2020/05/27
三国志Ⅱ 2日目 「いきなり大激戦」

前回いきなり同盟国に囲まれてしまった劉備。
だが同盟国である公孫瓚を同じく同盟国の董卓が攻め、公孫瓚がタスケテと言ってきたので助けてあげる。
つまり董卓の視点からすれば同盟を裏切ったことになるのだが、かといって董卓との同盟が切れるわけではない。
大らかである。
そんなわけなので董卓が公孫瓚をいじめたお返しとばかりに、しれっと董卓領に攻め込み意趣返しをする劉備。
それを見ていた袁紹と曹操、ホホホよくやったと同盟を結んでくる。さすが大徳劉備の魅力は天下一である。
あるいは劉備を当て馬にして董卓をつぶしてもらおうという魂胆なのだろうが。
COMのくせに考えがあざとすぎる。
そして董卓だが、こんなことをしても同盟を切るわけでもなく、貢物や嫁まで送ってきたりする。
ノブヤボ武将風雲録なんて同盟相手に攻め込んだら同盟を切るのは無論、姫のクビまでスパーンと跳ねるというのに。
法の厳守を何よりも尊ぶ日本に対し、実に大陸的情緒と言えよう。

そんなわけなので同盟をしたまま、董卓領に更に攻め入る劉備。
張飛は勝手に一騎打ちを挑むし…今回は勝ったからいいものの、彼はよく呂布に一騎打ちを挑まれてぼろ負けしている。
もうちょっとしっかりしてもらいたい。

そして董卓領を奪ったのも束の間、今度は董卓軍がものすごい大群でリベンジしてくる。
まだゲームは始まったばかりなのに、いきなり終盤の大決戦のような展開になってしまった。
ちなみにこの戦争モードは信長の野望に似てはいるが、結構なところが違う。
例えば森に潜ったりすると敵からでなく自軍からもどこに部隊がいるかわからなくなったりする。
中国大陸はでかすぎて指揮官が部隊の位置を把握し辛いとかなのだろうか。いいのかそれで…
あと最もダイナミックなのが、火計だ。
これは大火を起こして敵をやっつける技なのだが、強風で瞬く間に広がりあたり一面焦土と化すことも多い。
この火にまかれると通常の一斉攻撃以上のダメージを相手に与える場合があるので、非常に注意すべき戦法だ。
風向きが変わると自分達も撒かれてしまうからだ。こんな戦法狭い日本でやったら瞬く間にあたり一帯はげ山になるであろう。
それにしても普段はじっくり内政することの多い光栄シミュレーションシリーズ。
今回は期せずしてわずか2年目で中原に躍り出てしまった。劉備は果たしてこれからどうなってしまうのか…!?
■現在の状況

董卓と一進一退の激戦を繰り広げているうちに、曹操(紫色)がものすごく版図を広げる。
このちゃっかり具合、さすがである。
そして三国志Ⅱ特有の文化として、同盟してても喧嘩するというのがある。
そのうち曹操はニコニコしながら劉備領に襲い掛かってくるのであろう。
まさしく修羅の国とはこのことか。