聖剣伝説2 18日目 「再会」

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聖剣の封印を解くため、マナの大樹にやっとたどり着いたランディ達だったが…
その時、空中から一閃。
マナの要塞からの攻撃で、なんとマナの樹は粉々に破壊されてしまった。

このままでは聖剣の封印は解けない…だけではなかった。
実はこの樹は…

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元はマナの種族と呼ばれる人間だったという。
その人間時代の女性こそ、幼いころから焦がれつつも出会えなかったランディのまぶたの母。
この物語の一番最初、聖剣の近くに現れた亡霊こそがランディの父…という事実がここで明かされる。

マナの種族の女は子供を産むとこうして樹となり世界を見守る定めとなる。
そしてマナの種族の男は…聖剣をその手に携え、世界を救う戦いに身を投じる定めにあるという。
ランディが聖剣を引き抜けたのは偶然ではなく、必然であったのだ。
何とも過酷な定めである。

折角会えた母は、最期の力で聖剣の封印を解いたのち、死んでしまう。
気落ちし傷心するランディであったが、プリムもポポイも母はいない。
みんな目に見えない大きな傷を抱えながら、世界を救う旅をしているのだ。
この辺の描写がしっかりしているところが、このゲームを今でも語り継がれる名作たらしめているのであろう。
一番ウキウキしたのはパメラとプリムのランディを巡って行われた泥沼キャットファイトであるが。

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マナが失われた結果か、あるいは聖剣の力か、マナの要塞――旧時代を破壊した死の翼ギガントのシールドは解ける。
涙を力に変え、聖剣の勇者たちは最後の戦いに挑む。

聖剣伝説2 17日目 「マナの聖地」

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マナをエネルギーとするマナの要塞が浮上したことにより、世界中のマナが急速に失われていた。
その結果、マナの聖地と呼ばれる地の雲が晴れ中に入れるようになった。

この聖地の中心地に巨大なマナの樹があり、それこそがマナの剣の力を解放できる唯一の場所。
マナの要塞を打ち倒すにはマナの剣の力が必須ということなので、ランディは聖地に降り立つ。

するとどこからともなく声が聞こえてきた。
誰かがランディ達を呼んでいるようだ。

このゲームを学生時代にやってた時は聖地の敵がエライ強かった覚えがあるが、今やってみるとそれほどでもない。
学生時代でのプレイではとにかく敵をスルーしまくって殆ど稼いでいなかったのだが、今回はそれなりに稼いでいる。

お陰で強欲ニキータから店売り最強装備を全て買うことが出来、さしてダメージを受けることも無くサクサク進める。
魔法が効きにくい敵はポポイの魔法→アブソーブの永久機関で楽々だ。
魔法を跳ね返すカウンターマジックを使って来る敵も居ないので、めんどくささで言えばマナの大要塞の方が遥かに上であろう。

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更に運が良いことに、グリフォンハンドと言う雑魚を2匹倒したら宝箱が出現。
中身はランディの最強頭装備グリフォンヘルムだ。
各キャラの最強装備は最終ダンジョンのマナの要塞で大体手に入るが、グリフォンヘルムだけはマナの聖地にしか出ない。
しかも一旦ここをクリアしたら二度と入れなくなるので、何時間も籠るのを覚悟していたのでこれは幸先がよろしい。

おかげでただでさえ強いパーティーなのに殆ど負ける要素が無くなる。
途中何匹かボスが出てくるが此奴らもポポイの魔法連打でおだぶつだ。
悠々と聖地の最奥部に進むと…

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遂に、巨大なマナの樹のを見下ろす高台までたどり着く。
流されるままだったモヤシ主人公ランディも立派に成長し、世界を救う力を得るまでになった。
その力は眼前のマナの樹がもたらしてくれるという。
その力を持ってマナの要塞を倒せば、失われたマナはやがて回復し世界は再び平穏を迎える。

あと一息、あと一息で世界は救われる、はずだ。
ところが…

聖剣伝説2 16日目 「要塞浮上」

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マナの大要塞を進んでいくランディ。
どうにもあちこち塞がっているのだが、これは分岐路の先にあるオーブに一つ一つ魔法を当てアンロックしていくしかない。
非常にめんどくさい上に道々の敵に攻撃がさっぱり当たらない。
それならポポイの魔法だとなるのだが、嫌らしいことにカウンターマジック使いも多いのだ。
とにかくこのダンジョンはめんどくさいことこの上なし。心してかかるように。

その代わりなのかどうか知らないが上に居るデビルマガジンという敵は時々えっちなページを開いてくれる。
SFCレギュレーションギリギリを攻めるスクウェアの男気に感謝しよう。
まぁこいつもカウンターマジックしてくるわけだが。

こうして何とか最奥部に向かうと、皇帝が居た。
が、彼は…死んでいた。

そこに帝国四天王の一人ファウナッハが現れる。
彼女はタナトスにそそのかされ、マナの要塞を自分達だけのものとし世界を支配するため、皇帝を暗殺したらしい。
そして最後の邪魔な障壁であるランディ達を倒す為…


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ファウナッハはラミアンナーガと言う異形となり襲い掛かってくる。
此奴は様々な魔法を駆使してくる中々にすごい奴だが、ポポイのアブソーブが結構効きやすい。
これでMPを枯渇させればあとはちびっこにらみくらいしか使わない。
ちびっこにされてもガイアのへそに居るドワーフの長老からもらえるハンマーを使えば元に戻るので、戦いは非常に楽になる。

最後、美しかった彼女は信頼していたタナトスに一顧だもされず、おそらく彼が与えた魔界の力により異形のまま朽ち果てる。
そしてこの直ぐ後、帝国四天王の一人ゲシュタールとの連戦となる。

帝国城で朽ち果てたはずの彼なのだが、タナトスによってネクロマンシー&改造された魔法機械生物となっていた。
人間の心はすっかりなくなり、ただ戦うだけのモンスターに。
タナトスとは全くもってなんとフラチなやろうであろうか。なんとしてもこの反社会的人物はお仕置きせねばなるまい。

その前にこのゲシュタールなのだが、こいつはなかなかすさまじいバックボーンを持っている割に悲しい程よわい。
自分にカウンターマジックを使うのは良いのだが、その状態で自身にクイックの魔法を使ってしまうのだ。
そのためその魔法は自身のカウンターマジックによって跳ね返され、なんとランディ達にクイックの魔法をかけてしまう。
つまりランディ達が頼みもしないのに攻撃速度や回避力が上がってしまうのだ。
いくら人の心を無くしたとはいえ、機械のAIまでポンコツにする必要はあるまい。
タナトスにも困ったものである。

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こうしたファウナッハとゲシュタールの連戦の間に、タナトスは自分だけの野望を遂行する。
この世界の頂点に立つためか、あるいはもっと他の理由のためか、遂にマナの要塞を浮上させたのだ。

マナの要塞のその凄まじい力は、世界各地のマナの力を吸収することによってなされる。
マナとはこの星そのものエネルギーであり、それを急速に奪うものが現れた時、星は御使いを遣わす。
全てを破壊し無に帰す、神獣と呼ばれる存在を…

聖剣伝説2 15日目 「マナの大神殿」

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帝国の野望によって浮上してしまったマナの大神殿を突き進む。
帝国はこの神殿の浮上をトリガに、かつて旧世界をその絶大な火力で滅ぼしたというマナの要塞を復活させようとしている。
それを止めねば、ということだ。

大神殿と言うだけはあり何しろとにかく広い、上に敵が固い。
ポポイの魔法を積極的に使っていったほうがよかろう。
幸い少しランクが下の敵や魔術師系の敵は程よくMPを吸収する月魔法のアブソーブが効きやすい。
これによってほぼほぼポポイの魔法は永久機関となるのでガシガシ使うべきである。

しばらく進むと皇帝と四天王の一人ファウナッハに出会う。
四天王唯一の紅一点だが中々に男勝りな女傑だ。
すわ対決かと思いきやそんな子供など放っておけと皇帝はつれなく先を急ぐ。
とにかく目と鼻の先のマナの要塞に早く辿り着きたいようである。

しばらく進むとそこは…

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地下鉄であった。
マナの大要塞とは新宿駅の如く巨大なステーションだったようである。
この物語における旧世界が今我々が住む世界という事であろう。
この当時のファンタジーものはこうした構成の物が多かった気がする。
バスタードにせよドラスレ英雄伝説にせよ、定番中の定番だ。
オタク的にはそうした物語の元祖は何だろうと探りたくもなるが、大抵それは海外のSF小説だったりして途中で飽きる。

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さらに奥深く進むといつの間にか入り込んでいたタツノコ的悪玉トリオスコーピオン団に出くわす。
世界の危機だというのにランディの聖剣をせしめて高く売ってしまおうといういまいちスケールの低い悪だくみをしている。
パワーアップしたロボを繰り出してくるが相変わらず魔法に弱いので適当に風魔法を撃っていればおだぶつだ。
一体何しに来たのかよくわからないのだが、こんな妙な連中が入り込めるほど大神殿はとてつもなくデカイということであろう。

とにかく広すぎる。まだまだゴールが見えない…