伝説のオウガバトル 2日目 「弱い者いじめ」

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陣容が整ったところでいよいよ反乱軍は打って出る。
この世界に仇なすゼテギネア帝国を倒す為に。

というわけで各地を開放していくわけだが、そのうちカノープスというやたらやさぐれた男と出会う。
反乱軍に戦う意味を問い、名誉やら正義やらと答えても必ずひねた返しかしないひねた奴だ。
こういうのはいかにも仲間に出来そうなので、とりあえず捨て置きヒントを探す。

各地を歩き町を開放しつつ情報を聞く。
この地はギルバルトなる者が治めているが、彼はこの地の民を守るために理想を捨て帝国についている。
それを幼馴染のカノープスは許せないので、やさぐれているという。

このゲームでは道が途切れているところなど怪しいところには隠された町などがあるので、そこで情報収集をする。
するとカノープスの妹ユーリアを見つけたので、彼らとの仲を取り持つよう反乱軍は動く。

さて。
動くと言っても部隊がウロウロしていたら、せっかく開放した町を帝国軍に取られる。
なので一旦開放した町に、このカノープスイベントが片付くまで部隊を待機させておく。

帝国軍はどんどん部隊を繰り出す。
繰り出す度にボコボコの返り討ちにし、待機部隊である解放軍指導者のhide部隊はお陰様でどんどんレベルが上がっていく。
やがてカノープスは仲間になり…

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民を守るために帝国についているギルバルトも倒し、この地を開放する。
ギルバルトは理想に邁進する反乱軍とカノープスにすっかりほだされ、彼も共に戦うことを誓う。
ああ美しかな友情。めでたしめでたし…

ではない。
イベントを進行させている間、ギルバルトはひたすら部隊を繰り出してきた。負けても負けても。
きっとそうしなければ帝国本体がこの地をひどい目に遭わすと踏んだのであろう。
なので敵わないまでも戦う意思を見せなければならかなった。民の為に。
部隊もそんなギルバルトの心意気に触れ、倒されても何度も何度も立ち上がり向かってきた。弱いくせに。

そんな連中を、hide部隊、嬉々としてぶち殺しまくっていた。
そこには正義などなく、ただの弱い者いじめでしかなかった。
それはつまり…




■現在の状況

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かくして反乱軍の指導者hideは、カリスマ9アライメント18という、非の打ち所の無い鬼畜外道となってしまった。
悲壮感溢れる敵部隊。おそらく元はこの地に住まう民であり、現在は戦奴に身をやつしている。
それを町に籠りながらひたすら叩き潰していたからであろう。

つまりこのゲーム、いわゆるレベル上げ、経験値稼ぎというのが許されないのだ。
いややってもいいが、カリスマやアライメントはベストエンディングで必要なようなのだ。

うーむ、ここからどうやって巻き返すか…
まぁ巻き返さなくてもそれはそれで面白いかもしれないが。

伝説のオウガバトル 1日目 「指導者」

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伝説のオウガバトルを始めます。

いわゆるRTS(リアルタイムシミュレーション)であり、敵味方の侵攻がリアルタイムに行われるゲーム。
彼我の戦力差を測りつつ、いかに都市を奪還し、防衛し、相手を打ち負かすかがカギとなる。

RTS系ゲームは80年代半ばから出てきたが、ロードモナークやらヘルツォークツヴァイやらマイナーゲームに多かった。
シルバーゴーストみたいな亜流もあるが、これもやはりマイナーであろう。

が、やがてエイジオブエンパイアでRTS系ゲームは一つの頂点を迎える。
伝説のオウガバトルはその途上にあるものなので、そのあたりをじっくり楽しんでみたい。

以下ストーリー。
大陸を席巻したゼテギネア帝国は周辺国を瞬く間に滅ぼす。ゼノビア王国もその一つで、亡国の騎士が仲間を募っていた。
主人公は未だ何の野心も目的も持たない青年だが、ある占い師にあなたはこの戦乱に身を投じる定めにあると言われる。
占い師ウォーレン・亡国の騎士ランスロットを共に、青年は解放戦争の指導者となる。
しかしその青年の紡ぐ物語はプレイヤーの行動しだい。はたして解放軍はゼテギネア帝国を打ち破るか、それとも…

というわけで始める。
ストーリーにあるように、解放軍の英雄として英雄的行動をするか、弱い者いじめの野盗まがいになるか。
そのすべてがプレイヤーの行動にかかっているという。

何をすべきかもよくわからないので、とりあえず近場の城に進むよう青年に命じる。
するとそこにいたウォーレンなる占い師に、君はこの解放戦争の指導者になる、星の定めじゃなことを言われる。
星がそう言っているならしょうがないので、占い師の言うがままに北東の島に向かう。
そこには亡国の騎士ランスロットが居るので、彼を仲間にし再び城に進む。

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すると最後の力試しとして、ウォーレンが襲って来る。

バトルはドラクエ4のように大体の作戦を立てたのち、後は自動で行う。
結構ポコポコダメージを喰らうが、クレリックが仲間に居れば回復してくれる。
いなければ脳筋で死ぬまで殴り続けるのだ。
かようにこのゲームの戦闘は編成が命だと思うので、じっくり考えて進めたい所。

そんなわけでウォーレンを倒し力試し終了。
いよいよ明日からは本格的にゼテギネア帝国に挑むこととする。




■現在の状況

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初戦闘がランスロット組だったため、主人公であるhide青年に出番なし。
パラメーターで目に付くのはアライメント(Ali)という要素。
これは善悪値で、高いほど正義の味方、低いほど鬼畜外道ということだ。
これは弱い相手を倒すほど減っていく。弱い者いじめダメ絶対。
逆に自分より強い相手に勝てば上がる。
民衆は虐げられているくせに見る所はしっかり見ているのだ。
そしてこれがプレイヤーの行動次第で善にも悪にもなれることを意味している。

またカリスマ(CHR)も弱い者いじめをすると下がる。
下がると中立相手を仲間に引き込んでも嫌がられるようなので、Chr・Aliには気を付けたい。

ポケットモンスター 赤 (任天堂)

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■紹介
1996年2月、ゲームボーイ用に任天堂より発売されたロールレイングゲーム。
普通のフィールド探索型RPGだが、戦うのはポケモンと呼ばれる仲間のモンスター。
昆虫採集・切手収集をモチーフにしたゲームデザインは当時の小学生のライフスタイルにドはまり。
マーケティングやメディア展開の上手さもありこのシリーズは後続の少年たちの通過儀礼的な存在となる。
そして洗礼を終えた大人たちはポケモンの使徒となり布教、かくして現在にも続く日本が世界に誇るソフトコンテンツとなった。
その記念すべき第一作でありまだまだ粗削りな部分はあるが、一大カルチャーを作り上げた片鱗の伺える作品である。
結果論ではあるが…

■評価
B+

プレイ日記はこちら
簡易攻略はこちら
Amazon→ポケットモンスター 赤


ポケットモンスター 赤 簡易攻略

※下記は最初にヒトカゲを選んだ場合

■育て方
・レベルでごり押しすれば基本的にリザードン(ヒトカゲの進化系)一匹で何とかなるので、集中して育てる
・まず弱いポケモンを先頭にし、戦闘が始まったらヒトカゲに交代。こうすることでヒトカゲを常に育てつつ他も育てる
・ヒトカゲの場合、序盤二人のジムリーダー戦が一番きつい。レベル上げ及び草系ポケモンの育成を勧める
・おすすめスキルは切り裂く・火炎放射・炎の渦(ここまではレベルアップで取れる)・大文字(ジムリーダーカツラを倒す)
・大抵の敵は切り裂くでOK。防御が高い敵は炎系。ゴースなど霊体は苦手なので炎を使うか別のポケモンで

■おすすめポケモン
・ギャラドス…コイキングをレベル20まで上げ進化。波乗り等で海移動+水属性攻撃。育成はハナダ南の育て屋に預ける
・ナゾノクサ…ヒトカゲが苦手な水系ポケモンに強い。ただ中盤以降はあまり活躍できない
・フリーザー…リザードンが倒れてしまった場合の隠し玉として。突くが強く、レベルを一つ上げると使える吹雪もとても強い。

■気を付ける点
・ピーピーリカバーなど、ポケモンの技使用回数(PP値)を回復させる薬は出来るだけ使わず最後まで取っておく

■詰まりそうなところ
Q.タケシの繰り出す岩系ポケモンが倒せない
A.ヒトカゲの火の粉を使う。威力が足りない場合はレベル上げ

Q.カスミの繰り出す水系ポケモンが倒せない
A.ヒトカゲにとってはラスボスをも凌ぐ最強の相手。ナゾノクサに交代し吸い取る攻撃

Q.ポケモンタワーの幽霊に阻まれて先に進めない
A.シルフスコープが必要。これはシオンの町西のタマムシシティに入り、そこのカジノのロケット団アジト最深部にある

Q.サファリゾーンあたりから先に進めなない
A.タマムシティのデパート屋上でジュースを買い、のどが渇いたと言っている関所の役人に渡す

Q.ヤマブキシティ解放後先に進めない
A.サファリゾーン最奥部にある小屋の住人から波乗りをゲットし、海を渡る。一番最初のマサラの町を下りグレンの町へ

Q.ポケモン四天王からの戦いがきつい
A.凄い薬・ピーピーエイダー等PP回復剤をたらふく持って行く。リザードンのレベルは挑戦開始時に64、ラストは70程度欲しい

ポケットモンスター 赤 16日目(最終回) 「ポケモンリーグチャンピオン」

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いよいよ始まる最終バトル、ポケモン四天王戦!
これまで出てきた相手とは比べ物にならないくらい強い…と思う。
思う、というのは、相変わらずリザードン一匹で蹴散らしてしまうため、彼らの強さが実によくわからないからだ。

四天王であるカンナ、シバ、キクコと特に苦戦もせずリザードンの切り裂く大半で相手はダウンだ。
カンナなどは氷系を使うので相性が悪そうだが、リザードンはもう育ちすぎて無尽蔵の体力があるのであまり意味がない。
キクコは霊体系が多いが、そういうのは火炎放射等の属性系で問題ない。

そしてラストのワタル。
ドラゴン系のポケモンを持っており非常に強い。
現にカイリュウの破壊光線を受けた時はリザードンの体力が残り30くらいにまでなる。
が、生き残ったということは次ターンで切り裂くの餌食確定というわけだ。

こうして四天王をリザードン一匹で蹴散らしたサトシ。
相手は弱い(と言っては失礼だが)とはいえ、こちらの技の使用回数ももう尽きかかっている。
それももう終わり、これでポケモンチャンピオンだ…と思いきや、ついさっき四天王を負かした者が居るという。
彼が現在の真のチャンピオンであり、その正体は…

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シゲル
サトシ宿命のライバル…な割には出会うたびにボコボコにされていたが、グラフィックも一新されここで本気を出すという。
つまり最終戦が四天王+シゲルの5連戦なのだ。
残してよかったピーピーエイダー。これで技の使用回数を回復し、ピンピンした状態でサトシは最後の戦いに挑む。

その最後の戦いは…それでもリザードンの敵ではない。
レベル差もだいぶ縮んできたが、そこらへんに落ちていたドーピングアイテムを全てリザードンに使っていたせいもあろう。
シゲルはついに最後のポケモンを出す。
それは、あの旅立ちの日、シゲルが選んだもう一匹のポケモン・ゼニガメの最終進化系…

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カメックス
流石に亀なだけあり防御力半端なく、切り裂くもあまり効かない。
効かないならばリザードン最大最強の必殺技大文字(だいもんじ)。
相手は水属性で相性最悪なはずなのだが、レベルの高さもあり程よく通る。
カメックス最大の攻撃ハイドロポンプは相性最悪なこともあり流石に痛いが、それでも一撃死は無い。
凄い傷薬で冷静に対応していく。

かくして最終五連戦はほぼほぼリザードンで蹴散らしてしまった。
エライいことである。

こうしてサトシが新たな真のチャンピオンとなり、ポケモンリーグに殿堂入り。
その名前は未来永劫刻まれ称え続けられるであろう。

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最終戦に参加したポケモンたちも殿堂入り。おめでとう!
その後シゲルやオーキド博士やポケモンジムリーダー達と温かい交流が始まる…わけでもなく、そのままエンディングに入る。
まるで80年代PCゲームの如く余分を廃した、竹を割ったような展開であった。

この後再び始めると時間自体はポケモン四天王5連戦前まで巻き戻る?が、ハナダの北西にある名無しの洞窟に行ける。
いわゆるゲームクリア後のお楽しみと言う奴である。
このダンジョンの奥にミュウツーが居るのだろうが、その攻略はまた別の日に楽しむとしよう。

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クリアまでにかかった時間は約36時間。
RPGとしては中々のボリュームであろう。
仲間にしたポケモンは52匹。初プレイでのこれは多いのか少ないのかよくわからない。

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彼らが殿堂入りしたポケモン。
レベルを上げすぎたリザードンが全てを解決してしまった。
もしも各ポケモンのレベルが平たければ、物凄く苦労したことは目に見えている。
大雑把なバランスなのか神バランスなのかは、よくわからない。

ミュウツー関連などまだまだコンテンツはあるが、WIZ外伝のようにコンプが推奨されるわけでもないので、これで終わる。
お疲れ様でございました!

ポケットモンスター 赤 -完-




■感想

今や日本を代表するソフトパワーのポケモンだが、思い出補正ゼロで第一作をやるとまぁ最初はこんなものであろう(偉そう)。
当時のファミ通の評価でも(忖度が無かったのか)40点満点中19点であり、その評価もわかる気もした。

だが光る部分はある。
ケーブルを用いた対戦はそれ以前のゲームボーイのゲームにもあった。
が、切手集めと昆虫採集を合わせたようなトレードを可能にしたシステムが、当時としては革命的であったのだろう。
そのライフスタイルが、おっさんの自分や、大人のファミ通レビュアーには合わず、小学生にばっちり合っていたのだと思う。
コロコロコミックやアニメなどのメディア展開も確かにハマったが、それ以前にゲームとして既にハマっていたのだ。

時代、特にクリティカルな世代に物凄く愛され、それ故その後の時代の波に上手く乗ることのできたゲームと言える。
押し付けがましい感動も尖り過ぎたキャラクターもおらず、全体的に丸く仕上がっているのは流石というべきか。
それもまた結果論ではあるが。

今すぐではないが、しばらく後に続編もやってみて、ポケモンという偉大なコンテンツの足跡を少しずつ辿ってみたいと思う。

ポケットモンスター 赤 15日目 「チャンピオンロード」

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8つのポケモンバッジを集めたサトシ。
それは、この世界(この地方?)のポケモントレーナーにとって最高の権威であるポケモンリーグに挑む権利を得たということだ。

トキワの町を西に行き、ポケモンリーグ本部のあるセキエイへ進む。
ポケモンリーグ本部は8人の門番がおり、それぞれの門番はそれぞれのポケモンバッジに対応している。
以前散歩がてら寄ったことがあるが当然バッジは集まっておらずある程度行ったところでしっしっとされる。
だが今やもう大手を振って進める。
ここは本部ということで大きな建物だ…というか広さが尋常でなく、途中海を渡らないといけない。居住性に難ありすぎだ。

そして最後の門を抜けると終わりではなく、今度はチャンピオンロードという洞窟まで進まないといけない。

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この洞窟は岩を押してスイッチに蓋をし壁を取り除かねばならないうえ、エリートポケモントレーナーがガンガン襲って来る。
彼らもサトシと同様研鑽を積みリーグに挑戦するトレーナーたちなのだろうか。

流石に彼らもここまで来ただけあって中々に強いポケモンを持っている…が、相変わらず育ちすぎたリザードンの敵ではない。
ただ攻撃できる回数は限られているのであまり無双しているわけにはいかない。
しかし手持ちのポケモンはリザードン以外ではレベル51のフリーザーが何とか戦えるレベルで、他は全くどうしようもない。

結局この長くめんどくさいチャンピオンロードを事実上リザードンのみで踏破せねばならず、しかもエンカウント率が高い。
ここはゴールドスプレーが必須であろう。
一度出てしまうと動かした岩が戻ってしまうので、出来れば1,2回の挑戦でクリアしたいところだ。

さて、思わぬ苦戦をしつつチャンピオンロードを抜けたサトシ。
そこは最終補給地点。
念入りに準備し、いよいよポケモンリーグ最高峰、ポケモン四天王に挑む…!

ポケットモンスター 赤 14日目 「さらば、ロケット団」

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なみのりの技を覚えたことでサトシは海を渡る。
伝説のポケモンの一匹フリーザーを仲間にし、そして始まりの町マサラタウンを南下することでグレンタウンに到着する。

ここにはポケモン屋敷なるところがあるのだが、エンカウント率が非常に高くしかも毒攻撃がきつい。
これまで弱いポケモンからリザードンに交代して戦ってきたが、そうするとヘドロ攻撃で毒を受ける率が非常に高い。
毒消しアイテムがもったいないのでリザードンを先頭にしてしばき倒していく。
まぁ虫よけスプレーでもいいのだが。

しばらく進むと、ミュウと言う新種のポケモンが発見されたという日記。
そこから生まれたミュウツーなるポケモンが非常に強く手におえない…という日記も見つかる。
どうもここら辺の構成はバイオハザードっぽいが、バイオハザードはポケモンよりひと月遅れて出ているので偶然か。

いずれ一戦交えるのだろうが、とりあえずこの屋敷での目的は施錠されているポケモンジムに入るための鍵を見つけることだ。
果たしてそれを見つかり、ポケモンジムリーダーに挑む。
リーダーの名はカツラと良い、禿げて太っちょのおじさんというボスにあるまじき体型をしている。
まともに戦えば強いのだろうが、相変わらず強くなりすぎたリザードンが切り裂く連発するだけでボコボコである。

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戦闘中、フリーザーがふぶきという技を覚える。
これは強い、非常に強いスキルだ。でもリザードンのただの切り裂くの方がもっと強い。
全くもってレベル大正義な気がする。

その後最後のポケモンジムとして、これまで留守だったトキワジムへ行く。
そこのジムリーダーは、なんとロケット団団長のサカキだった。
これには驚いた。ポケモンジムと言うポケモントレーナーの模範であるべきリーダーが悪の組織の親玉とは…

きっと彼なりの哲学なり悲しき過去なりあるとおもったのだが、そういうことはなく、うおーきたなーやるぞーのノリだ。
これでは死んでしまったカラカラのお母さんも色んな意味で浮かばれない。

そしてジムリーダー最強と言う彼もやはり育ちすぎたリザードンの敵ではなく、切り裂くだけで全滅。
いくらなんでもリザードン強過ぎである。別の意味で育て方を間違えたかもしれない。

かくしてサカキは倒されるが、やはり哲学も悲しき過去…も、無い。
負けた!これでは部下に格好付かない!ロケット団解散!と言い放ちピューっと去っていく。
さわやかなのか深い意味があるのか何も考えていないのか、最後までよくわからないキャラクターであった。
まぁまたどこかで会いそうな気がするが。

こうして8つのポケモンバッジを揃えたサトシ。
これは資格を得たという証だ。
ポケモンリーグという世界最高峰のポケモンバトルに挑むという資格を。

サトシ、遂にポケモンリーグに挑む。
育ちすぎたリザードンは果たしてどこまで行けるか…あっさり行けたりして。




■現在の状況

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仲間にしたポケモンは52匹

そろそろ終盤な気もするので、面子は固定となる。
リザードンは技の火の粉を大文字(だいもんじ)に変更。切り裂くで高ダメージを与えつつ、ダメ押しで火属性技を使う。
フリーザーは吹雪が強いが、つつくや冷凍ビームも充分強い。
ギャラドスは波乗りが強い。こんなに強いのにまだまだ成長過程だ。

他のポケモンは補助要員だが、レベルが心許ないのでデバフ系があまり効かなそう。
まぁリザードン一匹でどうにかなるだろう。多分。

ポケットモンスター 赤 13日目 「ヤマブキシティ解放」

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ロケット団に占拠されたヤマブキシティを開放するため、彼らが陣取っているシルフカンパニー本社に単身殴り込むサトシ。
ササッと流し読みしてきたカラカライベントだが、ああいうのは後々尾を引く。
トラウマイベントとはよくいったものである。サトシは今怒り心頭なのである。
別にそういったイベントがあるわけでもないが。

サトシはドラクエの主人公と同様、全くと言って喋らないのでそれが逆に脳内補完の余地を残し感情移入させるのだろうか。
とにかくロケット団許すまじ。

で、シルフカンパニー本社はポケモン捕獲ボールを作っている会社で技術は世界一だ。
だが一部研究員がロケット団に寝返っていたりして社風に難あり。
先に進むためのカードキーが意地悪な位置にあるのだが何とか見つけ出し奥に進み、ロケット団のボス・サカキに挑む。

ボスだけあってかなり鍛え上げたポケモンを持つが、それでもこちらの鍛えすぎたリザードンの敵ではない。
軽く蹴散らしこの町からロケット団を一掃する。

町を開放したことで、ポケモンジムの入り口を封鎖していたロケット団も逃げ出す。
ということでこの町のジムリーダーともあいさつ代わりにポケモンバトル。
ここのリーダーはエスパー少女と言うことで中々に強そうだが…

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やはりリザードンの敵ではなくこちらも軽く蹴散らす。とにかく強くなり過ぎである。
ジムリーダーで一番強かったのは相性最悪のカスミくらいで、後はけちょんけちょんだ。
ナツメの前のキョウとかいうジムリーダーの忍者はブログにすら書いてなかった。なので今書いた。一行で終わりだ合掌。

この後しばらく何をしていいかわからなくなったのだが、サファリゾーンの奥の小屋で拾える秘伝マシンからなみのりゲット。
これで海を渡ることができる。
この秘伝マシンのありかはヒントが無いことも無いのだが、サファリゾーンを途中で放置すると見落としやすい。
サファリゾーンはどうせエンドコンテンツやろと思って放置していたのでドツボにハマってしまったのだ。

こういった過去の取りこぼしを一挙に取れる系の場所というのはRPGではわりとよくあるので、それだと思っていた。
色々なゲームをやり過ぎた弊害というか、因循姑息というか。
RPG慣れしていなかった小学生時代なら一つ一つのイベントを丁寧にクリアしたと思うので、ハマることも無かっただろう。
年は取りたくないもんである。




■現在の状況

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仲間にしたポケモンは48匹

ポケモンを育ててくれるおじさんにコイキングを預けていたのを思い出し取りに行くと、なんと21レベルも上がっていた。
そこからさらにレベルアップすると、ギャラドスという非常に強そうな見た目のポケモンに進化。
つよそうなのだが所詮さっきまではコイキングだったので技ははねると体当たりくらいしかない。
まぁそのうち強くなるであろう。

あとフリーザーなる伝説のポケモンがふたご島の奥にたたずんでいたのでしばき倒し仲間にする。
スーパーボールを投げつけてもさっぱり捕まらないので、超貴重なマスターボールを投げつけ無理やりゲット。
勿体ない気もするが出し渋って居たらエリクサー病ならぬマスターボール病になりそうなので…
まだ捕獲ホヤホヤなのでこれからどれくらい強くなるか楽しみ。

ポケットモンスター 赤 12日目 「封鎖された町」

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ポケモンタワーを攻略し、サファリゾーンに行ったりしてしばらくウロウロするサトシだが、ここで詰まってしまう。
次に行ける場所がない!

自転車でぐるぐる回るがどうもよくわからない。
途方に暮れながら立ち寄った民家から秘伝マシン02を貰う。
これは「空を飛ぶ」と言う技を覚えるもので、バッジの効果と合わせてこれまで行ったことのある町へ飛ぶことができる。
ドラクエで言うルーラだ。

どこに行くかは上の写真のように地図で指定するのだが、これでふとおかしなことに気付く。
これまで行ったことにある町に囲まれた、行ったことが無い町がある。導線的に必ず行くはずなのに行けていない。
どういうことだ…と付近をうろうろすると、のどが渇いたと言ってサトシを通してくれない関所がある。
ここは地下道でやり過ごすことができるのだが、どうも地下道を通るとこの問題の町ごとやり過ごしてしまうらしい。

これは盲点だった。地下道にしては長すぎると思ったが…かなり分かり難いのではなかろうか。
ともかく喉が渇いたというのならばと、タマムシデパートからジュースを買ってきて関所の役人を買収する。

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買ったジュースは350円のミックスオレ。350円で買収される役人とは。
ともあれこうして封鎖された(というか喉の乾いた役人のせいだが)町、ヤマブキシティへの道が開ける。

が、この町は何やら不穏だ。デカいのに人がさっぱりおらず、居るのは…ロケット団。
この町にはシルフカンパニーという巨大企業の本社があるのだが、そこをロケット団に占拠されたらしい。

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入ってみると、ロケット団が無理やり押しかけ占拠してしまったようなのだ。
シルフカンパニーとはポケモンを捕まえるモンスターボールを作った企業らしく、その技術を欲しがってのことであろう。

ロケット団は最初は悪玉トリオ的な憎めない悪役ポジと思っていた。
が、ポケモンを死ぬまでこき使ったりカラカラのお母さんを殺して骨を売ったり普通にひどい奴らだ。
こんな奴ら野放しにしておけないと、小学生ながら一人殴り込みをかけるサトシであった。

…と盛り上げてみるが、実際はこうした義憤を刺激する盛り上げイベントも無く、単なるフラグ立てと言えばそうである。
この辺、多くを語らず行間を読ませるレトロゲームらしさと見るか説明不足と見るかは、思い出補正の有無であろう。

ポケットモンスター 赤 11日目 「サファリゾーン」

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シルフスコープを手に入れたサトシはポケモンの集合墓地であるポケモンタワーへ行く。
そこにいた謎の幽霊にばったり出くわしたところ、シルフスコープが自動装着される。
その正体は…ロケット団に殺されたカラカラのお母さんガラガラだった。

理不尽に殺されこの世に恨みを持ち、この塔に化けて出たらしい。
除霊に挑んだ全ての祈祷師をおかしくさせるほどの強い呪いを持っていたが…

サトシは黙々とポケモン図鑑を作っている。
ポケモンを育て、ポケモン図鑑を編み上げていくには何よりも生き物に対する優しさが無いと出来ないという。
彼女はサトシのその心に触れたのか、戦いの後、満足して天に昇っていく…
ここは大掛かりなイベントも無くそっけないテキストで終わるのだが、それがまた想像力を掻き立てる。

ポケモンタワーの塔ではガラガラを殺したロケット団がたむろしていたのだが、軽く蹴散らすサトシ。
しかしどうせ憑くなら祈祷師じゃなくてこのロケット団で良かった気もするのだが…
こうしてシオンの町に平和を取り戻したサトシ。
長老フジからポケモンの眠りを覚ます笛を貰い、それで道をふさいでいたポケモンをどかす。

南下して辿り着いたセキチクの町にはサファリゾーンなるところがあった。
ここでは珍しいポケモン取り放題ということらしい。

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早速挑んでみるが、どうもそううまい話でもない。
サファリボールと言う専用ポケモンボールを500円で30個貰い、これをぶつけてゲットだぜ出来るのだがさっぱり上手くいかない。
餌を投げるや石を投げるが色々条件なのだろうがめんどくさいのでいきなりサファリボール連打。
そうして上の写真のタマタマの他、2匹のポケモンをゲットして去る。
色々やり込めばコツがわかるのだろうが、めんどくさいのでサトシの老後の楽しみとし先を急ぐこととする。




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■現在の状況

仲間にしたポケモンは37匹
捕まえたというより進化が結構多かった結果による。

最強エースのリザードンは火炎放射を覚え、ますますその強さにスキが無くなる。
ちなみに自分の属性と覚える技の属性は符合していた方が、より強い効果があるらしい。
上のような火属性のリザードンに火炎放射を覚えさせる、といった具合だ。

プリンのようなフェアリー系は色々な技を覚えやすい反面、属性が適合しない場合が多いので威力はそう高くない…と思う。
10万ボルトとか本当はピカチュウに覚えさせたかったのだが全然出てこない。
顔のわりにシャイなポケモンである。