2023/06/07
聖剣伝説2 7日目 「フラミー」

四季の森を抜け妖精の村に辿り着くと…そこは既に崩壊していた。
この近くにある風の神殿に祀られている風の種子、その封印を解くために行きがけの駄賃という奴だ。
何てふらちなやろうどもだ。
おそらくこうして各地で戦禍をばら撒いているのだろうが、問題はこれだけではない。
世界は8つの種子によってマナの力が満ち、それが故にマナと共にある妖精もこの世界に存在できるのだ。
マナの要塞の復活の為に世界中のマナの力が奪われることは、この世界から妖精が消えることを意味する。
つまりポポイが消えてしまう。
ポポイは元々はぐれ妖精だったので、故郷に送り届けるまで共に旅をするというのが約束だった。
だがこうなってはポポイもランディと共に世界を、いや妖精を救う旅に出るしかなくなったのだ。
気弱で流されるままだったランディは世界中で燃え盛る戦禍の炎を見て、少しずつ自立心が芽生えていくのであった。
…かどうかはわからないが、今後ポポイの魔法が無ければ話にならないのでほっと胸をなでおろしているのは確かであろう。

この世界の危機を救うには伝説の白竜の力を借りねば、と神殿の主に言われたランディ達。
それが住むといわれるマタンゴ王国の奥地にまで進むが、そこに巨大なヘビが立ちはだかる。
こいつは体当たりされると大ダメージを受ける上、ちびっこという妙な状態異常をかけられ魔法やアイテムが使えなくなる。
ここまで来るとディテクトという風魔法をプリムが使えるので、これで敵の弱点を調査できる。
どうやら雷に弱いようなので、ポポイはひたすらサンダーボルトの魔法を使って倒していこう。
ここからはディテクト→弱点調査→ひたすら弱点属性の魔法という手順となる。
なので魔力を回復できる魔法のくるみが必須となる。少々値が張るが必ず満タンまで買っておこう。

ヘビを倒し洞窟の先を進むと、そこに伝説の白竜は…おらず、子供の竜が居た。
どうやら親であろう白竜は瀕死だったのか、あるいは子供をかばったのか、先の大蛇に殺されてしまったらしい。
親を失った子竜をここに置いていても餓死するだけなので、マタンゴ王国の王様に頼んで世話をしてもらう。
名前はフラミーと名付けられた。
マタンゴ王国の住人はきのこ人間のくせになかなかなセンスである。
フラミーはインプリンティングという奴か、あまり人見知りしないようだ。
成長が楽しみであるが世界を救う旅を続けるため、ランディ達は先を急ぐ。
ここから最も近い神殿はカラッカ王国にある火の神殿。
帝国の魔の手が伸びていなければよいのだが…