ファーストクイーンⅢ 正邪の起り(呉ソフトウェア工房)

WS034565.jpg

■紹介
1993年、呉ソフトウェア工房より発売されたPC用ゴチャキャラシステムゲーム。
それを2004年にwinndows用にリニューアルして発売されたファーストクイーンⅢ・Ⅳ完全版の中の本作。

RTSと言うにはあまりにワラワラと可愛すぎ、ゴチャキャラシステムと言う唯一無二のシステムを搭載したシルバーゴースト。
それの進化版がファーストクイーンⅠ・Ⅱ。
これらは味方や敵がどこにいるか分かり辛いのが欠点だったが、本作でマルチウィンドウシステムを採用することで解消。

これをまだマルチウィンドウと言う概念がマイナーだった93年にしかもPC98でやってしまうのが、当時としては度肝を抜いた。
しかも前作までに見られたもっさりした動きも解消。そのプログラム技術にも脱帽したものである。

舞台は現実のユーラシア大陸をモチーフにしており、ヨーロッパからインド・エジプト、更に中国西部まで及ぶ。
そのかつてない広大な世界をゴチャキャラで大戦争するわけであり、そのゲーム性は他と一線を画していた。

そして後年、本作のマルチウィンドウシステムを用いてさらに進化したファーストクイーンⅣが発売される。

戦記物ゴチャキャラとしては最高に面白いⅣだが、壮大過ぎる舞台を駆け巡る爽快感は本作に軍配が上がる。
どちらも自信をもって進められる逸品である。
(ただしwin10以降では動作がかなり不安定なので注意が必要)

■評価
B+

プレイ日記はこちら
簡易攻略はこちら
Amazon→ファーストクイーンIII・IV完全版

ファーストクイーンⅢ 簡易攻略

■基本
・クラスチェンジはレベルが最大(30)になったら行えば無駄がない
・アイラ・アルキア・サリオスはエリスでスフィンクスを倒すと自動的にクラスチェンジされるので、それまでにレベル30にする
・メガリス攻略後、レベル20以上になったスピアマン・ナイトをイリオンのアテナの元に連れて行けば更にクラスチェンジ
・光の石を手に入れたらアイラに持たせスペースキーで全体回復要員

■おすすめパーティー
・(前半)アイラ・アルキア等弓要員・スピアorファイター(苦闘モードの場合はファイターのみ)・カール君等の魔法要員
・(後半)アイラ・アルキア等弓要員・スピアマンorナイト(苦闘モードの場合はナイトのみ)・カール君等の魔法要員
・(終盤)アイラ・メガリス四将・ゴッドナイトの中でHP600・DF80超え数名(苦闘モードの場合。普通モードならお好みで)

■おすすめ進行ルート
・(前半)ビクトニア→エリス→ドワーフかエルフを仲間にするか、放置→マイオン→ナクソスの港→カディラ→レルネーの砦
・(後半)ユーロス(半魚人かアマゾネスを仲間にする。半魚人に味方したほうが得)→ネメア→モゴラ→タラキナ→メガリス
・(終盤)イリオン→マイオン

■どの種族を仲間にすべきか
・どの種族もあまり強いわけではないのでお好みで良いが、半魚人は敵にすると延々と攻めてきて少々面倒
・全種族を仲間にしたい場合、エルフ・ドワーフにはどちらにも黄金像を渡さずマイオン崩壊後両陣営に話かけ、半魚人と同盟しアマゾネスに黒真珠を渡し、タラキナと同盟しモゴラ兵は寝返りを期待(敵リーダ―を倒し編成枠が余っていれば寝返る)

■ボス攻略
1)ボスの部屋に入ったら部隊を足止めし全員下げる
2)オートバトルをオフにし、アルキア(弓兵)orカール君(魔法使い)のみ前線に出し遠距離攻撃
3)敵が召喚して来たら下がって停止している味方に擦り付けて再びボスを攻撃

■序盤
・アイラ隊に一番最初に付くスピアとはスピアマン→スピアナイトとなり最終的に中々強くなるので優先的に育てる
・ビクトニアで仲間になる八剣士(ファイター)はナイト→ゴッドナイトとなり最終的に最も強くなるので最優先で育てる
・黄金像をドワーフかエルフどちらかに渡すとどちらかが敵対し、また仲間になった方の王は最終決戦でも仲間にならない
・ドワーフとエルフどちらとも仲間にしたい場合、黄金像をどちらにも渡さず終盤になったら話しかける
・カディラ周辺の敵はそこそこ強いので、クレイ隊を10程度レベル上げしたほうが楽
・半魚人を仲間にした場合一時的にアマゾネスが敵になるが、セイレーンから得た黒真珠を渡せば味方になる
・一方半魚人と敵対した場合仲間にする手段はないので、全種族仲間にしたければ半魚人と同盟

■中盤
・メガリス(場合によっては半魚人も)が攻めてくるようになるので、迎撃部隊を配置しておく。
・東から来る敵はテサロの港の下記の位置に遠距離攻撃できる兵をキャンプさせておく
WS035077.jpg
・西から来る敵はイリオンすぐ近くの平原の下記の位置でキャンプし籠って、DFの高い味方を盾にして矢や魔法で攻撃
WS035052.jpg
・モゴラの部隊を仲間にするとタラキナの兵を得られない
・全種族仲間にしたければタラキナと同盟し、モゴラは展開している兵の寝返りを期待する

■終盤
・カナン隊をアルピア山脈に向かわせマーサを仲間にする。いなくてもいいが居れば迎撃部隊の回復係に重宝する
・カナン隊をエリス王の元に進めてエリス王にかけられている術を解く(最終決戦で援軍を寄こしてくれる)
・カナン達メガリス四将をアイラ隊に合流させマイオンに向かい最終決戦
・苦闘モードでは最終決戦が非常にきついので、アイラ(光の石)+メガリス四将+DF(防御力)80以上の兵数人で挑む

■難所
(ドネツの西近くの洞窟)
・ゾンビがとても強く、黄金像イベントは必須でもないので後回しで良い

(エリス戦車隊)
・接敵したら逃げ出し戦場から出て再び戦場に入ると、なぜか戦車隊が消えている

(スフィンクス)
・味方を下げ&停止させ、アルキア単体で狙撃

(メガリスの荒地)
・戦場に入ったら部隊を即左に移動させ敵部隊を各個撃破。移動せずに戦うと援軍やゴブリンに挟撃される

(メガリス地表)
・レッドナイトが強すぎるので戦場に入ると同時にシフトキーを押し味方を下げ続ける
・レッドナイトが気付いてやってきたらアイラのみ動かし隙を見て南→東と突破し建物に入って全部隊を回収

(メガリス地下神殿(レッドナイトが守る先にある建物内))
・戦場に入ったら部隊を即右に移動させ、ソルジャー隊を各個撃破
・その後アルキア(遠距離職なら何でも)のみ北上させ下からブラックナイト隊を射抜く

(最終決戦場)
・戦場に入ったら部隊を止め、エリスの援軍を盾にしつつ画面隅に全部隊移動(下記参照)
WS035577.jpg
・アイラは光の石をひたすら使う。後は勝手に味方が敵を倒してくれる

(ガロア)
・アイラが敵召喚に囲まれないよう逃げながらor味方を盾にしながらひたすら光の石

ファーストクイーンⅢ 18日目(最終回) 「異次元の魔物」

WS035607.jpg

魔界の最下層までたどり着いたアイラ隊。
そこには魔導士ガロアが待ち受けていた。
地上の生きとし生けるものすべての魂を吸収し、神をも超えようという野望を抱く、全生命体全ての仇敵が。

この魔導士の正体は神ですら知らない。
FQの世界観では天地開闢と共に精霊が生まれ、それらが神として崇められたとしている。
だが正邪どちらにも属すことなく、むしろ邪に当たる神をも子分にしてしまうと言う、規格外に異常な存在なのだ。

これはもう正邪のレベルではない。生命としての生存本能から誅滅せねばならない。

WS035602.jpg

かくて戦いは始まる。
ごちゃごちゃしていてよくわからないが、上の崖の右端に居る魔導士っぽいのがガロアだ。

普通のモードなら一瞬で倒せるが、この苦闘モードではこんなちんまりしたキャラでも尋常無く強い。
とくに召喚される精霊が異常に強く、個々がバルス神並の強さを誇る。もうわけがわからない。

この戦いにおいて最も鍵となるのがアイラだ。
主人公の癖にこの最終決戦部隊の中では最も弱い。
最前線に出るとたちまち体力が真っ赤になってしまう、尋常ならざるお荷物なのだ。

光の石の所持者なので彼女を操作することになるのだが、オートバトルONにすると一番弱いのに果敢に向かっていく。
文字通りそれは自殺行為以外の何者も無いので、オートバトルは必ずOFFにし、常に味方を盾にした立ち回りを心がけよう。
かつてここまで頼りない主人公がいたであろうか。

味方を必死に盾にしつつ必死逃げ回りつつ味方を戦わせていると、やっとガロアは倒れる。
だがこのかつてなく激しい戦いすら、この先の地獄ような戦いからすれば生ぬるい。
倒れたガロアは遂に真の姿を現す。

WS035615.jpg

獅子の体と蝙蝠の羽と蠍の尾を持った異形。
この世界ではマンティコアと呼ばれる伝説の姿となって。

さて、いよいよこれが正真正銘、最後の戦いとなるのだが…これがもうとんでもない強さを誇る。
先程のガロアなど話にならないほどの異常な体力を持ち、その攻撃力も最強戦士カナンですら割とすぐHPが危険ゾーンになる。
加えて異常に強い精霊を此奴も召喚してくるので、その対応を間違えるとモヤシアイラはあっという間に死んでしまう。

攻略法としてはまずアイラが召喚される死神に囲まれない様、味方の背中に常にこそこそと隠れていこう。
そして攻撃が当たる箇所&受ける箇所は真正面ではなくたてがみの左右のようなので、そこにカナンあたりを配置。
ミーオ(魔導士)は常に分身の魔法をかけ、爆裂の魔法×3をひたすら使わせよう。

とにかく呆れるほどの体力があるため、戦闘時間は1時間近くかかるかもしれない。
羽が白く光る、または相手がクエイクの魔法を使うとそれが被ダメの合図のようなので、それを見ていつか倒せると信じよう。

永遠と思える時間が過ぎる。
死闘としか言いようのない死闘の果てに、遂に魔導士ガロア…いや、異次元の魔物ガロアは斃れる。

WS035640.jpg

世界に平和は戻り、この戦いで全生命体を率いたアイラはイリオンの新しい女王となる。
神々は地上の統治をアイラに任せ、この世の理とは明らかに異なるガロアの正体を探るため旅立つ。

そしてそれぞれの種族も各々自分たちの国に戻り、折角平和になったのに相変わらず国同士の争いを続ける。
だがそれすらも、生命全体の存亡を賭けた先の戦いからすれば些末な事である。
それが生き物の持つ業として理解するしかないのだろう。
どんな生き物も、生き物全体を危機に陥れる存在が現れれば再び結束すると信じて。

ファーストクイーンⅢ -完-




■感想

世紀の名作ファーストクイーンⅣの元となるシステムだけあって、その使い勝手は秀逸。
ストーリーはⅣ以上に起伏に富み、また舞台が事実上のユーラシア大陸大半なだけあってそのスケールの大きさに息をのむ。

大部隊をダイナミックに動かす爽快感はⅣ程ではないが、今作は世界観の壮大さからⅣとは別の充実感がある。
それが逆にⅣとの差別化にも成功しており、大変満足の行く出来ではないかと思う。

惜しむらくはPS版FQ4のシステムを流用したため、98版のようなウィンドウを駆使したGUIではなくなったところであろう。
後は苦闘モードの異常な難しさ。
Ⅳの苦闘モードは宿屋を駆使すれば実はあまり難しくないのだが、Ⅲはガチだ。
今のところマゾにしかお勧めできない。
無論苦闘モードを選ぶのは自己責任なので、これを以って評価の一つとすることは出来ないけれど。

最後に注意点としては、windows10以降では異常に強制終了が多い所だろう。
フルスクリーンでなくウィンドウモードでプレイすれば多少は収まるのだが、それでも頻度は高い。
とはいえリニューアルと言えどこのゲームは20年近く前のゲームなので、それを遊べるだけでも有難いことである。

ファーストクイーンⅢ 17日目 「死を賭して」

WS035543.jpg

最終決戦パーティを編成したら、アイラ達は脇目も振らずマイオンへ一直線に突撃しよう。

なぜならば敵の別動隊には、この厳選に厳選を重ねたパーティー以外には敵わないか、甚大な被害を被るからだ。
最強の魔女マーサ+スピアナイト等で迎撃してもなお、だ。
それほどこの苦闘モードは難しい。

そうして辿り着いたマイオンは…崩壊していた。
妖精からヘルハウンドまで仲良く暮らしていたこの楽園は、その実もっとも魔界に近い所にあった。
そのため奈落が開かれたと同時に滅びてしまったのであった。

人っ子一人いない崩壊した楽園を進むと、巨大な崖が開く。
最後の決戦の場へとガロアが招待してきたのだ。
ここで引くわけにはいかない。いざ地獄へ。
FQシリーズ名物、大決戦が幕を開ける。

WS035547.jpg

ここに来るまでにエリス王を正気に戻していれば、エリスの親衛隊が援軍に来てくれる。
苦闘モードという事もあり彼らは割とすぐ死んでしまうが、彼らが斃れているうちに全部隊を素早く右下まで持って行こう。
部隊は停止モード、そしてオートバトルはオフにすること。

WS035577.jpg

これがその右下の位置だ。
ここでDF(防御力)が80以上ある味方や、最強の攻撃力を持つカナンを壁にする。
そして究極の矢を持たせたガリアンと光の石を持ったアイラはその内に籠りひたすら光の石(全体回復)を使いまくろう。
ガリアンは自動的に攻撃してくれる。このガリアンの矢攻撃とカナンの持つ肉弾戦が火力ソースだ。
光の石を使い続けるためにスペースキーにおもりを置いて40分(!)くらいぼーっとしていれば、大量の敵もやがて一掃出来る。

これがおそらくこの大決戦ベストの攻略法であろう。
FQシリーズらしく大部隊vs大部隊で挑みたいところだが、DF80以上の味方はそうそういないので難易度が異常に上がってしまう。
世界の命運を賭け、エリスの援軍が命を賭して未来を託したアイラの戦略がアナグマ戦法というのが何とも気まずい
だが残念これは苦闘モードだ。
こうでもしなければコロッと死んでしまうので仕方ないのである。

WS035594.jpg

大決戦場を切り抜け、魔界を更に奥深く進むと、その最深部で邪悪の神バルスが待ち受けていた。
すっかりガロアのパシリが板についている。
真の神になるとかおっかないことを言って立ちふさがるが、パシリらしく異常に弱いのでさっさと片付けて先に進もう。

この先には、この長きにわたる戦いを引き起こした、そして今や生きとし生けるもの全ての仇敵であるガロアが待ち受けている。
最後の戦いが、今始まる…!

ファーストクイーンⅢ 16日目 「汎人類連合軍結成」

WS035502.jpg

謎の魔導士ガロアの手によって始まりの地マイオンから魔物が大挙現れ、都市はことごとく壊滅させられてしまった。
地獄と化したこの世界、その所々から魔物の部隊が沸き出し、本拠地イリオンに攻めてくる。

さて、これが通常モードなら仲間にしたカナン達メガリス四将と共にすぐさま反攻作戦に出たいが、残念これは苦闘モード。
普通のモードなら四軍クラスでも撃退できる敵の雑魚部隊は、一軍クラスをもってしても防げない。
防げないのだ。
普通のFQ3をやっていた場合、この事実にビビってしまうであろう。

対応策は…ひたすらゲーム開始直後の平原で甲虫退治だ。
ここで育てるべきはアイラ隊の初期から居るスピア・スピアマンと、ビクトニアで仲間にした八剣士(ファイター)。
スピアとファイターはレベル20以上になった状態で武器屋に行くと、それぞれスピアマン・ナイトにクラスチェンジできる。
レベルの最大値が30であり、それまでパラメーターは上がり続けるので、クラスチェンジはレベル30になったら行うと良い。

そしてマイオンから魔物があふれ出した今のような状態になると、本拠地イリオンにあるアテナの元に行ってみよう。
すると更にスピアマンはスピアナイト、ナイトはゴッドナイトにクラスチェンジできる。
つまりまとめると、スピア→スピアマン→スピアナイト、ファイター→ナイト→ゴッドナイトだ。
特にゴッドナイトは非常に強く、ゲームクリアの為にほぼ必須とも言えるので何が何でも育て上げよう。

なおメガリスでの戦いの後、メガリス四将であるカナン達は別行動部隊を指揮することになる。
ソルジャー等の部下も付いてくるが、正直彼らはここからの戦いは付いていけないチャオズポジなので置いていこう。

彼らがすべきことはまずアルピア山脈まで行くことだ。

WS035496.jpg

何故ならば、これまで散々傍観者に徹してきた伝説の魔女マーサを仲間に出来るからだ。
流石に魔物がとめどなくあふれ出ている現状は、冷静な彼女をもってしてもヤバイと感じているのだろう。

彼女は流石に伝説の魔女なだけあり、多彩な魔法を誇る。
が、その多彩な魔法を使うくらいならばリカバー(全体回復)の魔法を打ちまくっていたほうがよろしかろう。

カナン隊はマーサを仲間にしたら、そのまま南下して砂漠の国エリスに行こう。
そこの王は乱心し内乱を引き起こしたのだが、意識は止まったままだった。
それは闇に通じる者が使う魔法によるもので、同じく闇に通じるカナンはそれを解くことが出来るからだ。

WS035515.jpg

かくしてエリス王は目覚め、一足先にマイオンに全軍を差し向けてくれる。
その全軍は来るべき決戦で非常に重要な役目を果たしてくれるのだ。主に肉壁として。合掌…

カナン隊はエリス王を正気に戻したらそのまま南下し海を渡り、イリオンのアイラ隊と合流しよう。
そして最終決戦用パーティーを、ひたすら甲虫を倒すことで育て上げるのだ。
そのパーティーとは、

アイラ・メガリス四将・ゴッドナイトのうちDF(防御力)が80前後以上の者3~4人

だ。
これが普通のモードだったら幼馴染のアルキアたちと最終決戦に臨みたいところだが、残念これは苦闘モード。
殆どのユニットはチャオズ化するので、なまじ連れて行っても屍を晒すだけ。
文字通り少数精鋭で挑んだ方が良いのだ。

これら精鋭に、途中で手に入れられる王家の鎧やらアテナの剣やらの強力武具をごっそり装備しよう。
闇の石などの召喚アイテムは弱すぎて全く意味が無いので倉庫にしまっておこう。
そのくらい装備も厳選しないと苦闘モードは戦い抜けないのだ。

あとメガリス四将はレベル20以上になったら武器屋でクラスチェンジできる。
こちらもレベル30まで上げて無駄なくクラスチェンジすることを激しく推奨する。

そうしてパーティー全員のレベルを30にしたら、いよいよ最後の戦いに旅立ちだ。
途中、敵対していた勢力の所にも行ってみよう。

WS035521.jpg

流石に世界全体の危機においてローカルに争っている場合ではなく、今回のプレイでは敵対していたドワーフも仲間になる。
互いに敵視していた半魚人やアマゾネスもこの世界全体の危機に手を取り合う。
これぞまさに汎人類連合軍。
種族や民族、思想や歴史を超え、生きとし生けるもの全てが手を携えるというアツイ展開になるのだ。

が、現実はそう理想通り進まず、ドワーフとエルフ、アマゾネスと半魚人は一緒のパーティーに入れると喧嘩を始めてしまう。
また半魚人と敵対してしまうと、このような危機になってもアイラ達と仲直り出来ない。

例え世界の存亡を前にしても、世界が心の底からまとまることは決して無いのだ。
この辺実にシビアである。

そうした現実を横目に見つつ、アイラ率いる世界最強精鋭部隊は、いよいよ始まりの地マイオンに殴り込む…!