信長の野望 覇王伝 9日目 「東海道へ」

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前回、委任した国に大兵力を集めたら他国を攻略するかどうかを1年がかりで見てみたが…
全く攻略しない。
しかし相手の国に武将が居ない場合など、100%勝てる場合のみ攻略する。
まぁある意味とても現金な思考なのだが…

しかも委任で大兵力を一国に集めようとすると武将も集まるのだが、困ったことに城を空けてでも武将が集まってしまう。
すると領地内に空城が出来、それを浪人武将に掠め取られるという脱力な展開になってしまう。
恐るべしニューラルネットワーク…!

やはり90年代の98で動くAIというのは色々アレである。
とりあえず委任で敵国を攻める事は止め、手動でちびちび敵城を潰していくこととする…

さて、当面の敵は越後を守る武田(信虎)氏なのだが、兵が6万もいる。
雑兵混成部隊や援軍等も考慮に入れると恐らく10万近くの兵は動員できると思われる。
一方信長軍が当面に運用できる兵は織田信長・長尾景虎・柴田勝家・明智光秀・斉藤義龍の10万。
史実の信長も桶狭間戦以降は必ず相手に倍する戦力で戦争したらしいので、五分五分の戦いは物語的にはカッコイイが大名としてはいささか子供っぽい。
無論他の城から武将と兵を集めればすぐ2倍3倍の兵力に出来るが、そこまでの手間をかけるよりもっと手軽な所から攻めたい。

というわけで北方方面は越中でとりあえず打ち止め。
信長の大部隊は南下し、武田・里見・伊達の三方向から攻められ四苦八苦している三河・遠江の松平氏を逆方向から攻めることとする。

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四方向から攻められた松平氏はひとたまりも無く瓦解。
どんどん領地を信長軍に食われていく。

何しろ頻繁な戦争で松平軍は援軍に出せる兵力も枯渇し、つまり兵数ゼロの城が幾つか出来るので、そうなれば戦わずして城を取れる。
この、そこそこな大国を四方八方から徹底的に攻めて鼻血も出ないところまで追い詰めるのが覇王伝の醍醐味…なのだろうか。
なかなかサドっ気の強いゲームである。

信長の野望 覇王伝 8日目 「北陸制圧」

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前回、ガチムチ能登の戦力を削る為に丹後若狭から越前・加賀まで長尾領を東進し、能登からの援軍を適時削いでいく戦略を立てた。
結果それは見事にハマり、信長が加賀を制圧する頃には8万以上も居た能登の兵数は1万5千人程にまで減少。
実に劇的である。

ここまで削ればもう信長軍の敵ではないので、サクッと滅ぼし返す刀で越中の長尾家の勢力も駆逐する。
すると…

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景虎ゲット!
いわゆるひとつの上杉謙信である。

覇王伝は一旦相手が大名になると、それをCOMが担当している限り絶対に家臣に出来ないが、この頃の景虎はまだ兄から家督を譲られていないので配下に出来た。
ちなみにあと1ヶ月もすれば彼が家督を譲られ大名となるところだったのでギリギリである。
早速知行50を与え、強引に手懐ける。

さて、これで戦力が随分整ってきた。
現在の主な戦力は、

第一軍…織田信長・明智光秀・斉藤義龍・柴田勝家・長尾景虎
予備軍…羽柴秀吉(現在尾張を国造り中)

という非常に豪華なメンツ。
これ以外にも前田利家などそこそこ使える連中がゴロゴロしているのだが、彼らに遊ばせるのは勿体無い。
かといって手動で戦争しまくるのもめんどくさい。

後発のノブヤボの場合、委任から更に攻撃目標まで設定できるので遊んでいる連中も擬似的な軍団として活躍させられたが、覇王伝では攻撃目標が設定できない。
ただ委任については軍事型・内政型とあるので、軍事型な委任ならばひょっとしてCOMの判断で攻め込む…かもしれない。

そこで全地域の委任先について、物資の輸送先を最前線の国に指定し、最前線の国は軍事型で委任する。
これでヒトモノカネが集まるはずであり、集まったらどこかに勝手に侵攻…してくれればいいのだがさて。

信長の野望 覇王伝 7日目 「信秀死す」

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亡き斎藤道三の意思を汲んで(ということにして)、美濃・飛騨・信濃の一部を制圧しつつ、次は北陸攻めとなる。
強敵であった長尾家も、毛利家・武田家・織田家の3面攻撃では流石に疲弊し、今や北陸の一部を残すのみとなった。

では北陸の最終仕上げに行くか…という所で、信秀死亡
別に討ち取られたと言う訳でもなく寿命である。
史実でも大体この頃だったはず。

こうして信長があとを継ぎ、名実共に信長の野望が今ここから始まる。
史実ではこの時まだ信長は尾張一国を所有しているだけで、尾張内乱を平定して一息ついていた頃なので、随分恵まれた所からスタートである。
ただ仲間になっていた羽柴秀吉等のテンションが若干下がっている所がリアルである。
ここから仕えるに相応しい実績(と対価)を与えよと言うことか。おのれサルめ偉そうに…!

では早速この信長の実力をみせてやるわい!と、手始めに能登に根を下ろしてる畠山家をやっつけようと偵察してみるが…

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強いよ!
なんと、足軽が8万2千人も居る。
これまでのノブヤボシリーズをやっていると、能登の畠山家は毎回上杉か本願寺につつかれ早々に歴史から姿を消すいじめられっ子なのだが…
覇王伝では逆に本願寺家が弱くて、じっくり根を下ろす畠山家が戦力を溜め込んで思わぬ強敵になっていたりする。

真正面からぶつかるのはちょっと得策ではないので、一旦西回りに近江まで行って、そこから丹後若狭→加賀と東進する戦略を立てる。
長尾家と畠山家は同盟を結んでおり、長尾家を攻めれば畠山家も兵を出してくるので、それもついでに倒せば徐々に畠山勢力も衰減するはず…という戦略だ。

果たして上手く行くか…?

信長の野望 覇王伝 6日目 「さらばマムシ…!」

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毛利軍の助力を借り浅井領を制圧。
琵琶湖を挟んで分断された浅井家は伸張してきた長尾家に滅ぼされる。
合掌…

さて当の信長軍だが、長尾景虎、つまり後の上杉謙信擁する長尾家と全面戦争するのはきついので、先に美濃を支配し近江まで伸張してきた土岐氏と対峙することとする。

ここまで戦力を溜め込んだ土岐氏は流石に強く、特に家臣の斉藤義龍・明智光秀は猛将だ。
彼らとまともにぶつかっては、流石の信長たちもきつい。
そこで彼らを倒すのでなく、捕らえて自軍の戦力に取り込む戦略を立てることとする。

覇王伝には戦争に関しては戦闘・采配のふたつのパラメーターがあり、戦闘は攻撃力、采配は防御力や反撃の強さを意味している。
どうも戦争では戦闘より采配にウェイトが置かれているようで、こちらから攻撃するより相手の攻撃に反撃したほうが損害が少ない。
というわけで相手の国に攻め込んでもこちらから進撃はせず、相手の来る所を待ちカウンターをかける戦法を取る。
その後彼我の戦力差に格段と差がついたときにこちらから攻撃すると、あまりダメージを受けずに開いての戦力を削れる。
相手は兵数が1000を切ると撤退するので、1000ギリギリまで相手の攻撃を凌いだ次のターンに一気に攻撃。
これで相手武将を捕らえることができるのだ。
なお鉄砲や騎馬突撃だと相手武将を殺してしまうことがあるので、有能な相手にはオススメしない。

こうして明智・義龍を捕らえた信長軍。
如何に長井新九郎擁する土岐軍とはいえ衰退著しく、土岐氏は長尾軍に捕らえられ打ち首。
では跡取りは誰か…になるが、親族でもないのに上手く立ち回った長井新九郎が後を継ぎ、斉藤道三と改名する。
美濃のマムシの誕生である。

と同時に…

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娘の濃姫を信長と婚姻させる道三。
さすが美濃のマムシの血を引くだけあって、濃姫もノリノリである。
道三に引導を渡すのは最終的に信長自身の手になるかもしれないが、できれば同盟しつつ末永く共に全国制覇の道を歩みたいものだ…
と思いきや。

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その4ヵ月後、斉藤家は長尾家に攻め滅ぼされ、道三は死亡する。
もしや死期を悟って、血筋を残す為に濃姫を織田家に遣わしたのだろうか。
彼の息子の義龍も今や織田家の家臣。
ここまでの全てが斉藤道三の策略だったのであろうか。
さすがは美濃のマムシ。
その強かな血筋を残した二人の子供と共に、必ずや全国制覇してみせると墓前に誓う信長であった…!
さらばマムシ…!

ってまぁ、ゲーム的には丁度いい時期に土岐氏が死亡した事でフラグが立ち濃姫輿入れイベントが起きただけである。
だがゲームを通して俯瞰してみると実にドラマチックな展開になっている所が、歴史シミュレーションの面白さだと思う。

信長の野望 覇王伝 5日目 「毛利と同盟」

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東を攻めるか西を攻めるかだが、東は松平氏・長家氏・武田氏が兵を溜め込みすぎてここに割り入ろうとすると出血は必至。
では西の畿内にするかだが、これは現在日本最強大名の毛利氏と隣接することを意味する。

ではどうするか…一番強い所と同盟すれば良いじゃない
というわけで毛利氏に接近する。

ちなみに現在の毛利氏は勢力を伸張しすぎて将軍家から追討令が下されている。
最もその命令を下した将軍家は毛利氏に食われてしまったのだが、その為大多数の勢力からの好感度は著しく低くなっている。
つまり全世界の嫌われ者に敢えて接近し、西部方面に対する盾にすると同時にその力を存分に使わせてもらい畿内を制圧していこうという腹だ。

この巨大な毛利大帝国が、小国の織田氏と同盟を結ぶだろうかと思ったが、友達が居なくて寂しかったのかあっさり締結。
これで西部の守りはほぼ完璧である。
このあたりの試行錯誤がいかにも戦略シミュレーションしてる感じがして実に楽しい。

早速毛利氏から援軍を貰いつつ、畿内を食い荒らしていく。
畠山氏・細川氏の領土をどんどん取って行き山城に進出。
将軍無き山城を制圧していた浅井氏も軽く追い散らし、京都の地を得る。
がははは、笑いが止まらない信秀である。

なお毛利との共闘の様子だが、勿論鬼畜王信長の親だけあって…

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城への力攻めは毛利軍にやらせ、こちらは潜入等でなるべく兵を消耗しないようにしている。
極悪である。
リアルならものすごい勢いで叩かれそうであり、COM毛利もこちらの意図を知ってかそう積極的には力攻めもしない。
さすがニューラルネットワーク…なのか?

それでも(嫌々ながら)そこそこ力攻めしてくれるので、相手城の防御がよわよわになった所を見計らって一気に織田軍で総攻撃して制圧する。
これが織田氏の常勝パターンである。
さすが鬼畜王信長のお父さんである。
まぁ実際プレイしているのは私なのだが…

信長の野望 覇王伝 4日目 「信長初陣」

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戦力が整ったのでいよいよ天下に打って出る。
初戦の相手は伊勢志摩の北畠家。
信長にとっては初陣だ。

攻め方としては信秀・信長・勝家のスリートップをメインに、近くの味方の城から強そうな武将を1部隊の計8万人で攻める。
野戦では相手が雑兵をやたら入れてくるスタイルなのでほぼ無双できる。
攻城戦は智謀の高い武将は潜入で1~2ずつ防御を減らし、智謀の低い猛将はひたすら力攻めする。
火付けでも良いのだが相手の兵も物資も結構減るのが勿体無い。
相手の防御力が高い時は一度の力攻めで5くらい防御力が減るので、相手の防御力が20になるまでは力攻め、その後は力攻めと潜入の使い分けだろうか。
もっといい方法があるかもしれないが、とりあえず当面はこの攻め方で進む。

こうして伊勢志摩の一角である長島寺を落とし、自国の領地にする。
よし、ここを足がかりに攻めまくるぞ。
まずは兵を集めて12万人にして、これを北と西に向かわせて…資金も600くらいあって潤沢だしこれはスイスイ行けるかな!と思いきや…
資金がいきなりゼロになる
そして一揆である。
おかしいぞ…治安度は78くらいあったのに、と思ってみてみたら、39に下がっている!

どうやらこちらの兵が多すぎると年貢・税金徴収時期の7月・1月において金がごっそり減って、このときに税収分で回復できないと治安が著しく下がるらしい。
給料のもらえなかった兵たちが町で暴れているということだろうか。

覇王伝には兵忠というパラメーターがないので、ほかのシリーズのように兵が反乱を起こすわけではないのだが、代わりに腹いせに町民に迷惑をかけるということか。
武士道の風上にも置けない集団である。
収入が無ければ武士道もくそも無いのだ。

というわけで相手の城を大兵力で攻める場合はかなり潤沢な金も持って行かないと、徴収時期にぶつかるとエライ目にあうことはわかった。
以降この点に注意して…

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伊勢志摩を統一。
この地には畿内を追われた六角家が本城を陣取っていたのだが、それも軽く倒し、倒した勢いで北畠家も倒す。
何だかんだ順調に進んでいる。

さて次は何処に攻めるか。
畿内の中央部に攻め入るか…でも毛利氏が既に畿内まで出張ってるんだよなぁ。
かといって東日本はさっぱり戦争しない分どの国も兵が潤沢すぎてこれも怖い。
迷う迷う。

信長の野望 覇王伝 3日目 「信長元服」

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引き続きだらだらと国造り。

そろそろ周りの国も国造りが充実してくるようで、こちらの兵の数が100(1万)でもちょくちょく攻められるようになる。
相手は雑兵を結構混ぜてくるので結構易々と撃退できるのだが、何度も攻めて来られるのも困るので本城でごっそり徴兵し、支城に配置する。
このゲームは貫高以上に徴兵できないのだが、兵を送る分にはいくらでも維持できるらしい。
なので支城の兵力は300以上をキープさせる。

ちなみにごっそり徴兵しても金が減る以外のメリットは無い気がする。
他のノブヤボシリーズだと、大量に募兵すると大抵兵忠なり治安なり民忠が減るのだが、覇王伝は金と訓練度が減る程度だ。
実に訓練されている兵たちである。

こうして本城も支城もかなりガチムチになったのでいよいよ天下に打って出たいところだが、信長の元服を待つこととする。
現在の織田軍は戦闘で頼りになるのは織田信秀と柴田勝家くらいで、あとは蜂須賀小六・河尻なんたらくらいの小粒しか居ないからだ。
それでも蝦夷の蠣崎氏とかに比べればエライ恵まれているのだが…

今後の戦略としては織田信秀・織田信長・柴田勝家の3人+6万の兵でこのあたりでブイブイ言わせたいところなので、6万の兵を確保できるよう貫高を上げ訓練を行う。
そして準備が整ったなか、遂に信長が元服。

これまでは信秀の野望だったが(と言っても絶賛引きこもっていたが)、やっとこさ信長の野望の始まりである。
と言っても家臣扱いなのだが。

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国力も兵力も申し分ないので、いよいよ出陣である。
まずは本城の戦力を全部使い切っても攻め込まれない位置にある北畠家であろうか。

信長の野望 覇王伝 2日目 「国造り」

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序盤はひたすら国造り。
治安・商業は最高値の100まで上げて行く。
次に貫高も最高値になったら他の領地の内政をしよう…と思いきや、貫高はかなり上限値があるようで一向に埋まらない。

このゲームでは武将に気合という要素があり、気合がマックス(15)のときに内政をすると効果が上がる。
気合値は忠誠度に応じて月ごとに回復していくが、毎回15になってから国造り…としていたら、いつの間にか10年たってしまった。
昨日始めたばかりなのに…10年一日とはこのことか。

この10年戦いもせずひたすら内政していたのだが、内政で武将に仕事をさせまくっていると、武将の勲功が上がっていく。
これが溜まっていくと家臣がご褒美はよ…とは言わないが忠誠度が下がり、気合も上がらないという態度で示してくる。
そうなる前に論功行賞で適時知行地をあげたりして仕事に報いてやるのだが…これがまた一人一人クリックしないといけないので非常にめんどい。
後世のノブヤボシリーズで論功行賞が自動になるわけである。

あと戦争ゲームなのに兵も増やさずひたすら田んぼを耕していたら、流石にスキだらけというわけで…

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三河の松平氏に攻められる。
信長と家康は少なくとも表面上は仲良かったようだが、この時代の織田家と松平家はちょくちょく喧嘩してたようで友好度が低いっぽい。
覇王伝は近くの城から味方武将を援軍に呼べるので、急遽他の城から援軍を頼み何とか凌ぐ。
その後は横着せずに兵も集め、内政もひたすら進めて現在に至る。

お陰で尾張近辺ではさっぱり戦争も起こらず、実にのんびりしている。
では他の国はというとこれがかなり動きまくっており、毛利氏なんぞは既に中国地方を制圧し畿内まで攻勢をかけている。
こちらは内政を10年も続けながらまだ完成していないのだが、完成する頃には毛利家と隣接しそうな勢いである。

うーん…貫高上げはそこそこにしておいてそろそろ他国へ侵攻を開始して毛利軍に備えるべきか…

信長の野望 覇王伝 1日目 「信長誕生」

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信長の野望 覇王伝を始めます。

これまでのノブヤボシリーズが88フォーマットだったのに対し、98専用(+家庭用)フォーマットに移ったことで色々と野心的な試みをしている。
国取りから城取りをメインにし、武将との結びつきを重視した論功行賞等、従来の作品からより戦国らしくした。
更になんと現在のAIで主流のディープラーニングの基礎であるニューラルネットワークと呼ばれるAIを搭載!
ユーザーの傾向にあわせて戦略を変えてくる!らしいのだが、兵にマイナス効果しかない雑兵を8割くらい入れてきたりしてよくわからない謎な思考ルーチン。
あまりに野心的なシステムを盛り込みすぎて過ぎてどれも微妙であり、歴代のノブヤボシリーズの中でもかなり人気が低い本作である。

が、ノブヤボシリーズの良いところは、従来好評とされたシステムを2作ごとに木っ端微塵に粉砕し、AOE等どこかで見たような要素を無理矢理くっつけた謎システムをどんどんビルドしていく所だ。
悪いところとも言うが…

そんな愛すべきノブヤボシリーズの血脈の元祖といえる覇王伝は、ノブヤボフリークならば一度はプレイしなければならないゲームである。
二度目以降はうーん…

というわけで開始。

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シナリオは信長誕生年である1534年。難易度は中級。
国は勿論私の出身地である尾張である。
この頃は信長の父信秀がこの地を収めている。
柴田勝家が(うっそうとしたヒゲ面で)元服してきたりして、中々新鮮である。

とりあえずいつものパターンとして、7月の収穫期まで農業(貫高)を上げ、収穫した米を売却した金で、金銭収入の入る1月まで商業投資。
国中を繁栄し尽くしたら打って出る…という戦略で進める。

ウィザードリィ外伝Ⅲ(アスキー)

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■紹介
ウィザードリィ外伝Ⅱの続編。
容量が増え、マップも敵の種類も冒険者のバリエーションが増えた。
WIZ6以降の職業や屋外マップの要素を上手くアレンジして落とし込めており、前二作に比べてかなりのボリューム差を感じる。

ただしこれまでのWIZ外伝がギリギリなヒリヒリバランスで適度かつコンパクトに楽しめたのに対し、こちらは出来ることが多くなってしまったためか若干大味。
マップは増えても仕掛けやイベントがマップごとに増えたわけでもないので、どことなく薄く延ばした感がある。
レベルデザインもやたら温かったのがいきなり猛烈なレベル上げ必須だったりと、これまでのヒリヒリ感が若干足りない。
職業や種族も増えたが、それぞれに新しい遊びが増えたとはすこし言い難い。
ストーリーの舞台が、WZIフリークであるほど思い入れのあるリルガミンの町、それの滅びた世界というのも賛否あるかもしれない。
敵デザインもなんとなく野暮ったかったりして…こちらは好みかもしれないが。

正直色々足りない所も多いが、WIZフリークならそれすらも鍛え上げられたマゾ心で楽しめる…かもしれない。

■評価
B+

プレイ日記はこちら
簡易攻略はこちら
Amazon→ウィザードリィ外伝 III