コードヴェイン 26日目 「王」

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シルヴァの暴走を止めるため、臨時総督府内部を突き進む主人公たち。
その最奥部に待ち構えていたのは…神骸の伴侶
クルスの無力感から生まれた、ただ寄り添うだけの存在。
それが何故か襲い掛かってくる。

どうやら堕鬼化しているようなのだが、堕鬼化して間もないのか、あるいは既に堕鬼化したクイーンが素体であるためか、異形化してくることは無い。
連撃の隙を見て反撃、自分を囮にしてバディに攻撃してもらう、バディを囮にして自分が攻撃する…という、これまでのボス戦のセオリーで問題ないだろう。

彼女を倒すと血英が転がり出る。
その血英によると、彼女は支えるべき継承者を殺されたことにより、自分の使命が果たせなくなったことに絶望して堕鬼化したようだ。
臨時総督府を探索して拾ってきた様々な神骸の伴侶たちの血英はイオによって修復され、彼女たちの生き様が展開されていく。
どの伴侶も大抵は寄り添うことに特化していたが、中には自分を犠牲にして継承者を生かした伴侶もいれば、先ほど倒した伴侶のように絶望して堕鬼化した伴侶もいる。
つまり伴侶はいろいろな思いや考えを持つ…人なのだ。
決して諦念から生まれた空っぽな器というわけではない。
器が空っぽならばそれで、いかようにも注げるものがあるということだ。

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最奥部をさらに進むと、地下最深部につながる非常に長いエレベーターがある。
そこを抜けると、大きな門を前に沢山の神骸の伴侶たちが苦しそうにしていた。
神骸の伴侶は神骸の数だけある。この先にシルヴァが居るとすれば、シルヴァに打ち込まれた神骸に対応する伴侶たちが彼女なのだろう。

彼女たちは言う。神骸の伴侶は飽く迄も寄り添うべきであると。
だからこそ思いをすべて空っぽにし、何も考えないようにしてきたのだ。

けれどイオは違う。
彼女は主人公と接することにより、いろいろな吸血鬼たちの記憶を、その空っぽの器に注がれ満たされた。
その結果イオはクルス本来の意思…寄り添うだけでなく、救う、その意思を取り戻した。
それならば、みんなを、救って
諦念によって生み出された他の伴侶たちは、いつかクルスが話した同じ言葉を伝え、消滅する。

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大きな門を開ける。
そこはシルヴァがその身を挺し血の霧を発生させている、淀んだ血の牢獄
ここは一本道であり、探索するようなところは無い。
そしてこの先には…

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シルヴァが居る。
ミドウにより複数の神骸を打ち込まれた彼は、人間としての姿をとうに失っていたが、暴走をぎりぎりに抑えていた。
しかし…
世界中の血涙を集め、外の世界を破滅から守り、同時にこの世界を外のバケモノから守ってきたシルヴァ。
実の娘をその手にかけただけでなく、彼女の脳髄を継承し歪んだ形で娘の思いを遂げていた彼は、ついに臨界点を迎え…暴走。

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かくて始まる最終決戦。
相手は救世の王にして災禍の中心、髄骸の王シルヴァ

さすがに王なだけはあり、なかなかの強さを誇る。
が、ここまで戦い抜いてきたならば、そう難しい戦いではない。
今まで通り連撃の後の隙を見て反撃しよう。
あと年のせいなのかやたらダウンして息切れするので、そこをボコボコにするといい。
そのうち血のバリアを展開してくるが、予兆が分かりやすいので避けることは容易いだろう。

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後半になると血のオーラを吹き出しつつ攻撃してくる。
避けたはずがオーラに当たりダメージを食らうことも結構あるので、血耐性ドリンクを忘れずに。

最後の一歩を削り切れず負けるという絶妙な調整がされているが、5,6回も霧散すれば倒せるだろう。

遂にシルヴァを倒した一行。
だがこれで終わりではない。

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倒されたシルヴァに、暴走を止められなかった名もなき継承者たちの持つ神骸が結集、更に打ち込まれる。
その結果シルヴァは…

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七つのクルス?の顔を持った異形を極めた存在となる。
それは新たな脅威、新たな災禍、産声を上げ降誕した、新たなクイーン

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降誕せし者。
すべての人と吸血鬼の未来は、この戦いの果てに。

コードヴェイン 25日目 「伴侶」

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クルスの血英を覗いた主人公とイオ
そこで知ったのは、この世界を救いたいというクルスの強い思いと、それが出来なかっただけでなく、世界の危機まで引き起こしてしまったクルスの悔恨。
その結果クルスは人々を救うことを諦め、ただ苦しむ人に寄り添うことだけを選んだ。
そうした血英から生まれたのが、神骸の伴侶と呼ばれる、いわば魂の抜けた、空っぽの、出来損ないのクルスと言える存在。
イオは、その最後のシリーズだった。

しかしイオが他のシリーズと決定的に違うのは、彼女が仕えた主人公は、いろいろな吸血鬼たちの血英から記憶を引き出すことができる血骸の継承者であったこと。
主人公がもたらす記憶をイオも一緒に見ることで、どんな吸血鬼も、諦めることなく、最後まで戦い続けていたことを、イオは知った。

主人公たちに倒された継承者は、現在の苦しみを開放する思い出を返してもらうことで、通常は満足して灰になる。
だが過去の思い出を補完することで、足掻いていた過去を知り、その後も足掻き続けようと前に進もうとし、生きる決意にあふれていく。
血英の修復を通じて、イオもそうした吸血鬼や継承者の思いに火照らされ、熱さが芽生えていった。
寄り添うではなく、救いたい。そんな感情を、イオは持つようになっていった。
それこそがまさに、クルスが持っていた本来の思いだ。

イオは言う。ぜひシルヴァに会わせてほしいと。
臨時総督府の奥深くで暴走と戦っているであろうシルヴァ。そんな彼に彼女がなぜ会おうとするのかよくわからないが、イオが自分で何かをしたいといったのはこれが初めてであろう。

イオの並々ならぬ決意にほだされ、一行はいよいよ臨時総督府内部に突入する。

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その入り口なのだが、とんでもないことになっている。
臨時総督府の奥から、木の根と血管を合わせたような謎の物体が湧き出し、当たりかまわず血を求めて吸っているのだ。
何とも形容しがたい、不気味なこの穴を通り抜けることで、臨時総督府内部に至る。

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敵の配置もかなり嫌らしくなっている。
堕鬼になってもなお生前の慣習が残っているのか、3人一組で見回りしていたりする。
更に彼らと戦っているうちに後ろから挟み撃ちにされたりもするので、気を張って行かないとあっという間に死んでしまう。
ダガーで釣り出して戦うのも難しいので、せめて広い足場と退路をしっかり確保してから一つ一つ片づけていきたい。

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しばらく奥に進むと、木の根のようなものが赤くなって行き、血を集めている様子が垣間見えるようになり…さらにその奥にいたのは…人間。
ドミニクという名のその研究者は、すでにミドウから聞いたことも含まれるが、この世界の真実、すなわち血の霧の結界を作ったのはシルヴァ…といったことを話していく。
クイーンことクルスがシルヴァのであるということも。
娘を殺し、娘の脳髄を自分の体に埋め込む父親。
淡々として語られるその狭間に、壮絶な父親の感情と決意が読み取れる。

ちなみに総督府内部には、イオと同じ神骸の継承者はちらほらいる。
彼女たちは普段はだんまりだがイオを連れていれば、神骸の継承者の本分…ただ寄り添うことを切々と説いていく。
イベントを回収したい人は、このマップはイオで挑むといいだろう。
ヤクモさんの方が楽だけど。

そうこうしているうちに、最奥部あたりに近づく。
そこには居たのは…

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イオ…ではなく、神骸の伴侶
これは、何を意味しているのか…?
躊躇している主人公に、神骸の伴侶は問答無用で襲い掛かる。

コードヴェイン 24日目 「諦念」

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ミドウを倒し、ついに臨時総督府にたどり着いた主人公たち。
赤い霧の根源であるここは、しかし尋常でないほど霧が吹き出ている。
これも暴走しかかっているシルヴァの影響なのだろうか。

シルヴァが暴走しきってしまったら、霧は晴れ、大量の堕鬼や人間性を失った吸血鬼たちが外の世界に蔓延してしまう。
あるいは、外の世界を闊歩するバケモノに霧の世界が蹂躙されるのが先か。
いずれにせよ、この霧は維持され続けなければならない。
シルヴァの状態を確かめるべく、主人公たちは臨時総督府入口まで進んでいく。

ここは主人公の記憶に出てきた臨時総督府と同じマップであり、年月が経っているので破壊は進んでいるが基本は同じだ。
記憶の時のように地下水路を通るようなこともないので、マップとしては至極単純である。

しばらく進むと総督府入口にたどり着く。
そこには…

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女王の騎士・再臨
過去の世界で倒したはずのそれが、再びこちらに向かってくる。
ボス戦である。
が、動きは過去の記憶にあった女王の騎士とほぼ変わらないので、あの時と同様連撃の後に反撃、急降下したらいったん回避して攻撃、を繰り返せばいい。
たまに緑色のオーラを吹き出すことがあるが、これに触れるとリーチ状態になり冥血が減っていく。
冥血をたくさん使うタイプにビルドしている場合は注意である。
私の場合ひたすら殴りまくるだけなのでほとんど意味をなさなかったが…

さて、この騎士を倒すと血英が転がり出る。
それを拾い、血英の持ち主の記憶を探る。
その持ち主は…

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クルス
クイーンに暴走する前の、優しいクルス。
人と、血の渇きに苦しむすべての吸血鬼を救うための実験に自分を捧げた、献身と救世の少女、クルスだ。
彼女がクイーンと化した時、クルスとしての人格が堕鬼化し女王の騎士になったということだろうか。

クルスは実験に耐えた。
が、一向に良い実験結果は出なかった。
全ての吸血鬼が、人類が、自分に期待している。
その期待に応えたい、みんなを救いたい、だから頑張った。
頑張ったのに…一向に結果が出ない。
彼女は焦り、怖れ、後悔し…その負の感情はやがて怪物のように大きくなり…そして、暴走。
クルスは、破壊の女神クイーンとなった。

ややあって、クルスが気付いたとき…

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彼女の体は、バラバラに寸断されていた。
クイーンとして大いに暴れ、この地上に救い難い災厄と爪痕をもたらし、挙句の果てに討ち取られた彼女の死体は、細かく切り刻まれたのだ。今後復活することの無いように。
だがクイーンは不滅だった。バラバラに切り刻まれてもなお、その肉体は再生しようとした。
だから一部の吸血鬼たちは、クイーンが再生しないよう、バラバラになった彼女の体を継承し封じようというのだ。これから先の全ての人生を犠牲にして。
クイーンは、過去と現在、そして未来に存在するすべての生命にとって、不滅の災禍の中心だった。

こんなはずではなかった。
みんなを救いたかった、守りたかっただけなのに…!
なんて大それたことをしてしまったのだろう。
わたしはみんなの期待に応えられない、ただの弱い少女だったのに。
人々や吸血鬼すべてを救うなんて、できもしないことを、なぜしようとしてしまったのだろう。
わたしは、取り返しのつかない罪を犯してしまった。


これ以上罪は重ねたくない。
もう、救うなんてしたくない。
ただ…

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寄り添いたい
わたしができることなんて、それくらいしかない。
こうして生まれたのが、神骸の伴侶と呼ばれる存在だった。
それは神骸の数だけ居て、神骸の継承者にただひたすらに、一途に、死ぬまで寄り添う存在。
イオも、その一人だったのだ。

イオには記憶がなかった。
それは血骸の継承者である主人公と出会う前に霧散し記憶を失ったのか、あるいはすべてのブラッドコードを持てる主人公に仕える存在だからこそ、イオにも果てしない可能性があったのか。
そんなイオの心を、ある思いが支配していた。
神骸の伴侶としては、決して許されざる思い。
それは…

コードヴェイン 23日目 「荒神」

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臨時総督府へ向かうミドウに追いつく主人公たち。
だがその時、ミドウは突然…自分の配下の者を斬り殺した。

その配下はミドウが作り出した、人工的に継承者としての適合率を持たせた実験体。
おそらくエヴァから奪ったものであろう複数の神骸を宿らせられた彼らは、殺されたことで神骸がむき出しになり、その神骸は中枢を求めるように、臨時総督府にいるシルヴァの元へ。

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シルヴァは臨時総督府の遥か地下で、膨大な血を供給する玉座に座っていた。
何のために?
ミドウは真相を明かす。それは、この血の牢獄を囲む血の霧を作り出すためにと。
この牢獄を作ったのは、シルヴァ自身だったのだ。
シルヴァが継承したのは、クイーンの脳髄
最強の力を持つ神骸の力を持って、シルヴァは霧の血の牢獄を作っていたのだ。
何のために…?

そのシルヴァの体に、ミドウが解き放った神骸が猛烈なスピードで突き刺さり、その衝撃でシルヴァは暴走。
結果、血の霧は供給されなくなり、晴れる。
すると、晴れた霧の向こうから突如現れる――

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バケモノ
外の世界では、こうしたバケモノが闊歩していた。
かつて世界が崩壊した時に同時に現れたバケモノというのが、こいつだ。

吸血鬼とは、このバケモノと対峙するために作られた存在だ。
ところがバケモノに加えてクイーン騒動によって膨大な吸血鬼と堕鬼が生まれた。
それは人類を滅ぼすに足るものであり、だからそれらが外に出ないようシルヴァは血の結界を作ったのだが、それはこの血の結界の世界をバケモノから守る意味もあったのだ。
我々は、シルヴァに守られてきたのだ。

だがミドウは、それを良しとしなかった。
ミドウの目的はクイーンの復活…ではない
そのようなことは、彼にとって些末なことだった。
血の霧を晴らし、クイーンと同等以上のバケモノと常に戦い続けることで、吸血鬼を今以上の強い存在に進化させる…それが本当の彼の目的だという。
進化を極める。吸血鬼計画・クイーン計画・そして神骸を集め血の霧を晴らす計画…すべて、進化を極めるという一点のために、彼はこれまで行動してきたのだ。
善や悪ではない、狂おしいまでに純粋な科学者としての探究心、それがミドウの全てなのだ。
今時すがすがしいまでにピュアな科学者のミドウさん。ミドウさんエンドが待たれるところだが、正義感溢れる主人公たちには馬耳東風。問答無用でぼこぼこにしようと殺る気満々だ。

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というわけでミドウ戦。
彼は戦う間合いによってエラく強さが変わってくる。
相手の体力を半分ほど削って強化された後、あまりに距離を取りすぎているとものすごい威力の斬り払いで訳が分からないままに致命的大ダメージを食らう。
対策としてはミドウの攻撃は血属性なので、血耐性ドリンクを飲むことと、常に中間距離を保つことだ。
中間距離であれば斬り払いと妙な爆弾を展開してくる攻撃くらいしかしてこないので、連続切りが終わった後に丁寧に反撃していけばいい。
ただ爆弾にはバニッシュ属性があり、バディが食らうとギフトヒールが飛んでこなくなるのでこの点注意。
自分は少ないチャンスをものにするために両手剣を使ったが、慣れてくれば片手剣の方が楽かもしれない。
ミドウさんはなるべく少ない戦いで倒したいところだ。
なにしろ死に戻りした時に異様に長い廊下を延々と走り戻らないといけないから。
これはなんとかならなかったのだろうか…

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かくしてミドウさんはアワレお陀仏に。
ラスボス感があったのにここであっさりと退場である。
おいしすぎるキャラなのに実に勿体ない。
ミドウさんが決め台詞を言うたびにバンッとカメラが寄るところとか卑怯すぎる。
フィギュア化が待たれるところである。

そんなことはどうでもよい。
問題はシルヴァである。
シルヴァは暴走から何とか復帰したようで、血の霧は再び復活し、バケモノが霧の牢獄の中で暴れることも、堕鬼たちが外の世界で暴れることもひとまずは無くなった。
しかし、主人公のように特異体質ではないであろうシルヴァが複数の神骸を背負いきれる筈がない。
いつ再び暴走してもおかしくない。

時間は一刻を争う。
ミドウを倒した一行は、シルヴァの元へ急ぐ。
だが…急いでどうするのか。
シルヴァが神骸の浸食に負け、完全に堕鬼化していた場合、誰かがシルヴァの役目を引き継がなければいけない。
それは主人公なのか?
しかし主人公は侵害を背負いすぎている。この上さらに背負い続けることは、自身が暴走する可能性はかなり高くなるのではないか…?

答えを求めるのに戸惑いつつも、今は走り続けるしかない。
一行はついに、臨時総督府にたどり着く…!

コードヴェイン 22日目 「追跡」

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ミドウは臨時総督府に赴きシルヴァから神骸を奪い、クイーンを復活させようとしていると思われる。
それを阻止すべく、主人公たちは臨時総督府への途上にある棺の塔に向かい、ミドウの足跡を探る。

さて、その棺の塔なのだが、どうも見覚えのある造形である。
そう、全てのプレイヤーに恐怖のトラウマを植え付けた…

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白い血の聖堂
ただ、聖堂ほどはややこしい作りではない。
尖塔が相変わらず重なっていて地図で見ると不親切なことこの上無いのではあるが、棺の塔というだけあって基本的に塔であり、上に上に進むことを意識し、あとは足跡を辿っていない所を埋めることに注力していけば問題なく先に進めるだろう。

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塔の最上部では、ミドウに倒された屈強の門番たちが堕鬼と化して襲い掛かってくる。
素早く動きつつ間合いを一気に詰めてくる氷刃の従者と、間合いを開けて遠距離攻撃を仕掛けてくる焔砲の従者が二人がかりとなって。

ボス戦はしばらく楽なのが続いてきたが、この二体同時戦はかなり難しい。
5,6回戦ってみてさすがにこれはちゃんと考えたほうがいいなということで、防具から見直すこととする。
相手は火と氷で攻撃してくるので、まず防具を転成し火か氷に強くする。
さらに火か氷の耐性ドリンクを飲めば万全だろう。

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そして氷刃の従者か焔砲の従者、どちらかに絞って片方を先に集中攻撃してやっつける。
見た目通り氷刃の従者は炎属性に、焔砲の従者は氷属性に弱いので、相手にするときはそれぞれの属性付与を忘れずに。
氷刃の従者か焔砲の従者、どちらを先に倒すかは人によるだろうが、自分の場合焔砲の従者を先に片づけた。
氷の方を先に相手にしていたら、動きが素早すぎて追いかけているうちにスタミナがなくなったところを炎で燃やされてしまうことが多々あったためだ。
一方さえ倒せばあとは楽勝なのでとっとと片付け先に進む。

するとそこには…

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ミドウさん
炎&氷門番ズに苦しめられていた間ずっと待っていてくれていたイカした人だが、次回その彼は驚くべきことをしでかす。

コードヴェイン 21日目 「凱歌」

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ミドウにより暴走させられようとする喉骸の継承者エヴァ
そうなる前に自ら自分を守る世界――を展開する彼女を正気に戻すため、主人公たちは彼女に戦いを挑む。

この喉骸の継承者であるが、動きはどれも緩慢であり攻撃後の隙も大きい。
複数の砂を噴き上げる攻撃は避けきれない場合きっちりガードすれば、あとはさほど怖い攻撃はない。
初見でも倒せるレベルだと思う。

倒した後には、エヴァの血英が残り、彼女の記憶が展開される。

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歌が好きだったという彼女は人間時代、他の吸血鬼にさらわれる。
吸血鬼のために血を供給する機械として。
そのような機械に歌声など耳障りなだけであり、彼女は喉をつぶされる。

その後この吸血鬼たちはジャックに粛清され、彼女は保護される。
ところがエヴァは一生人の身でいようとは思わず、意外な神骸――クイーンの遺骸への適性の高さから、喉骸の継承者となることを選ぶ。

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恩人であるジャックへ捧げる歌を歌うために。
そしてジャックへの思いだけではなく、ジャックへの出会った記憶まで主人公から返還されたエヴァは、他の継承者と同様、現状に満足しての石化ではなく、確かな未来への期待による生を選ぶ。
ジャックと共に創る未来のために。

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ただし、エヴァの場合神骸の浸食が比較的早期だったこともあり、彼女を覆っていた偉業は消え去り、彼女は彼女の姿のまま、この世界に戻ってきた。
ジャック先輩も大喜び…なのだが、うまく説明できず、代わりにエヴァがジャックの思いを翻訳する。
ジャック先輩は説明が下手すぎて色々誤解されやすいのだろう。
何しろ顔色一つ変えず主人公を射殺するくらいだし。

その口下手なジャック先輩が推理するミドウの目的。
ミドウはなぜ神骸を求めるのか。
それは集めた神骸で…

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クイーンを復活させるためだという。
あの地獄のような世界を、引き起こそうというのだ。
それはシルヴァからも神骸を奪ってでも。
シルヴァとは、この世界を支配し血税政策を取っている者だ。

ジャックはこの世界の理について話す。
血の霧の牢獄ともいえるこの世界。その霧を作っているのが、シルヴァであるという。
彼もまた継承者であり、継承した神骸の力で、吸血鬼たちをこの世界に閉じ込めたのだ。

吸血鬼はバケモノと戦うために研究され、その過程でクイーンというさらに別の化け物を生み出し、彼女を封じるためにさらに多くの吸血鬼が作られては死亡し、それらは堕鬼となった。
吸血鬼自身もルイヤクモたちのように出来た連中ばかりではなく、ほとんどが北斗の拳の悪役のように刹那的で短絡的だ。
そのような吸血鬼や堕鬼が外の世界に漏れないために作り出されたのが、この血の霧の牢獄――ヴェインであるという。

クイーンの復活とは、地獄のような世界の復活を意味するだけではない。
その地獄を、クイーンに加えて暴虐な吸血鬼と堕鬼までも、外の世界にまで広めることを意味する。
このミドウの野望だけは、何として求めなければならない。

ミドウはシルヴァから神骸を奪うため、彼が鎮座する臨時総督府へと向かっていると思われる。
その途上にある棺の塔、それが次なる探索の地だという。

ミドウを追いかける主人公たち、そこに待ち受けるものとは…!?

コードヴェイン 20日目 「歌声」

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爪骸の継承者エミリーを正気に戻し、記憶を返還した主人公達。
そんな彼女らをせせら笑うように現れるミドウ。

しかしこの期を待っていた!と後ろから飛びかかるジャック
…なのだが、手痛い反撃を喰らってしまう。

ただの科学者だったミドウは、自身にも徹底した改造を施し、名のある吸血鬼狩人であるジャックすらものともしないまでになった。
実際ジャック先輩ってバディにしてもあまり役に立たないよな…と言ってはいけない。

この世界に暗躍するミドウ。
その目的は未だ謎だが、神骸を集める他に、継承者を意図的に暴走させようとしているようだ。

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喉骸の継承者でもあるエヴァをあえて逃がしたのも、暴走させる措置を施しておいたからだという。
今頃彼女はその暴走と戦いながら、雪山を闊歩しているだろうと、相手を嘲弄しながらも居どころをさりげなく教えるミドウさん。
出来た悪役である。

神骸の継承者を暴走させる理由は、そうすることで神骸がグレゴリオ・シルヴァの肉体を求めるからだと言う。
シルヴァとはこの世界を事実上支配し、血税政策を敷いている偉い人で、クイーン討伐線の総指揮官でもあった人物だ。
なぜ神骸がシルヴァを求めるのか、そして神骸暴走させ、シルヴァを求めさせようとする理由は何なのか。
それは明らかにされないまま、ミドウは消える。

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エヴァの足取りを追う一行。
雪山を抜けると…そこには砂漠があった。
このあたりに砂漠は無いはずなのだが…ジャック先輩曰く、エヴァの生まれ故郷は砂漠地帯だったという。
おそらくエヴァは暴走する自分自身を封じるために、薄れゆく意識の中、神骸の力で砂のを作ったということなのだろう。
なんとなくヤンデレ入ってて危なそうな見た目のエヴァだが、実際は律義な性格をしている、優しい女性なのだ。
そんな彼女を救うべく、一行は砂の棺に挑む。

ここはリーチ…吸血、つまり冥血を吸ってくる砂だらけだ。
錬血を多用するようなスタイルの場合、結構難儀するだろう。
私は何も考えずゴロゴロ転がって片手剣でザクザクなのであまり痛くないが…

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他にも、坂の上から巨大な砂玉を落としてくる敵なんてのも居る。
建物の路地に隠れつつタイミング良く駆け上りつつ…としていると、路地に堕鬼がいたりしてなかなかいやらしい。
最もそんなに強敵はいないので落ち着いて対処だ。
道中も素直であり、全体的にみればここもそう難しくない。
聖堂と比べれはどこも天国である。

砂漠の奥深くにくると、、イオと同じような姿をした女性が立っていた。
彼女のような存在は神骸の継承者であるアウロラやニコラやエミリーにも居た。
神骸の継承者に寄り添う役目をもっているのだろうか。

さらに奥に向かうと、歌声が聞こえてきた。
これはエヴァの歌声だ。
そこには…

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暴走しかかって異形の存在が彼女の体を包みつつある、エヴァが居た。
今ならまだ間に合うかもしれない。
剣を構え、戦端を開く…!

コードヴェイン 19日目 「思慕」

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崩壊しつつあるこの世界をなんとか救おうと旅を続ける主人公達。
だがそんな主人公達を嘲弄するように暗躍する、狂気の科学者ミドウ

この男は意図的に継承者を作りだした。
クイーンの神骸の一つ、爪骸を埋め込まれた継承者エミリーもその一人。
神骸の力に浸食され、暴走した彼女を食い止めるため、彼女の兄貴分であるヤクモと共に主人公達は戦端を開く!

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が、爪骸の継承者は見た目に反してそんなに強くは無い。
バディはヤクモがベストだろうが、攻守そこそこのイオでも問題ない。
相手がバディにヘイトを向けていたら後ろからお尻を斬りつけ、こちらにヘイトを向けていたら相手の連撃のスキを見て反撃をするか、回避に徹してバディに攻撃してもらうのも良い。

このゲームのボスは初見殺しが多いと言えば多いのだが、「全方位攻撃や突進攻撃の前に必ずタメがある」「大がかりな攻撃や連撃攻撃のあとに必ずスキがある」と言うのを知っていれば攻撃のチャンスは数多い。
所謂無双系を期待すれば肩透かしを喰らうが、何度もリトライすれば相手の攻撃パターンが読めてくるし、アクションゲームが苦手でもバフや耐性ガン積みでどうにかなる、と思う。
これから先は分からないが…

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爪骸の継承者を倒すと、そこにはクイーンの爪骸が浮かぶ。
主人公がそれを取り込むことで、それにへばりついていた血英…エミリーの記憶も明らかになる。

バケモノに殺された後、ミドウ達に吸血鬼化処置を施されたのに一行に目覚めないヤクモや仲間はゴミ捨て場に遺棄された。
しかし先に吸血鬼として目覚めていたエミリーは体を張って仲間たちを、特にヤクモを止めた。
その代償として、彼女は継承者となることを受け入れたこと。

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そして仲間を守ると言う思いは、ヤクモに対してより一層強かったこと。
ヤクモに対して伝えたい思いを遂に伝えられないまま、彼女の記憶は石化…つまり死を迎えることになるが、主人公が彼女の全ての記憶を返還すれば、それも無くなる。
自分がよりヤクモを強く思っていたことが、取り戻した記憶によって確信できたからであろうか。
若いって良いねー・

とか、ヤクモと(猫の姿のままの)エミリーがいちゃいちゃしている所に颯爽と現れる…

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ミドウさん!
この外見にコテコテの悪役っぷりで拍手しながらの登場する、cv速水 奨のミドウさん。
卑怯すぎる
もう何をしてもネタにしかならない。

ミドウさんの突然の登場に色々な意味で驚いていたら、突如ミドウさんに向かって背後から飛びかかる影。
それは…!

コードヴェイン 18日目 「献身」

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崩壊したこの世界で、せめてもの吸血鬼達の安寧を願うルイ達だが、それすらを否定する者がいた。
その名はミドウ。クイーン計画だけでなく、人間吸血鬼化計画にまで携わった稀代の、そして狂気の科学者だ。
彼はクイーンの神骸を継ぐ継承者であり、継承者はこの神骸を守るためにあたり全体を極端に作りかえると呼ばれる世界を作る。アウロラの居たけったいな聖堂やニコラの居た雪山がそれだ。
だがミドウは自身の野望を満たすため、自由にこの世界を行き来するために、継承者としての義務を放棄し、代わりの者を継承者に仕立てることで自身の足取りを追えなくした。

仄暗い洞窟を出た先にある火の降る町。ここがその、本来ミドウが居るべき棺なのだろうか。

ここは見た目通り火の壁と火の床で覆われており、堕鬼に殴られ吹っ飛ばされると火の壁にあたりまた吹っ飛ぶという困ったことになる。
火の壁のダメージはさほどでもないが、気になるのならば火耐性の牙装を作るか火耐性を上げるアイテムを服用すると良いだろう。

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しばらく進むと、青色の炎を吹き出した強い中ボス的キャラと勝ち合う。
突出することなく、バディと二人がかりで丁寧に倒して行こう。

ここは地形自体がきつい半面、敵の配置はそれほどでもない。
先ほどの雪山や洞窟のように、穴が隠れていたり谷底が見え辛いことも無く、全体的には楽である。
まぁ聖堂に比べれば大抵は楽だろうけど…

この火の町をしばらく進むと、血英が見つかる。

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それは、エミリーと言う少女の記憶であり、彼女は…ヤクモの、孤児院時代からの家族でもあった。
かつてミドウは孤児院から孤児を引き取り、強化措置を施す改良をしてバケモノと戦う奴隷兵士にしていた。
そんな境遇であってもなお笑顔を忘れなかったエミリー。
ミドウは、自身の代わりに彼女を継承者にしたというのだ。

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バケモノに殺され、吸血鬼化処置を施した者の、いまだ目覚めないヤクモ達他の仲間を人質に取られて。
エミリーの仲間への思いの強さはとても強く、仲間を守ると言う強い意志は、そのまま神骸を維持しうる資格を持っていることを意味していた。

果たしてこの炎の街の奥に、エミリーは居た。
仲間を守るために継承者となり、棺に閉じ込められた彼女。
その彼女は…

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神骸の浸食により仲間の記憶をも失われ、あるのはただ破壊衝動のみの異形の姿となって、ヤクモたちに襲いかかる。

コードヴェイン 17日目 「実験」

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主人公達は、ジャックエヴァミドウに襲われ散り散りになったという、聖堂の地下、仄暗い洞窟に赴く。
そこでジャックと会う一行。
ジャックとエヴァはクイーンの復活を封じるための神骸をその体に継承させる継承者なのだが、ミドウもその一人だという。

ミドウとは表向きは高名な科学者だった。
世界の崩壊とともに現れた化け物を倒しうる兵士を作るためにBOR寄生体を用いた吸血鬼の作成。
血の渇きの無い吸血鬼を作りだすためのQUEEN計画、そのクイーンを倒し、封じるための継承者を作りだしたのも、全てミドウが深い部分にかかわっていたという。

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だが裏では孤児達を引き取り、引き取った彼らに非人道的な実験を加え、様々な力を与え化け物への尖兵としてた。
そもそもの吸血鬼計画の発端が、この孤児たちへの実験の成果なのだろう。
引き取られた孤児達のうちの一人が、主人公達の仲間のひとり、ヤクモだった。

そのミドウ自身が継承者となったことで、棺が形成され、彼はそこから出られなくなった、はずだった。
だがそれは彼がそう見せかけただけのことだった。
監視者であるジャックの目によると、ミドウには神骸が取り込まれていなかったからだ。
おそらく別の第三者を継承者とし、形成された棺のなかでミドウは実験を繰り返したのだろう。

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この洞窟は、そうして作りだされた数々の実験体の失敗作を廃棄する場所であったのか、様々な堕鬼が襲いかかってくる。
中にはスライムだったり犬みたいなやつだったり地面から生えてるだけの足が無い生きものだったり、人間の形をとどめていないのもいる。
通常吸血鬼がロスト化し堕鬼になるだけならば、オリバー君のように人としての形をとどめるはずだ。
それがそうではないというのは、実験体であったに他ならない。

この洞窟の主が、金色の狩人と呼ばれるボスだ。
このボスは動きが早く中々に手ごわい。
基本はヤクモさんを囮にして殴る、自分を囮にしてヤクモさんに殴ってもらうで良いが、何分相手が素早すぎて片手剣ではじり貧になる。
少ないチャンスで大ダメージを与えられるよう、両手剣に持ち替えた方がやりやすいかもしれない。
あと相手の血攻撃の威力が凄まじいので、耐血ドリンクを飲めばぐっと楽になるだろう。
このボスに限らず、赤黒いオーラが吹き出るような攻撃は大抵血属性攻撃なので耐血ドリンクの準備をしておいた方が良い。

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金色の狩人を倒すと、血英が残される。
それはミゲルという人物のもので、ヤクモと同じ孤児院にいた、ヤクモの家族とも呼べる人物であった。
心優しく大人しいミゲルは、実験の末堕鬼となり果て、こうしてヤクモの手にかかり、散った。

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化け物やクイーン、全ての人類の脅威に立ち向かう研究の第一人者だったミドウは、人類の進化の行く果てを探り続ける、ある意味最も純粋な、それ故に最も悪辣な科学者だった。
そのミドウがこの世界に暗躍している。

この世界――血の牢獄であるヴェインは、数々の犠牲の上に危ういバランスを保ち何とか維持されている。
ミドウは壊れかけたこの世界で、何を望むのか…