ねじ式 5日目 「手首」

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さっぱり事態が進まないので一度最初からやりなおしてみたのだが、やはり進まない。
どうしたものかと思いつつ廃墟と化したビルに入る。

ここの地下には壁絵のある部屋があり、それを見つめると川べりに居る人々の絵がスクロールし、そして気が付くと沼にワープする。
ここで、な、なんと!
スクロール中にコマンドを選択することができる!ということに気付く。
あまりにスクロールが早すぎてさっぱり気付かなかったのだが…とにかくこれでやっと状況に変化が訪れる。

スクロール中に見わたす・見るをすると、壁絵の詳細がわかる。
一つは川べりに佇む少女たちの絵。中々可愛い。
もう一つの壁絵は男女が手を振っている絵だが、女の方は手首から先が無い。
何ともホラーである。
原作では窓から女の手首が生えている変な漫画があったが、それだろうか。

こうして壁絵の詳細を見ることが出来た主人公Tは、いつも通り沼にワープする。
ただしいつもと違うのは…

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原作「沼」に出てくる少女が出てくる。
原作では不思議な瞳が印象的な美少女だったが、PC98の解像度では表現できずなんだか不機嫌に見える。
ちなみに「われの寿命じゃ」「そのように怒鳴ったれば耳がせつないです、つらいです」の名セリフは無い(と思う)。
残念。

状況の変化はもう一つ。
樹海の入り口に何故か台が据え置かれるようになり、その台には…

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手首が生えている。
う、うーん…壁絵の手首の無い女性の手首なんだろうか。
このあたりは原作になぞった展開になれば良いのだが、どうやらただのギミックなようである。
勿体無いというか、そもそも原作自体ゲームには向いてないというのもあるが…

ともかくこれで状況は動いた。
これでまた地道に聞き取りをすれば道が開ける、はずである…

ねじ式 4日目 「シンデンのマサジ」

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暫くこの村を動き回るが…抜け出せない!

どうやらここから抜け出すには、村の外れにある樹海を突破せねばならないらしい。
しかしそれには道案内が必要で、案内出来るのはシンデンのマサジと呼ばれる少年だけなようだ。
原作ではキクチサヨコの紅い花を見たうらやまけしからん少年である。

何度か村人と話すことでフラグを立て、北東の小屋から岩場にいけるようになる。
話によるとここにいつもマサジはぶらぶらしているらしい。

そしてこの小屋から岩場までのゴンドラを預けるのが、無名の少年(多分義坊)と、マゴ(少女)とコースケ(犬)である。
これまた随分マニアックなキャスティングである。
よほどつげ義春の作品を読んでいなければマゴなんて思い出せないんじゃないのか。
コースケの絵はなんとなく「峠の犬」のハチっぽい。マニアックにも程がある。

で、肝心のマサジなのだが、これが岩場にいない。帽子だけ残されている。
とりあえず拾って…

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キクチサヨコに渡しておく。

が…ここから進めなくなった。
コマンド総当りしまくってもさっぱり状況が変化しない。

なんだろうなぁ…コマンド総当りしまくってんだがそれがいけないんだろうか。
ピンポイントに言葉を選ばないといけないのか?
そして非常におおらかな時代であったこの時代、進めなくなる理由は「バグでしたー」というのも割とある。
うーむわからん…どうするんだこれから…