2016/05/30
シュタインズゲート 3日目 「消失」

天才少女・牧瀬紅莉栖が何故か殺され、怖くなってその場を逃げ出すオカリン。
ダルという友人にそのことをメールすると突然意識が遠くなり、ふと気付くと―――
ラジオ館の屋上にあった人工衛星が何故かビルに突き刺さっていた。
そして、秋葉原のすべての人間が消失してしまった。
おかしい…というかおかし過ぎる。
一体全体何が起こったというのか。
誰も居なくなってしまった秋葉原…だが、そこに何故かまゆしぃだけ現れる。
彼女は言う、秋葉原には最初から人なんて居なかったよと。
!?
何かいきなり超展開である。
しかもビルに突き刺さっている人工衛星についても微妙にオカリンとまゆりとでは認識に差異がある。
そしてそこに突然制服警官が現れる。
この辺は人工衛星の落下によって封鎖されたという。
ああだから人がいなかったのか…って、それでも何かおかしい。
友人にメールをする前は確かに人は大勢いたし、人工衛星はちゃんと屋上に収まっていたし、牧瀬紅莉栖はしっかり殺されていたはずである…
そうだ、牧瀬紅莉栖はどうなったのか?
メールを送る前は確かに救急車の音が聞こえていた。
警官に問いただしてみると…
ラジ館で刺された少女などいない。
と返される。
どうもおかしい、いやおかしいのはオカリンなのか?
警察官によって秋葉原のビルまで連れて行かれ、そこを出ると…
普通に人が沢山いた。
人工衛星がビルに突き刺さっていたのだけは真実であり、人だかりが出来ていた。
何なんだ一体…
果たしてこれは真夏の暑さがオカリンに見せた夢なのか、どうにも腑に落ちないまま、オカリンとまゆしぃは秋葉原に構えているラボに戻る。
ラボの名前は「未来ガジェット研究所」。
大層な名前だが、実際はブラウン管専門店といううらぶれた建物の2Fにある怪しい事務所だ、
ラボのメンバーはオカリンとまゆしぃ、あと友人ダルこと橋田至というスーパーハカーな人物の3人。
この3人で、オカリンが厨ニ病の妄想のままに世界を闇から救うべき怪しげな活動を行っている、らしい。
まゆしぃはコスプレ服作りが趣味らしい。ダルは基本二次萌えだが三次はメイドまでOKと、これまた胡散臭い。
なんか所々ついて行けないのだが、まぁつまり仲良し同士の集まりなのだろう、多分。
ちなみにネットを見ても…

人工衛星以外のことは一切触れられていない。うーむ…
あまりにラジ館からここまでの1時間あたりに起きた事柄がリアリティあり過ぎて、常人なら卒倒しそうである。
しかしオカリンは割と深く動揺することもなく、誰も居ないモニタに呟き、そっち(現実)が虚構の世界で、こっち(ゲームの世界)が真実だとぶつぶつと胡蝶の夢みたいなことを言っている。
ある意味精神的にとてもタフである。
どうも狐につままれた感じであるが、さて…