ニーアオートマタ 9日目 「大型兵器、再び」

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細かいクエストをこなしたところで、メインクエストに戻る。
穏健派機械生命体にレジスタンス隊からのオイルを届けるというものだ。

レジスタンスは機械生命体に敵対しているが穏健派に対しては相互の交流がある。
十字軍とイスラム軍は敵対しつつ最前線で暇な時、互いの兵がテントでチェスをして遊んでいたらしいが、それを想起させる。
実に人間的である。

と、その時、レジスタンス拠点近くに廃都市に巨大兵器が現れたという警告が鳴る。
ショタっぽい見た目なのに疑り深い9Sは早速パスカルら穏健派機械生命体の罠だと決めつける。
こいつも実に猜疑心にまみれた人間っぽい。

たまに月に居る人間側からの定時連絡があるが、いずれもテンプレメッセージでしかなく、こちらの方が遥かに人間らしくない。
どうも深い意味がありそうな気がするし、ないような気もする。

とりあえず2Bは(機械のくせに)慌てている9Sをたしなめ、迎撃に向かう。

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この巨大兵器は冒頭の廃工場で2B達が倒したものと同じタイプだ。
このままでは苦戦必至だが、ヨルハ機関が飛行兵器を供給してくれたらしいのでそれを以て応戦にあたる。
のだが、それが置いてある場所に移動するにはこいつの足もを通らないといけない。なんてことだ。
このアングル、ワンダと巨象ばりの絶望感である。

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最も2Bは戦闘特化兵器ということもあり、これに飛行兵器を組み合わせれば撃破はそんなに難しくない。
口から極太レーザーをたまに撃ってくるが、それにだけは気を付ければ、あとは避けつつ撃ちつつで問題ない。
幸い巨大兵器も一機だけであり、そう苦労することも無く倒す。
すると…

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地面に巨大な穴が開く。
そしてこの深い縦穴の底から、とある反応を感知する。
かつて見知った反応、それは…!

ニーアオートマタ 8日目 「11B」

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2B達ヨルハ機関は、人類をほぼ駆逐した機械生命体を破壊しつくすために、ひたすら5000年以上も戦っている。
ヨルハ機関の連中は2B達戦闘型もオペレーターもすべて機械であり、敵の機械生命体も文字通り機械。
言わば機械vs機械の不毛な戦いを続けているのだが、どちらの陣営も1枚岩ではない。

機械生命体の中には戦いを好まない者もおり、それは地上で機械生命体と反抗するレジスタンス機も同様。
妥協できる所は妥協し、交易すらしている。

現在の主任務はそうした交易の手伝い。レジスタンスからパスカルへのオイルの受け渡し。
…なのだが、その間幾つかサブクエストを受けられるのでそれを受けている。

そのうちの一つが、ヨルハ機関の衛星軌道上の基地であるハンガーのオペレーター、16Dが尊敬する11Bの武器の回収。
11Bはこの物語の冒頭で2Bとともにこの地球へ降下したのだが、途中で敵の狙撃を受けて離れ離れになってしまった。
それの捜索の為、再び冒頭の工場地帯に潜り込む。

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途上、自爆した2B自身の義体を回収しつつ、11Bの義体を見つける。
ここで彼女の記憶を読み取ると…ある驚愕の事実が明らかにされる。

11Bはわざと敵に撃墜されたフリをし、全ての通信手段を断ってほとぼり冷めるまでこの地に隠れていたのだ。
ヨルハ機関から脱走するために。
ところが撃墜されたフリはそう簡単ではなく、致命傷を喰らってしまいそのままここで機能停止に至った…らしい。

脱走…彼女はヨルハ機関の何を知り、その想いに至ったのか。
脱走は規約違反であり破壊を以て贖わされるべき罪であるが、既に機能停止しているのでそれは不問。
取りあえず武器だけ回収しハンガーに戻る。
11Bを尊敬していたという16Dに形見ととして渡す為に。

尊敬していた11Bは機能停止し、データもバックアップされておらず事実上の「死」状態。
悲嘆に暮れる16D。
アンドロイドは機械であり感情は要らない。なのになぜそのようなものを2Bも彼女も持っているのか。

そんな彼女に、11Bは実は脱走計画を練っていたと話す。
すると16Dは…

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笑い出す

11Bは16Dの指導員であり、非常に厳しく、16Dからすればいじめていたという。
その偉そうにしていたいじめっ子が重大な規約違反を起こした挙句野垂れ死に。
こんな痛快なことは無い、と思わず漏れる嘲りの笑み。

アンドロイドに感情は不要。なのに実の人間以上のむき出しの感情。
2Bは今誰のために何のためにどうして戦って居るのか。
感情を殺しながら…




■現在の状況

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サブシナリオをサクサクこなすことでレベルが上がる。
また金も結構溜まったのでスロットを拡張し、より多くのチップをさせるようにした。
これにより攻撃時HP吸収なり移動速度上昇なり、様々なアビリティを身に着けることが出来る。
少しずつ強くなっていく2Bであるが、作品全体に漂うなんともやるせないもやもや感も少しずつ強くなっていくのであった。

ニーアオートマタ 7日目 「穏健派」

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義体をアクセサリーに身に着けた、気色悪い機械生命体が2B達に襲い掛かる。

このボスの攻撃でまず面食らうのは、義体や本人の叫び攻撃を受けるとハッキングが始まることだ。
具体的には、突然簡素なシューティングゲームが始まり、一定以上のダメージを喰らわずに相手を倒せば元の世界に戻る。
ダメージを喰らいすぎると現実のこの世界でもダメージを受ける。
中々面白い試みであるのだが、何度もハッキングされると正直めんどくさい。
とっとと本体を倒しきりたいところだ。

この本体も中々キテレツな攻撃をしてくるのだが、注意すべきはスカートの装甲が剥げた際と上の写真のリング攻撃であろう。
スカートの装甲が剥げた時にその場にたたずんでいると、またぐらから変な敵が出てきてかじられて大ダメージを受ける。
のぞきダメゼッタイ。
あとリング攻撃は落ち着いて長縄飛びのようにぴょんぴょん飛んで対処。

最初は死にまくるだろうが、ボス戦の直前からすぐ復帰できるので思ったよりストレスは無い。
この辺実に今風のゲームにデザインされている。

こうしてボスを倒し外に出ると、別の機械生命体に話しかけてくる。
このボスは壊れたボスであり、そうでない機械生命体、争いを好まない平和主義者の機械生命体が居るという。
そうした連中が集まる集落が近くにあるので、ぜひ来てほしいと招待される。

お供の9Sなどは人畜無害な風貌をしながら「信用ならねえ!ぶっころせ!」みたいなことをのたまう。
が、ここは機械生命体にホイホイついていくこととする。
この辺分岐になっているようなので、それによって展開も違ってくるのであろう。

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集落では機械生命体がただひたすらに白旗を振っていた。
どうも何が何だかよくわからない連中である。
機械生命体は言葉は喋れないのに、この辺の連中はこの凄い饒舌だ。

しかもこのパスカルとかいうブリキのロボット、こんな見た目のくせにアニメのロリキャラのような声をしている。
このパスカルは、2B達が今お世話になっている地上での拠点、レジスタンスのリーダーとも交流があるという。
レジスタンスもレジスタンス言いながら是々非々であり、機械生命体も一枚岩ではないのだ。

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このあたりで物語の一本道は途切れ、各箇所から色々な依頼を受けることが出来る。
それをこなしつつ、少しずつ物語の核心に迫っていくのであろう。
衛星軌道上のハンガーでは、非常に色っぽい司令官から通信環境整備の依頼を受けたりする。
この司令官、こんな乳もデカく完璧超人な美人なのに、私生活は結構がさつということだ。
ハンガーの連中もレジスタンスも全てアンドロイドなのに、どうも人間臭い連中ばかりが集まっている。




■現在の状況

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順当にレベルアップをしている。
ここから先は自由に動いて物語のとっかかりを見つけろ系な何かであるので、まずはこの広大な世界を楽しもうと思う。