ランス01 8日目 「黒幕」

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妃円屋敷の開かない扉の鍵を手に入れるため、ランスはリーザス辺境をウロウロし、無事いかなごを手に入れる。
早速ネカイに渡し彼女から鍵を貰う。
ちなみにネカイをしつこく追いかけていると彼女は足を滑らせて剣が刺さって死んでしまったりする。
そうして死体から鍵を剥ぎ取ることも出来るが、流石に後味悪すぎる…

ネカイから手に入れた鍵で閉ざされた開けると…中には裸の女の子が居た。
がははーっと衝動的にこますランスであるが、その一部始終を映像で見ているものがあった。
――王女リアだ。

彼女はサカッっているランスをみて、ペットとして欲しいという。
どうもとんでもない王女である。

妃円屋敷の捜索が少しずつ進む度に、リアの極悪非道な行いが明らかになってくる。
彼女は女学園から可愛い女の子を浚っては、酸鼻極まる拷問を施し悦に入っていた。
この屋敷に出てきた幽霊、ラベンダーもその一人である。
あまりに不条理に拷問され、その果てに死を選んだ彼女は死んでも死に切れず、幽霊としてここに残って居たのだ。

彼女の日記には、拷問は夜の9時から11時までの2時間に行われるという。
それを読んだランスは、屋敷一階にある、9時13分で止まっていた壊れた時計の針を動かす。
11時まで針を回すと…鐘が鳴る。拷問の終わりの時間だ。
そしてそれがきっかけとなり、ラベンダーは未練が吹っ切れる。

王女を止めてくれと頼み、何よりこれまで殺していた感情が蘇り、ひとしきりランスの胸元で泣く。
最後の最後に人間らしさを取り戻した彼女は、微かに笑い、そして消える…

可愛い子の損失は世界の損失であり、ランスの損失でもある。
怒りに燃えるランスはリーザス城へ殴りこむ。
リアにお仕置きする為だ。

王女の間にどかどかと入り込み、いつものちゃらんぽらんのランスとは違う、震える怒りでリアを問い詰めるランス。
が、リアはまるで悪気が無い。
嫌味すらない。
恐ろしいまでに純粋ゆえに、悪いという意味すらわかっていない印象を受ける。

教科書に書かれている文字を読むのと同じくらい感情の無い言葉で、彼女は語る。
かわいい女の子を苛め倒したいという自分の趣味の為に、女学校から「おもちゃ」を手に入れ遊んできたこと。
ペットのモンスターがすぐおもちゃを壊してしまうので、壊れないようにランスをぺットにしようと企んでいること。
そして…

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ヒカリもおもちゃとして、彼女の手の内にあること。

全ての黒幕が、リアだったのだ。
いくら世界一豊かな国の王女であるリアであろうと、これは許してはおけない。
義憤などではない。世界の可愛い子は全てランスのものだからだ!
おのれこのサド王女め…ランスは刀に手を置く。
その瞬間。
マリスの魔法でランスは昏倒させられる。


……

目覚めると、ランスは椅子に縛り付けられていた。
そして彼の目の前には数々の拷問道具があった。

冷徹な笑みを浮かべ、リアが近寄ってくる。怪しげな薬の入った注射器を持って。
何とか身をよじって脱出しようとするランスであるが、きつく縛られ全く動けない。

針が首元に触れる。
冷たい感触が伝わる。
ランス、絶体絶命。
その時…!

ランス01 7日目 「リア王女登場」

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ランスがコロシアムで呼び止められた女性は、緑のロングヘアの美人。
名をマリスと名乗った。

無論以前女学校で出会ったスアマと同一人物である。ランスは気付いていないが。
マリスはこの国の王女、リアに引き合わせる。
リア
おお、ついに出た。
後のシリーズでランスの重要な後ろ盾となる、恐ろしく政治力の高い王女様である。
ただこの頃はまだまだただの純粋な少女である。
純粋さゆえの残酷さも隠しきれていないが、鈍感なランスが気付くわけもなし。

リアはランスに依頼する。
リーザスの町にある王家の別荘、妃円屋敷に出没する幽霊を何とかして欲しいと。
そしてその見返りに、なんとヒカリの情報と、リアにあんなことやこんなことをして良い権利をくれるという。

無論残酷なリアの事だから、それ相応のことを考えているのだろうが、そんな事は鈍感なランスが気付くわけもなし。
金と女とくれば他に何も見えないランスは、いそいそと妃円屋敷へ猪突猛進するのであった。

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入るなりに幽霊に会う。
散々変なものと闘っているランスにとって幽霊の一人や二人どうってことはないが、彼女に触れた瞬間妙なイメージが頭に浮かぶ。

それは彼女が拷問にかけられ泣き叫ぶ姿、その側で聞こえる可愛らしくも冷徹な笑い声。
おそらく彼女は拷問にかけられた末に死んでしまったのだろう。そして彼女に拷問をかけていたであろう可愛らしい笑い声の主は…謎である。
まぁ大体見当は付くけれど。

彼女自身はそう悪い幽霊でも無さそうで、入るなり屋敷の入り口を閉めてしまうが暫くウロウロしていれば出ることが出来る。
それよりもこの屋敷でヤバイのは敵。

受けるダメージが尋常でなく高い敵が多く、しかも経験値まで吸い取る敵もワラワラ出る。
これまで戦闘はチップを全弾ぶつけるやりかただったが、ちゃんと防御と攻撃を使い分けないといけないようだ。
武器も心許ないし所有チップ数も少ない。
ここはガッツりレベルアップして所有チップ数を上げるか、あるいはちゃんと考えてチップ配分をしないといけない。

敵を避けつつ妃円屋敷の2Fまで来ると、盗賊団の副団長・ネカイに久々に出会う。
彼女は盗賊団壊滅後に団を抜け、ソロの泥棒として活躍していたらしい。

この屋敷には入れないところがいくつかあり、そのために鍵が必要。
彼女がその鍵を手に入れているようだが、当然の如くそのまま譲ってくれるわけでは無く、金かアイテム(いかなご)が必要。
戦闘で力付く…だとするする逃げるので結局彼女の言う通りにするしかない。

どうもランスはすばしっこい人間に苦手なのはシリーズを通して共通なようである。
レベル上げとアイテム拾いを兼ねてまたリーザス辺境をぶらぶらするかぁ。

ランス01 6日目 「コロシアム参加」

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コロシアムに参加すればそこの上位に位置するニンジャマスターと戦える。
これが恐らく城に逃げた可愛い生意気忍者であろうと踏んだランスは参加証を探すが、中々見つからない。
王は話にならんし…

ウロウロ動き回っているうちにミリーの身の上話を聞く。
不幸の身の上を嘆き、星に願った末に手に入れた絶対幸運の力。
そのお陰で何をしてもしなくても人生全てが上手く行くようになってしまい、故に無気力になってしまったと。
その星が何なのか気になるが(6に出てきたスターレベル様か?)、その話を聞いたところで参加証が手に入るわけでもなし。

どうも煮詰まったな…と思って思い出したのが情報屋の存在。
行ってみるとあっさり答えを得る。
どうやら城門の可愛らしい番兵、メナド・シセイが持っているとの事。
鬼畜王では悪い部下に騙されているイマイチ締まらないキャラだったが、01では普通の元気な少女のようだ。

早速彼女に参加証を譲ってもらうよう頼むランスだが、彼女は最近町を賑わすゾンビ退治を手伝ってくれたら、と条件を付ける。
単純にそれを聞くのは面白くないので、ゾンビ討伐数をお互いで競って勝った方が何でも言うことを聞くという条件をつけるランス。
もちろん勝ったらうはうはするためであり、ランスは色々邪魔をするが、持ち前の頑張りでことごとく切り抜け競り勝つメナド。
かたなしである。
幸いメナドは良い子だったのであまり無理難題を言われることも無かったが…

かくして参加証を得たランスはコロシアムに参加。破竹の勢いで勝ち進んで行き、ついにニンジャマスターと対峙するが…!

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相手は普通の変なおっさんだった。
まぁ予想は出来ていたが…せっかく生意気忍者をこらしめてヒカリの情報を聞こうとしたのに、振り出しに戻ってしまった。

腹いせに軽くぼこぼこにするランスであるが、さてどうしたものか。
と悩んでいるランスに、声をかける女性が。

それは…

ランス01 5日目 「ランス、国王に会う」

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城への通行証を手に入れたランスは堂々と城に入る。
城内にはコロシアムやカジノなどもあり、民衆の憩いの場になって居るようだ。

コロシアムに入ってみると日夜戦いが繰り広げられており、参加している武闘家たちのランキングが貼り出されている。
そして上位に忍者マスターなる者を見つける。
これがランスを襲ってきたあの生意気忍者だろうか?
参加すればわかるだろう。ぼこすかに叩きのめして公衆の面前の前で恥をかかせてやる!と意気込むランス。
番兵曰く、参加するには王の許可が必要らしいので、王に謁見する。

この王がまた実に砕けており、というか砕けすぎている。
認知症が始まってんじゃないかと言うくらい話が支離滅裂かつ長い。
リーザスは世界一豊からしいが、豊か過ぎるとこうなってしまうのだろうか…
結局真夜中まで話し込んだのに、参加証は貰えず。

情報としては娘のリアが地下で何らかの趣味的なことをしているということと、ヒカリをどこかで見たことがある、ということだけだった。
城内で数日過ごすも、生意気忍者に出会うことも無く参加証も貰えないので撤収する。

その後シィルのから追加情報を聞くが、クラスメート曰く、ヒカリがシャワーを浴びているときに窓ガラスが割れる音を聞いたという。
その際天井から降りてきた誰かに抱えられ去っていくことを目撃されたらしい。
これぞ例の忍者であろう。
やはりあの忍者がヒカリの失踪に深く関わっているようだ。
それにしても隠密行動すべき忍者がこうもバレバレな行動をするとは、随分間抜けな忍者である。
まぁかなみだからな!

その後武器を買いにミリーの店に行くと、盗賊に襲われていた。

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が、ランスが上手く入って来て事なきを得る。
ちなみにこの子はがランスがちょっかいかけても必ず事なきを得る。
どうも彼女は恐ろしく強い運を持っているようだ。
いずれ彼女も話に深く関わってくるのだろうか。

ランス01 4日目 「女学生スアマ」

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団長室を開けると…
そこではさらわれた酒場の娘・パルプテンクスが目隠しをされ団長にいじられていた。
おのれ、なんとうらやまし…いやひどいことを!

団長はオカマ口調だが中々強そうだ。
だが盗賊アジトを内股(変なものを食べて漏れそうになり真っ直ぐ歩けなくなる状態異常)で探索してレベルアップしたランスの敵ではない。
ざくーっと倒し、パルプテンクスを無事救出する・・・の前に、団長のフリをしてこます。鬼畜である。
その後間をおいて彼女の目隠しを外す。お陰で彼女はランスを命の恩人と見てすっかりラブラブである。
うははは。
だが、アジトにはヒカリは居なかった。

うーむ、どこに行ったのやら…と町をぶらぶらしていると、忍者が襲い掛かってきた。
ヒカリを探すなとランスに忠告してきたあの生意気な忍者である。
これはちょっと痛い目にあわせないとな、と戦闘をしかけるランス。
暗闇での不意打ちならともかく、昼間の街中であれば忍者など物の数ではない。
サクッと倒すのものの…忍者は逃げ出す。行き先はリーザス城。
どうやらリーザス城のお抱え忍者のようだ。
するとヒカリはリーザス城に居るのか?

早速正面から城に入ろうとするが、当然の如く押し返される。
通行手形が必要らしい。そんなもの持ってないぞ。
ちょっと詰まってしまったので、一旦忍者を追うのは止めて、シィルの方の首尾を確認しに学園に赴く。
すると…

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シィルはおらず、スアマという美人なんだがちょっと垢抜けすぎている女学生に出会う。
どう見てもマリスなのだが、この時間軸のランスはそんなことわかるわけない。
そのわかるわけないランスに、ちょっと浮いてるぞと言われてしまうマリ…スアマ。
後のシリーズでは物凄い有能っぷりを発揮する彼女であるが、ややずれている点は変わらないようだ。

彼女曰くシィルはお使いに行っているという。
ええい、奴隷なのだからご主人様が会いに来たとなれば正座して待っているのが礼儀であろう。
ぷんすかしてその場を後にしたランスは公園でシィルを見つける。
彼女は城にお使いに行っていたらしい。
マリスのことだからしれっとシィルを拉致監禁でもしてるのかと思いきや、考えすぎであった。

シィルが城に行けたということは、通行手形を持っていることになる。
当然の如く有無を言わさずシィルから通行手形を取り上げるランス。
これでいよいよ城に潜入できる。
待っていろよヒカリちゃんにかなみ…じゃなかった、なまいき忍者め。

・・・の前にステータス画面をおもむろに見てみるが、もう進行度50%だった。
何か随分ボリュームが少ない気がするのだが…