしたものは、破滅。
悔恨の念に駆られたベリナスは、現れたヴァルキリー・レナスに願う。
自分の命と引き換えに阿沙加を助けてくれと。

かくて阿沙加は助かり、ベリナスは固陋とした旧態依然の貴族社会を死ぬことで脱し、自由の身となった。
自由と言っても英霊になったわけでつまり神様にこき使われる一兵卒になったわけで、それはそれでどうなんだ。
不倫ダメゼッタイということであろう。

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ベリナスを英霊にしたあとその辺をウロウロしていたら、いつの間にかこの章におけるピリオドが尽きてしまった。
未だシステムが把握しきれておらず、無駄な行動をし過ぎたからだ。
まずい、まだ一人も天界に英霊を送っていない…フレイ姉さんにエーテルストライクされそうだ。




■現在の状況

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このゲームは章ごとに神界での戦争の経過報告がなされる。
アース神族というのがレナスやフレイ姉さん、オーディン様の勢力。つまりプレイヤー側だ。
ヴァン神族と言うのが敵対する神族。
その他の勢力は冥界など、神界以外の世界の勢力であろう。
これらと三つ巴の戦争をしているようだ。

そして図の通りレナス達アース神族が一番劣勢に立たされている。
一人も英霊を送っていないので当然だ。
不倫貴族ベリナスの性根をとっとと叩き直して天界送りしておくべきだったか。

ヴァルキリープロファイル 9日目 「デジャブ」

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英霊としてはいまいち心許ないラウリィ君を連れてダンジョンで修業を積みつつ世界を巡る。

途中見知ったところに出る。
オープニングでプラチナと言う少女が死んで?しまったスズランの草原。
そこには少女も、彼女を連れだしたルシオもおらず、石碑のようなものだけがあった。

オープニングはあまりに意味深すぎたのでレナスの前世がプラチナとか思っていたが、どうもそう単純な話でもないようだ。
石碑には死霊が二つまとわりついており、これがルシオとプラチナの霊なのかと思いきやそうでもない。
別の村でルシオが生きているような痕跡を見つけたからだ。

これはなかなかミステリーであり、世界の探索が捗る。
捗るという事はピリオドが経過し世界の破滅に近づくわけで、あんまり喜んでいてはフレイ姉さんにしばかれるわけだが。

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プラチナの家に行ってみると、プラチナの母が最高レベルの不機嫌で出迎えてくれる。
「お、お前はプラチナ…!」と言う展開を予想していたのだが、世界名作劇場の意地悪おばさんポジを堅持。
どうもこのあたりの物語には一捻り二捻りありそうである。

さて、かような感じで世界を巡りまくるのだが、巡るだけではイベントは起こらない。
上空で集中し、自らイベントを発見させなければならないのだ。
徒労を踏ませないという意味で、これはライトユーザーには実にいいシステムだ。
だが私レベルのおっさんになると頼まれもしないのに色々な所に潜り込んでイベントフラグ立たせようとする。
そうするとイベントは起こらずピリオドを消費するばかりになり、フレイさんに怒られる。困ったものである。

というわけで上空で集中。
運命の輪が選んだのは…

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ラッセンという富裕都市に大邸宅を構える貴族ベリナス

貴族と言えば金と権力で民衆を虐げているという連中ばかりというイメージだが、彼はそうでもなく誇り高い。
ノブレスオブリージュというやつだ。

この世界では奴隷取引が当たり前であり、彼の家も奴隷を当然囲っていたが、誇り高い彼は奴隷も一人の人間として扱う。
彼が連れている召使い「阿沙加」に対してもそうで、身分の壁を越え恋心すら抱いているようだ。

金も権力も人柄も容姿も申し分なしのベリナス。普通ならそのまま最良の人生を大過なく過ごせる器だ。
だがレナスにロックオンされたという事は、近いうちに彼に悲劇が起こるという兆し。
このゲームのリア充は爆発しすぎである。

ヴァルキリープロファイル 8日目 「決別」

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次なる英霊は戦死した青年ラウリィ。

ただ彼には恋人が居り、彼女のことが気がかりだ。
彼女もまたラウリィの戦死を認めていない。
戦死の場合遺体が戻ってくるのは稀であるから、遺体をこの目で見ない限り彼女は恋人の死から目を逸らすことができる。

母が新しい出会いを薦めても全く取り合わない。
一縷の望みにすがる彼女は美しくもあるが、すがったまま歳を重ね、新たな出会いの可能性を自ら潰すのは果たして良いことか。

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かくして英霊となったラウリィ、レナスに説得され一時的に実体化し、自らの死を伝え彼女と決別をする。
彼女の新しい出会いの為に。
彼女の幸せを願うからこそ別れる。なんとも美しい話である。これぞ真の愛である。

なのにラウリィくんのこの未練たらたらな顔を見よ。さすが初期勇者適正が-90なだけはある。
こんなヘタレな部下を実戦投入できるまで鍛え上げなければいけないレナスの苦労がしのばれる。
どうもこのゲームはサラリーマン社会の縮図な気がする。




■現在の状況

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だらだら書いているこの日記であるが、ゲーム時間は2時間40分弱でまだ序盤も序盤だ。
システムが直感的に分かりにくく専門用語も多いので、まずはそれを理解するのに一苦労。

現時点で行ける所だけは沢山あるので色々な山村に入り浸ってみるも、集中していないからかイベントは起こらない。
ピリオドだけ消費し終末への時計は空しく針を刻む。無論まだ一人も英霊を神界に送っていない。
上司のフレイ姉さんにしばかれそうである。

ヴァルキリープロファイル 7日目 「ピリオド」

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ダンジョンを攻略していくレナス。

ジャンプ軌道が独特で自らが作り出した氷柱を乗り継いでいくのも慣れが必要とする。
またマップには柱を倒すなどギミックがあり、それによって新たな道が開けていく。
敵はシンボルエンカウントだがこちらから斬りつけながら戦闘突入すると先手が取れる…
など、このマップでこれからのコツを掴めみが高い。

ボスはエルダーヴァンパイア。ヴァルキリーが忌み嫌う不死者で、不死者は不死者を生む。
ならばぶち殺すしかない。サクッとおだぶつだ。

ボスを倒すとアーティファクトと言うのが手に入る。
これは自らが持ち去って糧とすることもできるようだが、所有権は天上界のオーディン様にあるらしいので素直に返品する。
ここはひたすら盲目的に上司に仕えるか、あるいは常に自分ファーストで上司に対しては是々非々で行くか。
宮仕えレナスの組織内での立ち回りが問われるところだ。

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ダンジョンを踏破し再び地上に浮上すると、フレイが説明する。
かようにダンジョンに入ったり、あるいは町や村に入るたびにピリオドが経過する。
このピリオドを規定数経過させるとチャプター(章)が終了。
その時点での神界での戦争の経過が語られ、次の章に進む。
全てのピリオドが経過すると世界に終末が訪れる。
なのでそれまでに英霊を導き神界送りして、天上界の戦争を優位に進めなければならない。

世界観的には非常に重厚で雰囲気あり格調高く中二病的なのだが、平たく言えばレナスは募兵担当ということだ。
見かけは豪華華麗だが、その実なかなかに泥臭いゲームだと言えよう。

さて、レナスは上空で集中する。
次なる英霊を求めるためだ。

様々な場所で様々な魂の叫びが聞こえる。
その場所は…クレルモンフェランと言う国。
この国は戦争こそが国家の全てであり、崇拝すべきものとしている。
どこかの国と宗教対立や思想対立をしているのかどうかもよくわからない。
とにかく戦いが全てと言う隣国にとってはまことに迷惑千万な国だ。

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レナスがこの国に降り立つと、いきなり葬式から始まる。
どうも戦死したようだが死体は無く棺は空っぽ。
戦場では死体をいちいち拾ってられないからだ。
戦争ではよくある風景なのだが、死体の無いことが逆に残された者に絶望より残酷な希望を与えることとなる。

ここで死亡した男ラウリィには勇者の素質があるようで、レナスは今度は彼を導いていく。

ヴァルキリープロファイル 6日目 「運命の輪」

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アリューゼ・ジェラードという二人の英霊(エインフェリア)を導いたヴァルキューレ・レナス。
だがこのとれたてホヤホヤのエインフェリアをそのまま神々の戦場に送るわけにはいかない。

エインフェリアには勇者適性値というのがあり、新人エインフェリアは大抵低い。
これを上げるには彼らを伴ってダンジョン探索、あるいはイベントクリア等で経験値を貯めレベルアップする。

そしてレベルアップの際に貰えるCP(キャパシティポイント)を人物特性に振り分けることで勇者適性値が上がる。
このポイントは他に戦闘中スキルやステータスにも振り分けられる。
なので長々と道中を連れまわすならスキルやステータスに振り分け、とっとと神界送りするなら勇者適性値を上げればいい。

まだいまいちこのゲームの要領が分かっていないので、とりあえず連れまわせる3人のうち一人だけ神界送り用に育てる。
他はスケさんカクさん的な用心棒として育てていこうと思う。

というわけでフレイ姉さんからしばらく新人育成に勤しみなさいと言われ、レナスは精神集中する。
するとこれから英霊となりうるヤバそうな状況が次々と浮かんでくる。それをもたらそうとする不死者の存在までも。

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アルトリア山岳遺跡というところにその不死者がいるらしい。
不死者のせいで英霊が増えるなら考えようによってはアリなのだが、英霊はそんなにポンポンいるもんではない。
大抵は死霊みたいなおっかない存在になってレナスの仕事を阻むので、こうした不死者を倒すのもヴァルキリーの仕事だ。

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急行してみると横スクロール探索アクションが始まる。
戦闘はシンボルエンカウントで、ウロウロしている敵キャラにぶちあたる又は切りつけることでコマンド戦闘が始まる。
道中はレナスの技で足場を作ったりして進む。
FC版火の鳥鳳凰編的な探索と言えば分かりやすいだろう。分かりにくい。

ちなみに足場をその場で作り続けるとレナスがふっとぶよくわからない現象がある。
これを使わないと取れない宝箱があったりするのでA型気質には割とつらい。

00年代以降のゲームはそうした取りにくいアイテムは案外必須級でなかったりする。
だが90年代のゲームはバランスがまだちぐはぐで、そうしたアイテムが結構容赦ない人権アイテムだったりする。
90年代PSゲームのゼノギアスとか双界儀とかは舌打ちしながらゲームしてた気がする。お行儀が悪い。

ヴァルキリープロファイル 5日目 「勇者の素質」

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王女ジェラードを間接的に殺した奸臣ロンベルトに立ち向かう傭兵アリューゼ。
それは義侠心なのか、常に他人を利用し尽くし自分だけが得にする、どこにでもいる悪人にいい加減辟易していたからか。
だがロンベルトは怪しげな術を体得しており、このままではアリューゼに勝ち目はない。

既に死して英霊…エインヘリャルとなったジェラードはヴァルキリー・レナスに頼む。アリューゼを助けてくれと。
ヴァルキリー的にアリューゼを助ける義理は無いが、ロンベルトの術は人々の魂を穢す。

ヴァルキリー・レナスは自身の種族であるアース神族の為に、その尖兵となる、勇者の資質を持つ英霊を集めている。
なれば別の種族も己の尖兵を集め、神々の属する高次元での戦争の一兵卒を集めているかもしれない。
その条件は、例えば穢れた魂かもしれない。これ以上面倒な敵を増やしても厄介だ。

そんなわけなので義理人情でなく合理的な動機で戦闘に介入し、アリューゼを助けるレナス。
この辺はまだまだチュートリアル的な戦闘でありサクッと倒す。

倒したものの…それでこの国が平和になるわけでもない。
事情を何も知らない者から見ればアリューゼは国の重臣を殺した反逆者だからだ。
城の衛兵は彼を賊と断じ、アリューゼに切りかかってくるが無論格が違う。
ならば手加減すればよいものの、アリューゼは何も臆することなく衛兵を殺してしまう。

しかしアリューゼが大恩あるらしい騎士団長まで剣を抜こうとしたのを見て…

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恩人は斬れぬと、アリューゼは自ら命を絶つ。
これも彼が義理人情に篤いというよりも、衛兵を散々殺した挙句勝手に死を選ぶ、戦闘狂な性格が窺い知れる。
勇者とはとてもじゃないが言えない性格だ。
いくら強くてもそうした勇者の資質を持たないものは英霊になれないと…とは断じるヴァルキューレ。

かくしてその狂暴な魂は捨て置かれ死者の国ニブルヘイムに運ばれるのを待つのみ…

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とはならず、彼もまたヴァルキリーに見いだされ彼女の旅を共にするエインヘリャルの一員となる。
その理由はジェラードの願いだからなのか、レナス自身に秘密の作戦でもあるのか、現時点ではよくわからない。

さて、ここまで非常に長くブログを書いてきたが、ここでもまだチュートリアル的には半分である。
昔のプレイヤーはこんな長いチュートリアルでも付いていってくれたんだなぁと隔世の感を感じる。
無論このゲームはここまでやってきて既にグラフィックもキャラクターも世界観も半端ないので付いて行ける、というのはある。

ヴァルキリープロファイル 4日目 「エインヘリャル」

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王女ジェラードが変貌させられてしまったグールには、いくら凄腕の傭兵アリューゼであろうと人の身で叶うものではない。
が、その刹那妙な人影が彼の前に立った。

戦乙女…ヴァルキリーと名乗ったその人影は、彼を助けるために降り立ったのではない。
非業の運命に苛まれたジェラードの魂を英霊――エインヘリャルとして迎えるためだった。

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と言うわけで戦闘が始まる。
ここに来てやっとゲームらしくなってくる。
戦闘システムはこの当時のプレステRPGによくあった、ボタンを叩いてその組み合わせダメージを与えるものだ。
組み合わせによってゲージを100まで与えると派手な必殺技が出せる。
如何にも次世代機らしいシステムだが、この頃ゼノギアスやレジェンドオブドラグーンなど同じようなシステムは正直多かった。
しかし今の時代はソシャゲ全盛期で自動戦闘が多すぎるので、今やると逆に新鮮ではある。
ここはその適度な没入感を素直に楽しんで行こう。

これは最初の本格的な戦闘なだけあり、しかも女神フレイまで仲間に居るので苦戦する要素は無い。
サクッと片付け、グールは息絶える…つまり王女ジェラードは絶命。

もっともグールになってしまった時点で彼女の魂は死んでいた。
それをヴァルキリー・レナスが彼女に英霊となる道を与え救済したとも言えるだろう。

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ジェラードを殺されたアリューゼは怒り、それを黒幕のロンベルトへ持っていく。
その怒りはジェラードに対する義侠心だけではないだろう。
元来そんな心は持ち合わせていなさそうなのがアリューゼだ。
自分は死んでもジェラードのようなヴァルキューレによる魂の救済は多分無い、そうした諦念や嫉妬もあるのかもしれない。

半ば自暴自棄になりつつ、アリューゼはロンベルトへ剣を振り上げる。
しかしロンベルトは不敵に笑う…

ヴァルキリープロファイル 3日目 「異形」

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父を侮辱され、侮辱した傭兵アリューゼに仕返しに来た王女ジェラード。
アリューゼを騙す為アンジェラと言う偽名と変装を用い、飽くまでいち市井として接近を図る彼女だったが…

やはりと言うか当然というか、一般人のふりをして入った街食堂の料理がことごとく合わず、しまいには酔っ払って寝てしまった。
しかもアリューゼの家で介抱されていると、寝相が悪く変装が解け王女であることがバレてしまう。
世間知らず王女、ポンコツっぷりを遺憾なく発揮する。

取り敢えずアリューゼは見なかったことにすると、起きた彼女は詳しい依頼は明日すると言いつつそそくさ出て良く。
まったく、いい気なものである。
町の人々曰く、この国は隣国ヴィルノアから虎視眈々と狙われているというのに。

翌日、アリューゼは妙な女から依頼を受ける。
荷物運びの護衛をして欲しいと。
こちらはアリューゼのようなおままごとの依頼ではなく、普通の仕事依頼だ。
当然こちらを優先する。あのおてんば姫などまたまとわりついてきたら適当にあしらえばよい。

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アリューゼが引き受けた、荷馬車の護衛。
箱の中の荷物を隣国ヴィルノアまで届けるので、その間野盗やらなにやらから守ってくれという事だ。
この仕事の依頼主はアルトリア…先にアリューゼが傭兵を引き受けていた国だが、そこの重臣であるロンベルトらしい。
前回、アルトリアの姫ジェラード王女の八つ当たりを受けていた気の弱そうな初老の男だ。
ヴィルノアはアルトリアと仲が悪く一触即発の危機らしいので、休戦の品か何かだろうか。
まぁ何であっても今の自分には関係ない。どこの国がどうなろうか知ったこっちゃない。
粛々とこの楽な仕事を片付けて金を貰うだけだ。

そんな時、土煙りを巻き上げこの荷馬車を追いかけてくる重装備の一隊が。
彼らは野盗などではなく、なんとアルトリアの騎兵隊だった。
これは叶わぬと荷物を放り出して逃げるアリューゼたち。道すがら相棒の男は怒りながら言う。
依頼主のロンベルトがしくじったと。
何故ならロンベルトは敵国ヴィルノアのスパイあり、中の品物はヴィルノアへの貢ぎ物。
その貢ぎ物とは、眠らされたジェラード王女。

彼女をヴィルノアまで運びかの国の人質とすれば、アルトリアなど簡単に滅びる。
そんな奸計を案じ今回の仕事となったのだが、アルトリア騎士団にバレては世話が無い。
騎士団は荷物の中身がジェラード王女と知り、慌てて気付け薬を飲ませる。ロンベルトから貰ったという薬を。
それを飲まされた王女、無事覚醒する…と思いきや。
苦しそうな彼女の喘ぎ声を確かに聞いたアリューゼ。思わず現場に戻ってみると…

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そこには異形の怪物、グールが居た。
彼女が飲まされた薬は気付け薬でなく、異形の怪物グールになってしまう恐るべき薬グールパウダー。
禁忌に触れた魔術師が使う、呪われた薬だった。

ロンベルトは二重の罠を打っていたのだ。
王女が隣国まで無事運ばれれば、人質とする奸計が果たされる。
一歩で真面目な国境警備隊には王女誘拐計画の情報と共に、グールパウダーを気付け薬と偽って渡しておく。
これにより王女は魔物グールとなり警備隊はグールに殺され、真相を知る者はこの国ではロンベルト以外誰も居なくなる…

ポンコツおてんば姫を待っていたのは、あまりに過酷な運命だった。
肉体も精神も何もかも異形となった王女は、アリューゼに襲い掛かる。
と、その時…!