2017/01/16
スーパードッグワールド 8日目 「日本選手権へ!」

前回の地区予選から1年が経った。
その間ひたすら全国を駆け巡り、交友関係を増やし、トレーニングマシンのにくにくパニックが道具屋に売り出されていたのでそれも買った。
東京で2万円でアタシと遊ばない?という変なお姉さん(犬)が居たのだが、怖そうなのでやめといた。
さすが昔エロエロなゲームを造っていた光栄である。
そして再び迎えた地区予選。
前回は走り幅跳び5位という、後一歩で日本選手権にいけるギリギリの成績だったのだが、今回は何と…!
走り幅跳び2位!
100m走2位!
これは大躍進である。
地区予選の上位4匹が日本選手権に進めるのだ。
ももじ、ついに、ついに日本選手権出場!
思えばあらゆる種目が最下位だったももじ。
日々努力していればいつか必ず報われるのだ。
何故か地区ランクは18匹中17位のままなのは謎なのだが。
そうして迎える日本選手権。
いつもは観客席で他の犬の競技を見ているだけだったが、今回は違う。
ももじが主役なのだ。
全国から集まった犬は総勢28匹。
この中で上位4匹が世界選手権に進めるのだ。
ここで一気にスターダムへ駆け上ってやる。
かくして競技が始まる。
走り幅跳びは、5.28m。
ももじの出身地である名古屋では充分な距離だが、さすが全国から集まった精鋭は違う。
5mはおろか、8mも飛ぶ犬も。
ももじも健闘したほうだが、残念。7位だった。
しかし日本で7位というのは威張れる成績だと思う。
バウワウカップまであと2年。走り幅跳び枠で出場できるように頑張りたい。
そうしてもう一種目の100m走はイマイチ調子が悪く、12.750秒。
出場選手28匹中、順位は・・・

22位だった。
ひ、低すぎる。
けれどまぁ一応これだって全国区ではある。
秋田犬としては陸上競技を伸ばすべき、ということだろう。
あと犬種的に水泳も得意なようなのでこれも伸ばしたい。
反面、かしこさは余りよろしくない。
職業案内所で盲導犬の仕事がやりたいというと、受付(犬)に秋田犬の癖に何考えてんだと馬鹿にされてしまうのだ。
ぐぬぬ…