ファーストクイーンⅢ 16日目 「汎人類連合軍結成」

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謎の魔導士ガロアの手によって始まりの地マイオンから魔物が大挙現れ、都市はことごとく壊滅させられてしまった。
地獄と化したこの世界、その所々から魔物の部隊が沸き出し、本拠地イリオンに攻めてくる。

さて、これが通常モードなら仲間にしたカナン達メガリス四将と共にすぐさま反攻作戦に出たいが、残念これは苦闘モード。
普通のモードなら四軍クラスでも撃退できる敵の雑魚部隊は、一軍クラスをもってしても防げない。
防げないのだ。
普通のFQ3をやっていた場合、この事実にビビってしまうであろう。

対応策は…ひたすらゲーム開始直後の平原で甲虫退治だ。
ここで育てるべきはアイラ隊の初期から居るスピア・スピアマンと、ビクトニアで仲間にした八剣士(ファイター)。
スピアとファイターはレベル20以上になった状態で武器屋に行くと、それぞれスピアマン・ナイトにクラスチェンジできる。
レベルの最大値が30であり、それまでパラメーターは上がり続けるので、クラスチェンジはレベル30になったら行うと良い。

そしてマイオンから魔物があふれ出した今のような状態になると、本拠地イリオンにあるアテナの元に行ってみよう。
すると更にスピアマンはスピアナイト、ナイトはゴッドナイトにクラスチェンジできる。
つまりまとめると、スピア→スピアマン→スピアナイト、ファイター→ナイト→ゴッドナイトだ。
特にゴッドナイトは非常に強く、ゲームクリアの為にほぼ必須とも言えるので何が何でも育て上げよう。

なおメガリスでの戦いの後、メガリス四将であるカナン達は別行動部隊を指揮することになる。
ソルジャー等の部下も付いてくるが、正直彼らはここからの戦いは付いていけないチャオズポジなので置いていこう。

彼らがすべきことはまずアルピア山脈まで行くことだ。

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何故ならば、これまで散々傍観者に徹してきた伝説の魔女マーサを仲間に出来るからだ。
流石に魔物がとめどなくあふれ出ている現状は、冷静な彼女をもってしてもヤバイと感じているのだろう。

彼女は流石に伝説の魔女なだけあり、多彩な魔法を誇る。
が、その多彩な魔法を使うくらいならばリカバー(全体回復)の魔法を打ちまくっていたほうがよろしかろう。

カナン隊はマーサを仲間にしたら、そのまま南下して砂漠の国エリスに行こう。
そこの王は乱心し内乱を引き起こしたのだが、意識は止まったままだった。
それは闇に通じる者が使う魔法によるもので、同じく闇に通じるカナンはそれを解くことが出来るからだ。

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かくしてエリス王は目覚め、一足先にマイオンに全軍を差し向けてくれる。
その全軍は来るべき決戦で非常に重要な役目を果たしてくれるのだ。主に肉壁として。合掌…

カナン隊はエリス王を正気に戻したらそのまま南下し海を渡り、イリオンのアイラ隊と合流しよう。
そして最終決戦用パーティーを、ひたすら甲虫を倒すことで育て上げるのだ。
そのパーティーとは、

アイラ・メガリス四将・ゴッドナイトのうちDF(防御力)が80前後以上の者3~4人

だ。
これが普通のモードだったら幼馴染のアルキアたちと最終決戦に臨みたいところだが、残念これは苦闘モード。
殆どのユニットはチャオズ化するので、なまじ連れて行っても屍を晒すだけ。
文字通り少数精鋭で挑んだ方が良いのだ。

これら精鋭に、途中で手に入れられる王家の鎧やらアテナの剣やらの強力武具をごっそり装備しよう。
闇の石などの召喚アイテムは弱すぎて全く意味が無いので倉庫にしまっておこう。
そのくらい装備も厳選しないと苦闘モードは戦い抜けないのだ。

あとメガリス四将はレベル20以上になったら武器屋でクラスチェンジできる。
こちらもレベル30まで上げて無駄なくクラスチェンジすることを激しく推奨する。

そうしてパーティー全員のレベルを30にしたら、いよいよ最後の戦いに旅立ちだ。
途中、敵対していた勢力の所にも行ってみよう。

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流石に世界全体の危機においてローカルに争っている場合ではなく、今回のプレイでは敵対していたドワーフも仲間になる。
互いに敵視していた半魚人やアマゾネスもこの世界全体の危機に手を取り合う。
これぞまさに汎人類連合軍。
種族や民族、思想や歴史を超え、生きとし生けるもの全てが手を携えるというアツイ展開になるのだ。

が、現実はそう理想通り進まず、ドワーフとエルフ、アマゾネスと半魚人は一緒のパーティーに入れると喧嘩を始めてしまう。
また半魚人と敵対してしまうと、このような危機になってもアイラ達と仲直り出来ない。

例え世界の存亡を前にしても、世界が心の底からまとまることは決して無いのだ。
この辺実にシビアである。

そうした現実を横目に見つつ、アイラ率いる世界最強精鋭部隊は、いよいよ始まりの地マイオンに殴り込む…!

ファーストクイーンⅢ 15日目 「真相」

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アイラ隊はメガリス国の居住区を抜け、更に地下深く進撃していく。
そこにはレッドナイトが待ち受けていた。
無論敵わないのでスタコラサッサとやりすごすと、ただっ広い神殿のようなところに出た。

ここもまた難所だ。
敵ソルジャーの大群に加え、強敵のブラックナイト軍団による波状攻撃を喰らってしまう。
ここの攻略法は、画面に入ったら即右に移動すること。
そうすればブラックナイト軍団は高台にひっかかるので、まずソルジャーを殲滅してから部隊を止めアルキアのみ北上。
そして高台のブラックナイトをのんびり撃ち殺せばよろしい。
苦闘モードとは言え相手の思考ルーチンは相変わらずなので、この辺大助かりである。

ここではメガリスの神官が居る。
邪教を信じるヤバい人々と思いきや彼らなりの正義があるようで、彼らにして見ればアイラ達の信じる神こそ邪悪。
人々に安寧という名の停滞を与え、それ以上発展させないとんでもない神だと言う。

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先で待ち受けるメガリス四将のうちの3人も同様の思想のようだ。
どころか、この戦争を引き起こしたのはアイラたちイリオン側だと彼らは言って来る。
人間を怠惰にさせ世界を滅ぼそうとしている諸悪の根源こそ、アイラ達イリオン側の神だと。

どうもおかしい。
そもそも戦争の発端はビクトニアにメガリスが妙な魔導士ガロアを送り込んだからじゃないか。
ところがその事実をメガリス四将たちは知らないという。
これはつまり…彼らが信仰するバルス神と言うのが怪しいのではないか。

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敗北を察した四将は自らの神バルスに助けを求めるが、この神がとんでもないフラチなヤロウであった。
妙な魔導士ガロアはバルス神の上司であり、ガロアの計略によってバルスが動き、メガリスの人々を捨て駒にしていたのだ。
ガロアはビクトニアやエリスでメガリスに見せかけた戦端を次々と引き起こし、イリオンの注意をメガリスに釘付けにさせた。
その間に恐るべき計略を成就するために。
その計略とは…

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始まりの地マイオンにある魔界の結界を開くこと。

騙されたと知ったメガリス四将はこちら側に付くが、彼らが外に出た時に見たもの。
それは、魔物があふれ出し地獄と化した地表だった…

ファーストクイーンⅢ 14日目 「メガリス突入」

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敵国メガリスの最終防衛線を突破し、他のイベントもこなしすることも無くなったのでいよいよ突入する。

ここはいきなりレッドナイトの大群が出迎えてくれる。
此奴がまた一人一人が異常に強く話ならないので、ちゃんと部隊を考えて編成しなければならない。

まず召喚アイテムは持たず、ちゃんと強めの装備に持ち替える。
FQシリーズでは召喚はかなり強く、FQ3苦闘モードでもそれなりの力は発揮してくれる。
しかしここまで来ると敵が強すぎて焼け石に水過ぎ、むしろ召喚アイテムを持つこと自体がデメリットにすらなるからだ。
そして人員自体もHPが500以上かつDF(防御力)・DR(防御率=回避率)が70前後以上ある者に厳選する。
具体的に言えばアイラの一番最初の部隊やアイサル八剣士を最高レベルまで育ちクラスチェンジしたのを更に育て上げた者。
あとは最初から居るアイラの友人勢(アルキア・サリオス・ノーラ)。
ゼノンという爺さんも一番最初から仲間になるが、HPが乏しいのでそれは置いておこう。
老兵にメガリスは過酷過ぎるのだ。

で、ここまで用意しても…勝てない
なんだそれは!
それがFQ3の苦闘モードなのだ。

ではどうすればいいのか。
それは…

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逃げる
まずメガリス国に入ったらシフトキーを押しすぐ部隊を下げる。
その後レッドナイトがこちらに気付いて向かって来るので、間隙を縫ってアイラを全速力で駆け抜ける。
味方はボコボコにされるが構わず走れ走れ、そして右方面にある建物に入る。
そうすれば味方も全員回収でき、レッドナイトもやり過ごせる。
無論アイラがレッドナイトに捕まったら一瞬の終わりだ。
どうもFQ3苦闘はこんな戦い方ばかりである。

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ひとたび建物に入ればレッドナイトはメガリス入り口近辺に再び配備されるので、後はのんびり探索出来る。
左手にはガリアンがおり、アイラの持つ神の力と彼の術によってメガリス本拠への道を開いてくれる。
戦を引き起こした相手の神バルスとの最後の決戦への道を。

レッドナイトにすら猛然と脱兎のごとく逃げ出すアイラ隊が神に叶うとも思えないのだが…
しかもここでガリアンは仲間になってくれるかと思いきやまたもやホイホイ先に行ってしまう。
この男、せっかちすぎる。こちらの弱さを何だと思っているのか。

ここまで相当な難敵に追い散らされてきたので、中に入ったら一体どれだけの強敵が居るのだろう。
と思いきや…

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人々が全力で戦争責任を回避するのに躍起だったりする。
まぁある意味これも戦争のリアルな姿か。

しかし戦争を引きおこしたバルス神とその神官は健在だ。
気を引き締めて進撃せねばなるまい…

ファーストクイーンⅢ 13日目 「国境の戦い」

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アイラ隊はいよいよメガリス国への突入を敢行する。
国境で待ち受けるは敵の大群二部隊に加えおまけにゴブリンまで遊撃してくる。
苦闘モードということもあり、まともにぶつかってはあっという間に全滅する。

その対処法は如何に…なのだが、それは開戦してからすぐ左に全部隊を動かすということだ。
すると敵の二部隊のうちいくらかが南にある山にひっかかって少しずつしか進撃してこないので、それを確固撃破すればいい。
またゴブリンはどうやら一度開戦してからすぐ脱出し、もう一度戦場に入れば居なくなっているようだ。
日和見過ぎる…世界征服の準備で忙しいのかもしれないけど。

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こうしてあらかた確固撃破出来たら部隊を南下させ、南の山に引っ掛かっている敵を釣り出し残りも撃破。
これでこの難戦もクリアできるであろう。

とにかくFQ3の苦闘モードはヤバすぎる。
FQ4の場合、疲労度システムのお陰で例え苦闘モードでも全体的な難易度は低めだった。
だがFQ3は本気で殺しに来る。部隊が最大レベルでも全く安心できず、装備もしっかり吟味しないといけないだろう。
歯ごたえがありすぎるのだがそれが楽しいという所までは微妙に届いておらず、それが少し勿体ない。
まぁ苦闘して楽しいというのもおかしな話であるが。

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メガリス領内の砦に進撃すると、中にはガリアンと言うダークエルフが囚われていた。
彼はメガリス四天王の一人なのだが、どうも国が崇める神やその教義と反りが合わず、こうして投獄されてしまったという。
敵もなかなか複雑なようである。
ともかく強そうなので仲間になってくれるのかなと思いきや、メガリス地下の封印を解くため現地で落ち合おうという事だ。
このあたりは敵が強すぎるので現地で落ち合うではなく現地まで同行してほしいのだが…

何しろメガリス本国へちょっと足を延ばしてみたら、レッドナイトという強そうな敵兵に一瞬で殺されそうになってしまったのだ。
部隊は既に最高レベルなのにこれ以上どうしろと言うのか。
詰まってしまったので、残りのイベントを消化していく。

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モゴラの人質を解放したことで、モゴラかタラキナどちらかの部隊を貰えるようになる。
こちらは個人的にはタラキナの方がおススメだ。
兵が高ステータスで2軍くらいには即なれるからだ。
モゴラの方はタラキナの宗主国の割に兵自体は弱い。2.5~3軍レベルだ。
支配者の胡坐をかきすぎたということであろう。

あとモゴラ隊は敵リーダーを倒すと兵を仲間に出来る場合もあるが、タラキナ兵は部隊として出てこないのでその機会も無い。
つまり全兵種コンプをしたいならタラキナ一択でもあるからだ。

さて、これでこの段階で出来るイベントは全てこなした。
残るはメガリス国なのだがやはり強い。
本当にどうするんだこれ…

ファーストクイーンⅢ 12日目 「三つ首竜」

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モゴラやタラキナからの情報によると、モゴラはメガリスに人質を取られたためメガリスに協力せざるを得ない。
その人質はオイリアの砦に捕らわれているが、そこの守りは強固。
しかしその道中に潜む化け物を倒せばその化け物に封じられている泉の精の力を借りられるかもしれない…ということだ。

その化け物というのが、上の写真にある三つ首竜。
此奴はまともに戦うとこのゲーム最強クラスの強さを誇る。
アイスや稲妻の魔法に加え、攻撃を与えるとクエイクの魔法で味方全体にダメージを与えてくる。
苦闘モードは無論、普通のモードでも大変難儀するボスなのだが…ここでやっぱり役に立つのがアルキア。

まずこの竜の居る部屋に入ったら、部隊全体を止めて動かないようにしてから、カーソルキーを押して味方全員を表示する。
その後光の石をもったアイラだけを動かす。その際に味方も動いてしまった場合は一番下に戻しておく。

そしてアイラだけで竜に突っ込んでいく。
が、攻撃はしなくていい。

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画面下に矢があるが、これは後方に布陣しておいたアルキア様が自動的に攻撃してくれてるのだ。
あとはアイラは画面の位置で光の石を使って体力を回復しつつのんびり立っていればいい。
クエイクの魔法はターゲットにされた味方の半径いくらかの仕様なようで、ここに居れば後方の味方はダメージを受けないのだ。

こうしてあっさり最強ボスは倒れる。モンスターハンターアルキアやばすぎである。
そして泉の精が現れお礼に力を貸してくれる。
その力は…

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洪水を引き起こし、オイリアの砦を守る守備兵を全滅させてしまう。
誠におったまげた精霊もいたもんである。
守備兵は水を抜くため慌てて開門。
かくしてアイラ隊はオイリアの砦を攻め落とし、いよいよメガリス国の領内へと進撃する。

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しかしそこでは、メガリス守備兵が大挙して待ち受けてた。
しかも画面上からはゴブリンの大群まで攻めてくる始末。
苦闘モードのため、力押ししてはすぐに体力が尽きてしまう。
そしてここでは精霊の加護も得られない。
この鉄壁の守り、どのように突破すべきか…!