2023/08/25
ランス4 8日目 「最強の闘将」

リア王女の命を受けシィルを暗殺しようとするかなみであったが、躊躇しているうちにランスに乱入され取り押さえられる。
何だかんだランスは間に合う男であり、シィルがぞっこんになるのも無理が無いのであった。
ランスはかなみを取り押さえつつ説教する。
この世のかわいい子は全て俺様の所有物であるからして、横恋慕しても意味が無い。
女どもの個人の気持ちは知らんが、俺様は可愛い子には全員平等に愛を注いでいる。
もちろんかなみもその一人だと付け加え、彼女に暗殺をやめさせる。
何も考えていないようで深く考えているようでやはり何も考えていないランスであった。
それよりも困ったことにかなみはこんないい加減な文句を真に受け、普通の女の子扱いされたことが満更でもない。
頬を赤くしつつすねた態度で普通の女の子然を満喫しているかなみだが、主命を果たせなかったことは変わらない。
王家付きの忍者としては明らかに失格でありポンコツだ。
流石かなみちゃん、世界で三本の指が入る忍者なだけはあるのであった。
結局シィル暗殺計画はうやむやになり、その後は何事も無かったように闘神都市の探索を続ける。
まだレイラさんやマリアを助けていないからだ。
途中ヘルマン捜索隊の隊長ビッチとばったり会い、彼に同行しているイオへのお仕置きも兼ねて追い詰める。
が、すんでのところで考古学者見習いでありビッチの召使いでもあるメリムを放り投げられ、そのスキに逃げられる。
なかなかに不幸体質の少女と言える。
そして再びビッチと会ったのだが、その時にはビッチは蘇らせた闘将ディオ・カルミスを連れていた。

ディオは最強の闘将とうそぶくだけはあり非常に強い。
魔法は全く通じず物理攻撃も歯が立たない。こんなもんとまともにやり合ってもしょうがない。
取り敢えずスタコラサッサと逃げるが、なんとずかずか追いかけられてくるではないか。どうも快楽殺人者の気がある。
すんでのところでお帰り盆栽という町に戻るワープアイテムを使い逃げる。
俺様が本気を出せば勝てるがこんな物騒な奴と戦っても疲れるだけなので、今後は近付かないでおく。命拾いしたな!

ところでこのゲームでは一度に連れていける人数に制限がある。
今回はジュリアを留守番にしてきたが、ジュリア以外はだいぶレベル上がってきたので彼女はリックと交代させる。
ジュリアは何しろとにかく弱すぎるのだが、彼女がいる状態でハニーキングに会うと修行イベントが起き多少は強くなる。
ちなみに修行パターンは4種類ある。
今回はバランスのジェイミー…じゃない、バランスのジュリアにしたがあまり意味がない気がする。
力のジュリア(攻撃力アップ)か守りのジュリア(HPアップ)がよろしかろう。
ジュリアだけでなく、色々なキャラの有無でイベントが起きたり起きなかったりする。
しかしメリムは弱いが彼女が居ないとメインイベントが進まなかったりするので、彼女はいつも加入していたほうがよかろう。
この辺のユニットの有無によるイベントフラグシステムに、次回発売される鬼畜王ランスのシステムの片鱗が垣間見える。