聖剣伝説2 20日目(最終回) 「子午線の祀り」

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ダークリッチを倒したものの、マナの要塞は激震する。
世界からマナが失われた時に現れる破滅への御使い・神獣が、マナを失わせている根本であるこの要塞を攻撃しているのだ。
その苛烈な攻撃は、かつて旧文明を滅ぼし、人類は再び今の文明を手にするまで長くつらい黄昏の時を歩んできた。
再び同じ過ちを繰り返してはなるものかと神獣に立ち向かうランディ達であったが、ふと足を止める。

神獣はマナが急速に失われると今のように暴走するが、平時であれば大人しく、失われたマナを回復させることが出来た。
しかし神獣を倒してしまうと、マナを回復させる手段が無くなる。
つまりマナと共にあり、マナが無ければ存在出来ない妖精、仲間のポポイが消えてしまうことになるのだ。

だがそれはポポイが死んでしまうのでなく、マナの力によって人間界と重なり合っていた妖精界が分離させることを意味する。
二度と会えなくなるのに違いは無いが、死ぬわけではない。しかし今逡巡すれば人間界も妖精界も全てが灰燼と化す。

決意したランディ達は、マナの剣を握りしめ最後の決戦へと向かう。

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神獣は数々の容赦無い攻撃してくる。
文明を滅ぼしたメギドの火かの如き派手なぐるぐる炎を吐いてきたりするが…どれも実はそんなに痛くない。
体当たりしてきた後にヒールウォーターを全員にかければ十分リカバリできるであろう。

一通り攻撃が終わって神獣が姿を現しかけてきたら、プリムとポポイでマナの剣の魔法を使おう。

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すると神獣に攻撃が通るようになる。
なおプリムの月魔法であるエナジーボールを使えば、聖剣でなくてもダメージが通る。
非常にバグが多くて有名なこのゲーム、ランディが消えてしまうくらい平気である。
なのでランディがゲーム途中で居なくなってしまったプレイヤーはエナジーボールを使うのが良かろう。
主人公が居なくても進められるとは、流石ナーシャ・ジベリのプログラムである。違うかもしれないけど。

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やがて神獣は倒れ、その体は雪となり世界に降り注いだ。
それは、世界中からマナが失われ傷付いた大地を癒すものであったかもしれない。

だが、戦いに勝利し、その喜びを分かち合う仲間のポポイは…消えてしまっていた。
この地上はマナの失われた世界。妖精界の居場所は、この地上にはもうどこにもなかったのだ。
その妖精界も、帝国の襲撃により建物は壊され仲間の安否も未だ不明。

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一人残されたポポイは空を見上げる。
ランディ達にはもう二度と会えないけれど、妖精界はこの地上に確かに存在する。
世界に降り注ぐ神獣の雪は、きっとこの妖精界をも癒してくれるはずだから。

聖剣伝説2 -完-




■感想

学生時代にやったこのゲーム。
当時は美しいドット絵や非常に多いアニメパターン、多彩な武器や魔法、超高速のリングメニュー展開に惹かれたものだ。
が、今やってみるとそれらはある部分面倒で分かり難さもある。
売買のシステムやステータス等を確認するUIも、サクサク感があまりない戦闘シーンもどことなくたどたどしい。
ただこれらは時代を経るごとにより進化するものであるので、この当時では時代相応、むしろ最先端であったのは確かだ。

これらよりも今やって改めて驚いたのがシナリオの良さだろう。
生と死、出会いと別れ、挫折と成長、キャラの心情が非常によく描けているのだ。
特に生と死、出会いと別れと言った部分は今のとかく優しい時代ではぼやかされてしまうことが多い。
それらを描き切った本作は個人的に非常に評価が高い。

昔の思い出に浸りつつ本ゲームを楽しんでも良いし、純粋に物語を楽しんでも良い。
30年以上にも渡って語り継がれるゲームとは、やはり只者ではない何かを持っているものなのだ。

聖剣伝説2 19日目 「呪術師」

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ランディ達はマナの要塞へ突入する。
貴重なマナを動力とし、世界に破滅をもたらすこの要塞を止めるために。

ここは最終決戦場なだけはあり、装備はランディの頭装備であるグリフォンヘルムを除けば全て最高クラスがドロップする。
ここまで来ればポポイの魔力無限機関も十分機能するので、魔法を使いまくって倒していこう。
なお後述するダークリッチはプリムの使うセイントビームの魔法レベルが低いと話にならない。
なのでこのあたりでセイントビームを使いまくってレベル上げしても良いが、宿屋でティンクルバリア使う方が効率は良い。

途中何度かボスに会うが、大して強くない。
巨大化するウィスポスライムは闇魔法が弱点なので、必要とあればそれもレベル上げすればよいだろう。
しばらく進むと…

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宿敵タナトスが待ち受けていた。
拉致したディラックを伴って。
そのタナトスは…体が朽ちかけていた。

彼は新しい体を求めていた。その器として相応しかったのが、闇の血を引くというディラックだった。
ディラックが時折見せた不可解な力、そしてタナトスが彼に固執した理由はそこにあった。
そうした器でなければ、汚れたタナトスの魂を受け切れないからだ。

だがそんなことを許すはずのないプリムはタナトスに一撃。
そのまま朽ち果てるかに見えたタナトスは、ディラックへの乗り移りに成功。
が、しかし…ディラック、いやタナトスの動きが止まる。

タナトスの魂と同化したディラックは全てを知った。
タナトスの正体とは、永遠の命を得るために魔界に魂を売り、太古から転生を繰り返してきた恐るべき魔導士。
何度も転生を繰り返すうちにその魂は壊れ穢れ、生への執念と怨念の塊となった異形…ダークリッチとなった。

そんな物騒な不届きものなど生かしてもろくなことが無い。
ディラックはタナトス諸共自害する…

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器を失い、魂をも消滅しかかっているダークリッチは、生への執念と怨念をむき出しにランディ達へ襲い掛かってくる。
一か八か、ランディ達を新たなる器とするために。

ダークリッチは非常に強く、まともに戦えばわけのわからないうちに状態異常させられた挙句死んでしまう。
このゲームの数少ないゲームオーバーポイントでもある。
が、そのおっかない顔立ち方からして露骨に聖魔法に弱いので、ここぞとばかりセイントビームをぶち込んでやろう。
最大限までレベル上げしたセイントビームを連発すれば、一歩も動かずして倒すことができる。
全く持ってダークリッチも恐ろしい少女を敵に回したものである。

かくしてダークリッチは光と化し、彼が封印していたマナの魔法を完全に使えるようになった。
この世界を救う「マナの剣」の封印を解く魔法が。

焦がれ続け追いかけ続けてきたディラックを失い悲嘆にくれるプリムだったが、破滅への秒読みは容赦なく進む。
世界中からマナが失われるときに現れるという神獣が、この要塞に迫ってきていたからだ。
かつて旧文明を滅ぼしたと言われる神獣。
歴史はまた繰り返してしまうのか。