2015/03/01
98版エリア88は前回のハッピーエンド?ルートで終わりましたが、
エリア88の真骨頂は漫画史の歴史に残る
全滅エンド。
このルートもしっかり再現されているのでやってみようと思います。
アスラン王宮で神崎を不意打ちせずに呼びかけると…

神崎に撃たれるシン。原作通りである。
そしてアスランから脱出するプロジェクト4残党をせん滅するミッションが始まるが…

あまりに数が多く敵機と接触するウォーレン。脱出装置は…効かない。
ウォーレン死亡。
キムが追い詰められている所をケンがすんでの所で救うが、彼の機体は既にボロボロであり…
ケン死亡。
キレるキム。
しかし
まだまだこれで終わらないのである。
ミッキーがセラをかばって不時着。
ハッピーエンドルートではそれで特に問題ないが、正史ルートでは不時着時トムキャットに火災が発生し…
ミッキー死亡。
トムキャットの火災が燃料庫に回り爆発の危険があるが、もう独りになるのはイヤとセラが飛び込み…
セラ死亡。
もはや
笑うしかないシン。
そんな折、なんと神崎から通信が入る。

神崎の野望は露に消え、彼は全てを失ったものがたどり着く所に一人たたずむ。
その名…
エリア88。

神崎はシンに一対一のサシの勝負を望む。
もう戦争は終わったんだからこれ以上人が死ぬのは見たくない!と叫ぶキムであるが…

最も信頼しあった親友でもあった神崎との約束は、例えそれが最も憎むべき敵の約束だったとしても、
何よりも重いものなのだ。

戦闘前に軽くシンを裏切った理由を話す神崎。
神崎の父はシンの母に取られ、逆上した神崎の母はシンの母を殺した後神崎もろとも心中を図るが、
生き残ったのは神崎。そして神崎はさんざん苦労した揚句シンのいる孤児院にたどり着く。
原作だと、神崎の母は赤ん坊のシンを殺そうとするが出来ず、かわりに息子と心中を図る。
そして10数年後、神崎の惚れた涼子はシンになびく。つまり神崎の愛する者は全てシンに流れる。
これが神崎がシンを裏切った理由であるが、やはりゲーム中では説明不足…というか、
決闘前に戦闘機でこんな会話するなよ!
で、決闘だが…原作では交差しつつ互いにバルカンを討ちあう西部劇的な決闘になるが、
ゲーム中の神崎は容赦なく
ミサイルを撃ってくる。
なんてやつだ…
しかもこれまた強い。強過ぎる。というか
固い。
地上空母の100倍固いB-1の更に100倍固いF/A-18!どんな材質だよ!
しかもミサイルをばかすか撃ってくるのでどんどん被弾する。
しかし何故かこちらのF-20もラストバトル補正なのかよくわからないが5発くらいくらっても死なない。
どっちもどっちである。
そして10000発位機銃を当てて…
神崎死亡!その後シンは奇跡的に生還し、パリで涼子に出会うが…

シン記憶退行!あまりに悲惨なことがアスランの地でありすぎて、シンの脳はもっとも幸せだった時期にまで退行してしまったのである…
そしてエンディングは…
真っ白!グラフィックもスタッフロールもまるでなし。
シンにとってはまさに白昼夢のような出来事であったと思うが、これはちょっと…
始めて見た時はバグかと思ってしまったじゃないか。
というわけでエリア88日記はこれで終わります。
お疲れさまでした!