エグザイル 8日目 「王家捜索」

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セルジューク朝カリフ暗殺という崇高かつ重要な任務を帯びているサドラーであるが、その為に先に潜入した精鋭がどうしようもない体たらくなので尻拭いに勤しむ。

精鋭のうちルーミーは宿屋の娘の方がお気に入りのようであり、キンディはサーカスに売られて人気ナンバーワンらしいし、魔術師ファキールは居場所が相変わらず不明。
そしてスフラワルディは既に死んでいる。

仕方ないのでハロワに通いカリフ軍が追い散らしたイスファンの元支配者・サファヴィー王家捜索の仕事を得る。
ハロワに通うイスラム最強の戦士。世も末である。

で、サファヴィー王家捜索の依頼はカリフ軍からの依頼であり、彼らは現在サファヴィー王家が元々住んでいた城を制圧している。
サドラーは面が割れてないこともあり、彼らに王家の居所を聞きに行く。
するとジナール山に逃げ込んだというので、そこにいる巨大カマキリをバッタバッタなぎ倒しつつ向かう。
果たして彼らはそこにいた。

もちろん彼らをカリフ軍に売る事はせず、カリフ軍は敵であるので、この地で彼らの再決起の支援をする。巨大カマキリだらけの地だが…
彼らはサドラーの首領サッバーフの学友でもあるらしい。そしてなんだかサドラーの過去についてある程度知っているようだ。
もともとサドラーは人質として育ててきたが思いもよらず最強の戦士になってこれ幸いとかものすごく胡散臭い事を言っている。
すごくその先が気になるのだが問答無用に息子が逃げ遅れてまだ王城に居るから助けてくれと追い立てられる。
せっかちな王様である。

とにかく逃げ遅れた王子を助けに再び王宮へ。

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王宮の奥にはボスキャラが居た。
マントを翻しそこから虎を繰り出すという、ヴァリスⅡの残忍王メガスのような攻撃をしてくる。
が、見掛け倒しでありあっさり倒す。断末魔もなくアイテムも何も手に入らず敵を倒したようなSEすらなく煙のように消える。
最初バグかと思ったのだが経験値は入っているので倒したらしい。
このぶっきらぼうさ、さすが88ゲーム界の世紀末覇者ザインソフトには及ばぬものの羅将クラスの実力はある日本テレネットである。
しかも王子が居ない
どこに居るんだよ…と思って帰りがけに王宮の近くにあった豚小屋をふと覗いて見たら…

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居た。
イスラム教徒になんて事をさせるんだ

ともかく王子を助けた。これでサファヴィー王家も喜び、地の徴という謎のアイテムを貰い、バビロニアの王女は云々という話を聞く。
バビロニアという新しい地名が出てきたことで、ほほうこれで次のステージに進めるのかなと思いきや…

精鋭のルーミーは相変わらず宿屋の娘をしたがっており、キンディは相変わらずサーカスでナンバーワンアイドル(禿の大男)であり、ファキールは行方不明であり、先に進めない。
そしてスフラワルディは既に死んでいる。
どうすんだよ!

エグザイル 7日目 「盗賊退治」

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セルジューク朝カリフ暗殺という重要な仕事そっちのけで盗賊退治を始めるサドラー。

盗賊の砦に向かうが、ここは割りと難解なつくりでもなくあっさりとボスまで辿り着く。
というか一番最初のダンジョンが今の所一番複雑な作りだったんだが…

で、このボス。
部屋に入った途端脳天唐竹割り連打という盗賊の風上に置いてしかるべき奴だが、最強の戦士サドラーはケロリとしており、軽くひねる。

すると取引をしてくる。
彼女はサドラーの仲間、魔術師ファキールの居場所を知っているということで、彼女を見逃す代わりにその場所を教えてもらう取引をする。
果たしとその場所に行って見ると…

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盗賊の姉が襲い掛かってきた。
罠だったのだ。
が、この女もサドラーの敵ではなく、適度に体力回復剤を飲みながら倒す。
するとこの女、私を負かしたのはあなたが初めてよ!とか言って色目を使ってサドラーの女になろうとしてくる。
どうもこのゲームの女キャラはサカりすぎである。
が、サドラーは断る。当然だ。イスラム最強の戦士サドラーは女にかまかけている暇は無いのだ。
が、サドラーも…

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サカッていた
誰だよその女!?まさかルーミー…?うーん…

で、この姉妹曰くこの里がファキールの居場所らしいのだが…どこにも居ない。
他は全て魔物が居て、一軒だけ空き家があるのだが、何故か入れない。
うーん…まだ何かフラグ立てが必要なのかな。
とりあえずここは一旦保留してイスファンのハロワに戻る。

結局盗賊団は壊滅させたもののボスの姉妹を取り逃がしたので報酬は無し。
一方先に依頼を受けて達成していたメデューサ討伐の仕事は報酬をもらえたので、この金で同じくサドラーの仲間であるアサシン戦士養成員のキンディを助けに行く。

ちなみにキンディはアサシン戦士養成員というくらいなのでかなりのツワモノと思いきや、動作ものろまで言葉もろくに喋れないらしい。
こんなのが教官で大丈夫か…?というか大丈夫じゃないからこの体たらくなのかもしれないが。

で、彼は地方の村でのんびり暮らしていたところセルジューク朝カリフ軍の奴隷狩りに連れ去られた挙句、サーカスに売られてしまったらしい。

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しかも今じゃナンバーワンアイドルらしい。

……
そもそもカリフ暗殺の任務を帯びたアサシン戦士養成員ともあろうものがなぜ奴隷狩りに捕まるのか、というかそもそも何故地方の村でのんびり暮らしていたのだ?任務はどうした?
というかそもそも何故12世紀イスラム世界にサーカスがあるんだよ!
突っ込みすぎて疲れた…結局キンディは仲間にならないし…

しょうがないので職安に戻ったらまた新しい仕事をくれた。
今度は王家の一族を捕らえろということらしい。

王家とは多分このイスファンを以前配していたが、カリフ軍に蹴散らされたサファヴィー王家だろう。
うーむ、これでやっと話が動く…のか?
不安しかないけど。

エグザイル 6日目 「イスラム最強戦士、ハローワークへ」

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アサシンの精鋭3人(残りの1人はいつの間にか死亡)のうちルーミーを仲間とし、残りの二人についてイスファン方面へ北上する。

そこで立ち寄った村は、セルジューク朝カリフの軍隊によって半ば滅ぼされていた。
生き残った住人に話しを聞く。

彼らはイスファンを治めるサファヴィー王家を滅ぼし、自分たちのものにしようと企て侵略したのだ。
なんと、セルジューク朝許すまじ!
やっと話が重厚になってきた。

続いて仲間の情報も聞く。
魔術師ファキールの詳細な居場所は不明。
しかし戦士養成員で大男のキンディについては詳細な情報を得る。
彼はこの地で村人と仲良く暮らしていたのだが、イスファンの奴隷狩りに連れて行かれたらしい。
使命も果たさず村人と仲良く暮らすとか何考えてんだと思うのだが、多分深い理由があるのだろう…絶対無さそうだが。

ともかくも、いよいよ話も真面目な展開を迎えそうなわけだが…

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ぶらりと立ち寄った職安で、サドラーたちが有無を言わさず仕事を押し付けられる。
するとルーミーが嬉々として宿屋のバイトを引き受ける。
セルジューク朝のカリフ軍がイスファンを侵攻している重要な局面だというのに、ルーミーはサドラーに、

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色目を使う。
何なんだこのムスメは…

しかもどうやらこの職安のオヤジが突きつけた仕事をクリアしないと先に進めないようだ。
一番最初のヤク中の男救出もそうだが、何の導入もなくいきなりタスクを突きつけられるのが多すぎるぞこのゲーム…!
起承転結でなくて、承承承結という感じでどうにも脳みそが付いて行かない。
さすが日本テレネット、ザインソフトに次いで妙なゲームを出すことには定評のあるメーカーである(と勝手に認定)。
とりあえずサクッとメデューサ退治の仕事をこなしたので、次は盗賊退治に勤しむこととする。

そんなことしている場合では無いと思うのだが…

エグザイル 5日目 「精鋭の行方」

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バグダッドでレベルを上げたサドラーは、2,3回刺されただけで死んでしまうローブを被ったナイフ使いにリベンジを挑む。
さて再戦、ナイフが刺さって受けるダメージは…
1ドット未満。

たった2レベル上げただけで、2回攻撃を受けてやっと1ドット減る程までにガチムチになる。
さすがアサシン最強の戦士だ。
何か根本的なところが間違っている気がしないでもないが…

さて、フード男を倒して手に入れた鍵で、ヤク中の男が囚われている牢屋を開け、助ける。
何の義理も無い相手なんだが…
しかしやはりというかなんというか、重要なヒントを聞く。
彼はここから北にあるイスファンの山中で、魔法を使う乞食からヤクを貰ったそうだ。

これまでのストーリーのおさらいをすると、サドラーがこの地域に来る前に、アサシンの精鋭4人が先に潜伏し、そして消息を断っていた。
その4人の名は、ルーミー・キンディ・ファキール・スフラワルディ。

ルーミーは8ヶ国語を話す敏捷なアサシン。
彼女は消息を絶ったといいながらゲームが始まって一番最初の村でサドラーを見てキャーとか言い、浮かれ気分のままバグダットの宮殿の調査に向かった。
キンディはアサシンの戦士養成員の大男。
ファキールは魔術が使える胡散臭い爺さん。
スフラワルディは冷静でニヒルな分析者というなんだかよくわからない設定。

恐らくこのヤク中の男が会ったというのが、精鋭の一人、魔術師ファキールだろう。
よって次に行くべきは北のイスファンであろう。

と、その前に収容所の別のところにもフード男が居たのを思い出したので、そいつもついでに倒しにいく。
無事倒すと奥の牢屋があったので、そちらに行ってみると…

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何でこんなところに居るんだよ!
聞けばサドラーに会いたくてわざと捕まったとか言っている。
バグダットの宮殿の調査をしてたんじゃないのか…
ただ彼女もそれなりに仕事をしていたようで、戦士養成員のキンディもイスファンに向かったという情報を得る。
これで精鋭4人のうち3人の居場所がわかった。

精鋭が揃えば鬼に金棒…な気は一向にしないのだが、とりあえず多少なりとも戦力にはなるだろう。
なのでイスファンに向かう前に、最後の精鋭であるスフラワルディはどこかとバグダッドを捜索するが…

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既に死んでた。

う、うーん…?


エグザイル 4日目 「バグダッドでレベル上げ」

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何の義理もないヤク中の男を助けるため収容所をウロウロするサドラー。
こんなことをしている場合ではなく、早くセルジューク朝のカリフを倒さねばならないのだが…何故こんなことをしているのだろう。
でも他に行けるダンジョンが今のところここしかないのだ。
多分ここをクリアすれば行ける場所が増えるのだろう。
この理不尽な強制力、さすが昔のゲームである。
昔といってもイース2の頃のゲームだからもっと整合性が取れてても良いと思うのだが…

と、ぶつぶつ言いながら収容所をうろついていると、言葉が怪しい妙なフードを被っている男に出会う。

コイツはこれまでに出会った中ボス(フェンシング男)より遥かに強い。
ぴょんぴょん胡散臭く跳ねながらナイフを投げてくるのだが、これに2,3発当たるだけで死んでしまうのだ。

ハシシ等の麻薬を打てば(しれっと書いてるけど良いのかこれ…)一時的にパラメーター等が上るのだが、副作用でその後パラメーターが下がる。
このボスは何十回切りつけても死なないので、折角麻薬打って自己強化しても倒しきれずに副作用を受けたらエライことになりそうだ。
そこでレベル上げに勤しむこととする。

レベル上げのポイントでお勧めなのは、バグダッド内にある一番最初に入るダンジョンのここだ。

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判りにくいが、右で手を振り上げている敵の左下の細い路地に座っているのがサドラー。
この状態でひたすら剣を振り続けていれば、敵から一切ダメージを受けずに延々と右からやってくる敵を倒せる。
ここでレベルを2ほど上げたので、いよいよフード男にリベンジである…!

ちなみに収容所にはボスが複数居るのだが、どうも彼らの言動がことごとく怪しい。
何か秘密を隠してるとかそういう怪しさではなく、ただ怪しい。

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そっこく

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今夜はごちそうだ!

ザイン文学やスタークラフトのジェイミースターシリーズのテキストに通じる何かがある。

エグザイル 3日目 「収容所へ」

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最初の村で一通り情報収集したので、次は北にある収容所に向かう。
セルジューク朝カリフの暗殺という大儀を背負いながら、やる事はまず収監されているヤク中の酔っ払い探しというのが…

しかも最初のダンジョンだというのにいきなりマップがややこしい。
横スクロールアクション+迷路というソーサリアン的な構造をしており、ドツボに嵌るといつまでも行ったりきたりで中々大変。
仕方ないので軽くマッピング。

あと道中でボスが居るのだが、何故かイスラム世界なのにヨーロッパ競技のフェンシングを使ってくる。
動きが微妙に滑らかなのもまた変である。
こいつがまた強い…というか雑魚からして強い。

装備は今のところ鉄のサーベルと鉄の盾なのだが、これだけでは心許ないのかもしれない。
という訳で一旦収容所は出て、西にあるバグダッドの都に向かい、装備を整え、あと体力回復剤も買い込む事とする。

まず装備。

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盾とサーベルだけでなく、ターバンとかゼブハとかイヒラムとかいうのも装備できるようである。
このゲーム、装備できる箇所がわかりやすく最初から空いているわけではないので、何が幾つ装備できるかさっぱりわからない。
しかもアイテム屋も水鉄砲とかよくわからないガラクタと一緒に装備らしきものものを売っているので、とりあえず買って装備できるかどうか試すしかない。

ターバンは頭装備となんとなくわかるのだが、ゼブハとかイヒラムとかまず用語からして謎である。
調べてみるとゼブハはイスラムで使う数珠のようなもので、イヒラムとは巡礼服の事らしい。
で、これらは装備できる。
こんなのわかるか!

あとクルアーン(イスラムの聖典クルアラーン・コーラン)というのも売っているのだが、これもなんと装備品である。
これを装備するとAC(防御力)が上る。
イスラムの聖典を盾代わりにする主人公…いいのかよ!

気を取り直して体力回復剤を買い込みに薬屋に行くが…

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赤十字
イスラム世界のド真ん中で堂々と十字架を掲げて営業する、全方位に喧嘩を売るこのスタイル。
恐ろしいお姉さんである。

大丈夫かこのゲーム…

エグザイル 2日目 「ルーミー」

アサシン最強(らしい)の戦士サドラーは、アサシンの首領サッバーフからの命令を受ける。
先に敵地に潜入し行方不明となった精鋭の4人の捜索と、セルジューク朝のカリフの抹殺だ。

精鋭とは言え音信普通という事は、強大なセルジューク朝の罠に掛かったかあるいは殺されたか…
身を引き締め、とりあえず辺境の村に潜入するサドラー。

一通り町の者から情報を得て、さてでは本格的に捜索を開始するか…と思いきや、ゲームが始まって一番手前の建物から…

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あっさり一人目が見つかる。
しかもやたら軽い。
こんなのが精鋭の一人なのか…?

しかも彼女はイスラム教徒のはずだ。
女のイスラム教徒であれば、ヒジャブ等の肌を隠した服装を着てしかるべきだが、

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涼しげ。
うーん…

気を取り直し、彼女とこれまでの情報を聞き出す。
すると仲間の内の一人が、北のバグダッドに連れて行かれて消息不明らしい。
ルーミーはこのことを調査するため、1人先にバグダッドの神殿に潜入調査に向かう。激しく不安だが…
というか他に情報は無いのか…

村人から得られた情報としては、3人の男女がハシシを買い、北の方角に行ったという。
ハシシ買い求めたということは、この3人が、4人の精鋭のうちのルーミーを除く残り3人だろう。
暗殺者の足取りがそこらへんの村人にバレバレというのもどうかと思う。

別情報として、北の収容所にヤク中の酔っ払いが1人収監されているという。
激しくどうでもいい情報だが、他にすることも無いのでこちらも探索候補に入れる。

あと、最後に一つだけ。

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何で通貨がドルなんだよ!
大丈夫かなぁ…

エグザイル 1日目 「アサシン」

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エグザイルを始める。
といっても芸能人のアレではない。
泣く子も黙る日本テレネットの変なゲームだ。

このゲームは1988年に発売されたアクションアドベンチャーゲームで、PC88、MSX2版が出ている。
開発は日本テレネットであり色々不安なのだが、それも含めて楽しんでみる。

ストーリーは今でも珍しい12世紀の中世イスラムが舞台。
ゲームに入る前に、このあたりの歴史を軽くまとめる。

イスラム国家は、ムハンマドが開いたイスラム帝国「サラセン」で最盛期を迎え、ムハンマド没後、その代理人「カリフ」が代々為政してきた。
しかし4代目カリフ「アリー」の跡継ぎを誰にするかで、イスラム教が二つの派閥に分かれる。
ムハンマドの血縁であるアリーの子孫のみを代々のカリフとすべきというシーア派と、血縁に拘らず代々有能な者をカリフにすべきというスンナ(スンニ)派だ。

シーア派は少数派なのだが、歴史を経ると更に派閥が分裂し、そのうちのひとつイスマイール派から、アサシンと呼ばれる暗殺集団が派生する。
主人公はこのアサシンの戦士だ。

シーア派とスンニ派は互いに互いを認めずテロをしあっており、そのいがみ合いは現代でも続いている。
このゲームでもそれは同様であり、アサシンはスンニ派が支配するセルジューク朝のカリフを倒すため、4人の精鋭を送る。
が、その4人は音信不通となったため、アサシンは遂に最強戦士サドラーを派遣することとなった。

…という中々重厚なストーリーかと思いきや…

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街中でサラッと麻薬が買える、なんだかとても怪しいゲームだ。
なんなんだこれ…

まぁアサシンという名前は元々麻薬のハシシから来ているらしく、戦士たちは麻薬の力で凄まじい力を出し任務を遂行していた、らしいので、世界観的には繋がりが無くもない。
確かにアサシンの存在自体はイスラム学者も認めているのだが、それが十字軍経由で欧州で尾ひれはひれついて広まり、今ではとてつもなく胡散臭い集団として描かれている。
その挙句がこのゲームである。

なんか色々不安になって来たのだが、とりあえず続けてみる…

スーパードッグワールド(光栄)

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■紹介
犬をトレーニングさせ、4年に一度の犬の世界でのオリンピック「バウワウカップ」で金メダルを獲ろうと言うゲーム。
このゲームが出た1994年は育成ゲームが大流行であったが、さすが光栄製なだけはあって、単なる数値の上げ下げゲーではない。
犬に感情を持たせることで犬社会についてもシミュレートしており、数々のドラマを見せてくれる。
ゲームバランスも絶妙であり、どうしようもなくよわよわで病気がちですらある最初の頃から、少しずつ実力を付けやがて世界クラスの能力にまでなる過程が実に楽しい。

良作に値する出来なのだが、何分題材がシュールすぎて商業的にもまずかったのか、その後の光栄ゲームの復刻であるコーエー定番ゲームにもさっぱり出てこない。

実に勿体無いゲームである。

■評価
A

プレイ日記はこちら
簡易攻略はこちら
Amazon→ドギーマン 犬用おやつ 素材紀行 子牛のリブボーン ビーフ 80g×3個 (まとめ買い)

スーパードッグワールド 簡易攻略

■序盤
・犬種はお好みで
・病気にならないよう体力を上げる。体力が高いほど病気になりにくい
・ライバルとの練習試合で、大体自分の得意な種目を掴み、それを伸ばしていく
・他の犬やコーチとはとにかく仲良く、万事仲良く
・競技場で計測や練習試合をする暇があったら、パラメーター上げに専念すると良い
・地区大会などの大会成績もランクに反映されるので、もらえる金も徐々に増えていく

■中盤
・ひたすら自分の得意な種目に関わるパラメーターを伸ばす
・実戦練習で熟練度を伸ばすのも良いが、メダルを狙うなら手動を極める
・パラメーターがMAXまでになったら、地元コーチ(脚力等一部のパラメーターは地元の仲間)に話しかけると限界突破のヒントをくれる
・自分が参加しない・出来ない大会には応援に行かないと休養でき、疲労度を無くせる(心情的に辛いが…)

■終盤
・競技場でひたすら練習し、手動を極める(全熟練度MAXの全自動でも良いが、銀メダルレベルの成績になるかも)

■パラメーターの上げ方
・バイトが成功すると一気に沢山上がるので、月初めに必ずやること
・コーチによって上るパラメーターが異なる。下記のコーチに師事するとより多く上がり易い。(左のコーチがトップ)
・学習…クラーク(札幌)・チョコラ(東京)・めんま(大阪)
・陸上…ハチ兵衛(東京)・ヤスタケ(福岡)・ツタ(松山)
・体操…麻里(広島)・松五郎(仙台)・ムナカタ(松山)・カズ(東京)
・水泳…ヒデヨシ(大阪)・キハラ(東京)・モニカ(広島)
・名古屋のコーチは突出してないが、平均的に能力が高い
・どのコーチが良いかはビデオ屋で売っているコーチ紹介ビデオでわかる

■限界突破について
・パラメーターがMAXになった時に、地元のコーチ(一部地元の仲間)と話せばイベントが起こる
・起こらない場合は何度も話しかけるか、他の地域のコーチとも話した後で地元に戻って話す
・脚力限界突破のワックスに勝てない場合、瞬発力を高めた上で手動でやると良い(何度か負ける必要がある?)
・かしこさ限界突破ではバター飴が必要…といった情報は、限界突破を受け持つ犬に話しかけてそれらのセリフを引き出さないとフラグが立たない

■金メダルを獲るには?
・各種目で必要なパラメーターを限界突破し999まで上げ、なおかつ手動を極める