聖剣伝説2 7日目 「フラミー」

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四季の森を抜け妖精の村に辿り着くと…そこは既に崩壊していた。
この近くにある風の神殿に祀られている風の種子、その封印を解くために行きがけの駄賃という奴だ。
何てふらちなやろうどもだ。

おそらくこうして各地で戦禍をばら撒いているのだろうが、問題はこれだけではない。
世界は8つの種子によってマナの力が満ち、それが故にマナと共にある妖精もこの世界に存在できるのだ。
マナの要塞の復活の為に世界中のマナの力が奪われることは、この世界から妖精が消えることを意味する。
つまりポポイが消えてしまう。

ポポイは元々はぐれ妖精だったので、故郷に送り届けるまで共に旅をするというのが約束だった。
だがこうなってはポポイもランディと共に世界を、いや妖精を救う旅に出るしかなくなったのだ。
気弱で流されるままだったランディは世界中で燃え盛る戦禍の炎を見て、少しずつ自立心が芽生えていくのであった。
…かどうかはわからないが、今後ポポイの魔法が無ければ話にならないのでほっと胸をなでおろしているのは確かであろう。

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この世界の危機を救うには伝説の白竜の力を借りねば、と神殿の主に言われたランディ達。
それが住むといわれるマタンゴ王国の奥地にまで進むが、そこに巨大なヘビが立ちはだかる。
こいつは体当たりされると大ダメージを受ける上、ちびっこという妙な状態異常をかけられ魔法やアイテムが使えなくなる。
ここまで来るとディテクトという風魔法をプリムが使えるので、これで敵の弱点を調査できる。
どうやら雷に弱いようなので、ポポイはひたすらサンダーボルトの魔法を使って倒していこう。
ここからはディテクト→弱点調査→ひたすら弱点属性の魔法という手順となる。
なので魔力を回復できる魔法のくるみが必須となる。少々値が張るが必ず満タンまで買っておこう。

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ヘビを倒し洞窟の先を進むと、そこに伝説の白竜は…おらず、子供の竜が居た。
どうやら親であろう白竜は瀕死だったのか、あるいは子供をかばったのか、先の大蛇に殺されてしまったらしい。
親を失った子竜をここに置いていても餓死するだけなので、マタンゴ王国の王様に頼んで世話をしてもらう。
名前はフラミーと名付けられた。
マタンゴ王国の住人はきのこ人間のくせになかなかなセンスである。

フラミーはインプリンティングという奴か、あまり人見知りしないようだ。
成長が楽しみであるが世界を救う旅を続けるため、ランディ達は先を急ぐ。
ここから最も近い神殿はカラッカ王国にある火の神殿。
帝国の魔の手が伸びていなければよいのだが…

聖剣伝説2 6日目 「妖精の村」

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水の神殿に祀られているマナの種子が盗まれた…ということで色々捜索してみると、どうやらガイアのへその奥にある模様。
すわ種子を盗んだのは帝国か超常現象か…と思いきや、そこにあったのは巨大な移動戦艦。

この戦艦の主であるスコーピオン団という、いかにもタツノコ三馬鹿然した連中がぬすっとの正体らしい。
何でもマナの種子のエネルギーを動力源としたロボットで世界を支配しようとしているようだ。

果たしてそのロボットは襲い掛かってくるが、タツノコアニメの定石通り戦っているうちに暴走し爆発。
相手は捨て台詞を遺して逃げていくが、この手の敵は案外最後までしつこく付きまとって来る。
困ったものであると嘆息しつつ、種を取り戻し水の神殿に戻ると…

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帝国四天王が1人、ゲシュタールというキザっぽい奴が神殿を占拠していた。
ルカ様の命と引き換えに種をよこせということだ。
人の命には代えられぬ…というか嫌だというとここから一向に進めなくなるので仕方なく言う事を聞く。

しかし帝国はその種を持ち出すのではなく、神殿にそのまま納めてしまった。
ただし封印を解いた状態で。

どうやら帝国は全世界にある8つの神殿にある種の封印を全て解くことで、古代兵器マナの要塞を復活させようとしているようだ。
それを食い止めるには世界中の神殿を巡りマナの種子から聖剣の力を解放するしかない…!
と、いつの間にかそこらへんに居たジェマに頭ごなしに言われてしまう。神殿も守れなかったくせに随分偉そうだ。
イヤだと言っても駄々をこねると先に進めないので承諾するしかない。
当時は矢継ぎ早に起るイベントをひたすら楽しんでいたが、今改めてこのゲームをやると強引な連中ばかりでどうしようもない。

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仕方ないので言われるがまま種の捜索を進める。
上の大地という、北の方角の地にある風の神殿に祀られている種子が危なそうということで、大砲でそこに打ち込まれる。
この辺はポポイの故郷である妖精の村があるところだが、あたりは一面の大森林。
これらの森林は四季をモチーフにしているとのことで、四季の順に巡れば妖精の村への入り口が現れるらしい。

四季の森を巡っていると、時折竜みたいなものが画面を横切ってい行く。
何やら謎めいているが、現時点ではこの竜の正体はまだわからない。

聖剣伝説2 5日目 「タナトス」

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悪の帝国の四天王が1人、タナトスを追って古代遺跡に入るランディ達。
この古代遺跡の敵は回避が異常に高い敵が多く、ついつい魔法に頼りたいところだ。
魔法をガシガシ使って快進撃すると、奥に祭壇のようなところがあり、そのてっぺんでタナトスが待ち受けていた。

彼ら帝国の目的はかつて世界を滅ぼしたと言われるマナの要塞の復活。
マナという森羅万象の力を悪用した神々はマナの要塞を作り互いに覇権争いをした挙句滅びた。
再びその神の兵器を復活させ世界を支配しようというのだ。
その足掛かりとして魔女をそそのかしパンドーラ王国の人々を腑抜けにし制圧しようとした。

そこまではわかるのだが、彼はやたらディラックに拘っている。
魔女の魔法も効かないディラックを、タナトス自らの魔力で縛って稚児のように隣に立たせている。
マナの要塞の復活にディラックは関係ないような気がするのだが…と訝しんでいると、ランディ達は穴に落とされてしまった。
そこに居たのは…

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ルームガーダー。
聖剣伝説2名物、ルームガーダーとの戦いになる。
こいつは上から徐々に下りてきて、しまいには上の写真のように押しつぶしてしまう。
こうなる前にひたすら攻撃しないといけないのだが、何しろ物理防御が高い、というかこちらの物理攻撃力が低い。

頼みはポポイの魔法攻撃なのだが、タナトスの元に来るまで魔法を使い過ぎ魔力がすっからかんになっていた。
かといって魔法を使わずここまで来ると、魔法を使えば使うほどレベルが上がるこのゲームの場合、決定力不足に悩む。
結局魔法を使いまくりある程度レベル上げしたうえで一旦休息し決戦に臨む…といったルーティンが大正義となる。

この時代のRPGは全時代のPCゲーのような露骨な経験値上げは無い。
が、後年のRPGのようにシナリオを進めていたら適正にレベルが上がっていたというほどフレンドリーでもない。
この微妙なバランスは当時の空気をリアルタイムで吸っていたおっさんだけが楽しめる特権と言えよう。特権…なのか?

何回かロードし修行し直し何とかルームガーダーを倒したランディ達。
タナトスたちは律儀にも待っていたが、ディラックは貰っていくと捨て台詞を吐いて消えてしまった。
どうも挙動不審にすぎる変な奴だが、とりあえずパンドーラ王国最大の危機は去った。

祭壇を破壊したことで魂が解放され、パンドーラ王国の人々は次々と勝機を取り戻していく。
なんと王国の誇る騎士ジェマまで魂を抜かれていた。オビワンケノービみたいに何となく偉そうだったのに情けない。

ともかくディラックに利用価値があるということは殺しはしないだろう。
どうやってディラックを奪還するか…彼はプリムの思い人ではあるが、ランディとしては正直他人である。
そのプリムの恋の追走劇に巻き込まれるとは、相変わらずのランディであった。

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更に水の神殿に寄ったところ、マナの種子が盗まれたので探してくれとまで頼まれる。
どうもランディは雑用を押し付けられすぎだ。
まぁ学校や会社とかでもそういう人はいる。平時では絶対に出世できないタイプであろう。

聖剣伝説2 4日目 「精霊魔法」

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北の魔女エリニースの繰り出すタイガーキメラを倒したランディ達。

エリニースはすっかり戦意喪失してしまっていた。
もともとエリニースはそんなに悪い魔女ではなかったのだが、自身の魔力の源である魔法の薬草が枯れてしまった。
打ちひしがれる彼女に対し、薬草をやるからパンドーラ王国の人々の魂を抜けとそそのかす人物がいた。
その人物とは、ここ最近きな臭い動きをしている帝国…ヴァンドール帝国の四天王の一人、タナトス。
人の弱みに付け込むとは実にフラチなやろうだ。そのうち叩き切ってやる、と意気込むところで水の神殿からのヘルプ。

行ってみると、ルカ様から神殿の隣の滝に住む水の聖霊ウンディーネの結界が切れたので見に行ってほしいと言われる。
見に行くくらいなら自分で出来る気もするのだが…おばあちゃんなので仕方ないか。見た目は幼女だけど。

そのウンディーネは妙な敵に襲われていたようで、それを助けお礼にプリムは魔法を授けてもらう。
特に最重要魔法と言って過言ではない体力回復魔法ヒールウォーターを使えるようになるのはでかい。
ポポイも強力な攻撃魔法を授かって大変喜んでいる。
ランディも喜んでいるが彼には何もなし。ひどい。

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魔法を覚えたことでガイアのへその奥深くにある地下神殿に進めるようになる。
そこはファイアギガースが陣取っていたが、覚えたての魔法を使い挑んでいく。
プリムは魔法を使いランディにアイスセイバーのエンチャント。ポポイはフリーズの魔法で攻撃。
これが最近のゲームなら道なりに進んでも倒せるが、この時代のゲームはまだまだレベル上げという行為が必要になっている。
魔法はレベルが大正義であり、使い続ければ経験値が溜まり増えていく。
この意図的な使用を要所要所でしないと、魔法を覚えて初のボスとはいえ結構苦戦するであろう。
写真ではレベル0だが、出来ればレベル1まで上げて挑みたい。

ファイアギガースを倒すと、こいつにシメられていた精霊ノームが力を貸してくれる。
と同時にポポイが記憶を取り戻す。
彼の住処はこことは別の場所にある森らしい。そこに帰るまでは付き合ってくれるということだ。
しかし名前は思い出さなかったのか、名前はランディが適当に付けたポポイのままだが。

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ランディ達はだいぶ強くなったので、いよいよパンドーラ王国の遺跡に挑む。
ここにはタナトスにさらわれたプリムの思い人ディラックが囚われているはずだ。

しかしここまで来るのに時間をかけすぎたのか、もはや国民や兵士の大部分が精気を抜かれてしまっていた。
これまで正常だったプリムの親友パメラも、タナトスの魔の手にかかってしまったのか何だかとてもラリってしまっている。
これは急がねば…!

聖剣伝説2 3日目 「北の魔女」

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パンドーラ王国の兵や民の魂が抜かれているというころで、その元凶と思われる北の妖魔の森に住まう魔女討伐に向かう。
一国の軍隊を差し向けてダメだったのがモヤシ男ランディにどうにかできるわけないと思うのだが、これも聖剣の試練であろう。

が、この妖魔の森は岩で塞がれており、どうやら斧が必要なようだ。
そこでいったん戻って南方にあるガイアのへそという場所に行ってみることとする。
この辺にはドワーフが済んでおり、彼らなら斧を持っているであろうという算段だ。
水の神殿のルカ様曰く、このあたりにはマナの種子を祀る地下神殿があるそうなので、ついでに聖剣もパワーアップしていこう。

で、そのドワーフの村では悪戯好きの妖精に金を巻き上げられる。
どうにも受難続きのランディであったが、妖精もこう見えて大変であった。
洪水で妖精の里からこのガイアのへそまで流され、そのショックで自分の名前や故郷の記憶を失ったらしい。
それでもなんとか里に戻る旅費を稼ぐため、こうして旅人から金を巻き上げていたのだ。
里の位置も知らないのに旅費を稼ぐとか詭弁な気もするが、妖精は悪戯好きが相場だしまぁ良い。
旅を続けているランディにくっついていけば記憶が戻るかもとドワーフの村長は提案。
名前を忘れた彼にランディはポポイという適当な名前を付け、斧も貰って旅を続ける。

なんだかうまく言いくるめられて厄介者を押し付けられただけな気もするが…
ランディの周りの大人はこんな連中ばかりである。

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ともかくこれで妖魔の森を進めるようになったので、再び魔女討伐に進む。
そこでは案の定パンドーラ王国の魔女討伐隊がすっかり腑抜けになり捕まっていた。
プリムの思い人、ディラックもだ。

ところがなぜかディラックだけ魔女の術が効かないようなので、彼だけパンドーラの古代遺跡に転移させられる。
それが魔女を使ってパンドーラ王国を腑抜けにしたのち攻め落とそうとたくらむ、帝国の魔法騎士タナトスの命令だからだ。

攻め落とすだけなら術が効かないというディラックはそこらへんの柱に縛り付けておけば良いだけな気もするが…
どうもきな臭いなと考える間もなく、魔女は子飼いの魔物タイガーキメラを繰り出してくる。

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此奴はぴょんぴょん跳ねて非常にすばしっこい。
そして体当たりを受けるとダウンしてしまう、なかなか厄介な敵だ。
この時点では弱いプリムやポポイは、介護するだけリソースの無駄なので捨て置いた方がよかろう。
ある程度やっていれば動きが読めるので、着地した所をチャージ攻撃を叩き込めばよい。

チャージ攻撃というのは攻撃ボタンを押し続けるとできる攻撃で、チャージ段階によってさまざまなモーションで繰り出せる。
判定はかなり独特で、ダウンさせられたと思いきやダメージを与えられていたりする。
この独特の使い勝手を学ぶにはちょうど良いボスであろう。

ちなみに有名な話であるが聖剣伝説2はバグが多く、特にボス戦の後にランディが消える(!)というバグがある。
始めてこのゲームをクリアした時はそのバグのままクリアしていたりした。
マナの剣がなくともエナジーボールという魔法を使えばラスボスに攻撃が通るのだ。
この技を発見した時はガッツポーズをしたものだが、普通にプレイする分には全く持って役に立たない知識であった。